お花や日々の出来事を

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バイモ(貝母)

2019年03月23日 | 日記
ユリ科バイモ属。 半つる性多年草。 地下に鱗茎を持ち、梅雨期から休眠する。 鱗茎は二つの厚い貝状の鱗片が相対しており「貝母」の名のもととなっている。 別名:アミガサユリ(編笠百合)、バイモユリ(貝母百合」。 原産地:中国原産。 日本へは江戸時代に花を観賞するためでなく、鱗茎を薬用にするために育てられました。 漢方としては、主に風邪の万能薬として使われたようです。 薬用になる鱗茎の部分は肥大すると丸くなるが、これが「貝」が合わさったように見えることから、「貝母」の名がついた. 薬効:咳止め、止血、解熱、〈生薬名・貝母〉。 日本では、本州、四国、九州の全国で栽培され、観賞用に一般家庭でも植えられている。また、半野生化もしている。 草丈20~40cm。 開花期:3月~5月。 茎頂に2つ程の花を下向きに咲かせる。花被片は淡緑色で6個ある。花径は3㎝程で鐘状花で、内側に黒紫色の網目状斑紋を持つ、そのため別名の編笠百合の名がある。 3月21日、4月25日の誕生花。 花言葉:「謙虚な心」、「努力」、「威厳」。
写真  バイモ(貝母)3月22日清川町 
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トサミズキ(土佐水木)

2019年03月22日 | 日記
マンサク科トサミズキ属。 落葉性低木、地際から太い枝を出し茂ります。 葉は丸っこい卵形で、裏面は粉をふったように白っぽくなります。主な開花時期は3月下旬から4月。 葉が出る前に枝からぶら下がるように黄色い花を咲かせます。 花穂は長く伸びて7輪前後の花をつけます。 オシベの先端の葯が暗紅紫をしています。 草丈1~5m。 原産地: 日本(四国)原産。 四国に分布する落葉低木∼小高木です。 高知県(土佐)の蛇紋岩地に野生のものが多く見られるため、この名前があります。 ミズキと名前がつきますが、ミズキ科でなくマンサク科の植物です。 これは葉の形がミズキ科の樹木に似ていることにちなみます。 開花期:3月~4月。 早春から明るい黄色の花を咲かせ、レンギョウやマンサクと同様、江戸時代から庭木や盆栽、切り花として親しまれてきました。 海外へは19世紀シーボルとにより紹介されました。 3月18日の誕生花。 花言葉:「清楚」、「愛」、「伝言」、「優雅」。
写真  トサミズキ(3月14日清水公園)
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ユキヤナギ(雪柳)

2019年03月21日 | 日記
バラ科シモツケ属。落葉低木、耐寒性、耐暑性いずれも強い。 ユキヤナギは春、枝垂れた枝先の長い穂にたくさんの花を咲かせて人目を引き、花壇や公園によく植えられている。 近年はフジノピンクなどの花弁の外側がピンクの品種が植えられることが多く、白一色だけのユキヤナギにも色幅が増えました。 別名:コゴメバナ(小米花)、コゴメヤナギ。 ユキヤナギの和名は、葉がヤナギに似て白い多数の花が、雪をかぶったように見えることから付けられました。 原産地:中国、中国という説もあるが日本原産と考えられている。 庭木だけでなく、切り花としてもよく利用されています。強健で生育も非常に旺盛なので、花後に地際から刈り込んでも秋までに新梢がⅠm以上伸び、翌年もよく開花します。 日本では本州から西側によく見られ、川の近場の岩などに生息します。 開花期:3月~4月。 5弁の白い花、花径は7~8㎜と小さな花、花は葉が出る前に咲き始めます。 3月22日の誕生花。 花言葉:「愛嬌」、「愛らしさ」、「賢明」、「殊勝」、「静かな思い」。
写真  ユキヤナギ (3月18日 川口川ほとり)
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ツクシ(土筆)

2019年03月20日 | 日記
トクサ科トクサ属。 トクサ科の多年草、。スギナ(杉菜)はシダ植物で、日本に生育するトクサ類では最も小柄です。 浅い地下茎を伸ばしてよく繁茂する。 生育には湿気の多い土壌が適しているが、畑地にも生え、難防除雑草です。その栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆)と呼ぶ。ツクシのほうは食用とされる。 春に地下茎からツクシという胞子茎(胞子穂、胞子体)を出し、胞子を放出する。 薄茶色で袴と呼ばれる茶色で輪状の葉が茎を巻いている。 本来は袴は植物の茎の部分を覆っている皮のことで、ツクシの場合土中から生える時に、穂先などを保護する役割を持っており、成長後も残っている。 高さ10~15cm程。 原産地:北半球の温帯。 ツクシの名は、土から出てきた胞子茎は、伸びる前は先端まで袴に覆われおり、その形状が「筆」に似ていることから「土筆」という字に当てられるようになった。ツクシは春の山菜として親しまれている。袴を取って茹で灰汁を抜き出してやわらかく煮たり、佃煮にしたりして食用にする。 また、茶外茶として用いたり、杉菜の乾燥したものは利尿作用、止血、解毒材にも効果があり、また、最近は花粉症対策としての効果があると発表があり注目を集めている。 ツクシの時期:3月∼5月。 3月6日の誕生花。 花言葉:「向上心」、「驚き」、「努力」、「意外」。
写真  側溝脇に生えたツクシ(3月18日清川町)
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カタクリ(花)

2019年03月19日 | 日記
ユリ科カタクリ属。多年草。 別名(古名):カタカゴ(堅香子)。 花茎の下部に通常2枚の葉があり、幅2~6cmほどの長楕円形の葉には暗紫色の模様がある。 地域によってない場合もある。早春に地上部に展開し、その後葉や茎は枯れてしまう。地上部に姿を現すのは4~5週間である。 群落での開花期間は2週間と短い。このため、ニリンソウなどと同様の植物と共に「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれている。 草丈10~30cm。 原産地:日本、朝鮮半島、サハリン。 北東アジア、(朝鮮半島、サハリン、ロシア沿海州)と日本に分布する。 日本では北海道、本州、四国、九州の平地から山地の林内にかけて広く分布する。 中部地方以西に多く分布し、四国九州は少ない。 岡山県では北部の市町村を中心に分布が確認されている。  地中深くにできる球根には良質のデンプンが含まれており、精製された粉がゆわゆる片栗粉です。現在出回っている片栗粉は、ほぼジャガイモから精製されたものです。 古くは薬用とされており、将軍家に献上された貴重なものでした。 開花期:3月∼4月。 早春に10㎝程の花茎を伸ばし、薄紫から桃色の花を先端に1つ下向きに咲かせる。 蕾を持った個体は芽が出てから10日ほどで開花する。花被片とオシベは6個。 3月24日の誕生花。 花言葉:「初恋」、「嫉妬」、「寂しさに耐える」。  
写真  カタクリ(片栗)3月17日川口町 
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