お花や日々の出来事を

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ヘリクリサム(キク科)

2018年02月28日 | 日記
キク科ヘリクリサム属。 非耐寒性多年草。 暑さ寒さ多湿に弱い。 園芸上は一年草扱いとされる。 別名:ムギワラギク(麦藁菊)、テイオウカイザイク(帝王貝細工)。頂部にある総苞片が魚の鱗状で薄く花弁のように見えます。カサカサと音を立てるムギワラ細工の様に光沢があり、花色も赤、黄色など豊富でとても人気があります。 原産地:オーストラリア。日本には明治初年に渡来した。オーストラリアでは低木のようになる多年草ですが、日本では一年草扱いです。 草丈50~100㎝程になり、茎はかたく直立します。花弁は水分が少なくカサカサしたさわり心地が特徴です。花形がそのままきれいに残るため、ドライフラワーをつくるのに向いています。 ドライフラワーのヘリクリサムはリースやキャンドルに使用されています。 開花期:2月∼6月。 花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白などたくさんの種類があります。 また、へリクリサムはバラのようにたくさんの種類があり、花の形も様々です。 葉もシルバーリーフなど見た目に楽しい種類もあります。 中にはアロマオイルなどの精油に使用されるものまであります。 2月28日の誕生花。 花言葉:「永遠の思い出」、「思い出」、「記憶」。
写真  へリクリサム(寒さに強いかんざし姫)2月24日花屋 

ギンギアナムベリー(ラン科)

2018年02月27日 | 日記
ラン科セッコク(デンドロビウム)属。 多年草着生ラン。 ギンギアナムは樹木の幹や枝に着生する着生ランです。 自然状態では根は空気中に露出しています。強い日光を好み、日当たりが悪いと花がつかなくなります。一度咲いたバルブでも翌年以降花芽をつけることがあるので、古いバルブについても取り除かない方がよいでしょう。 原産地:オーストラリア原産。オーストラリア原産の原種デンドロビウム・ギンギアナム系と呼びます。株の形態が多くのデンドロビウムと異なり、根元が太く上部が細くなる。やや堅いバルブの上部に葉をつけます。上部の葉の間にある節から花茎を伸ばし、沢山の小輪花を穂状に咲かせます。ノビル系などの他のデンドロビウムとの交雑はほとんどなく独特の形態を持ったデンドロビウムです。 開花期:2月∼5月。花色は赤紫からピンク系がほとんどでしたが、最近では黄色の花を持つ交配種も出てきました。 香りも比較的強いものが多く、良い香りのものからやや強すぎるものまであります。 4月1日の誕生花。 花言葉:「真心を伝える」、「安全」、「注意」。
写真  ギンギアナム・ベリー (2月19日花屋)

アズマイチゲ(キンポウゲ科)

2018年02月26日 | 日記
キンポウゲ科イチリンソウ属。アズマイチゲ(東一華)は多年草。根茎は横に這い、紡鐘状にふくらむ。 茎につく葉は柄を持って3枚が輪生し3出複葉。 春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には、地上部が枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごす、スプリング・ エフェメラルの1種です。 別名:「雨降花」。花を摘み取ると雨が降るという伝説がある。 名前は「東の一輪草」から。 草丈15~30㎝。 原産地:日本固有種。 分布:日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、産地や山麓の日当たりのよい場所に生育する。アジアでは樺太、朝鮮、ウスリー地方に分布する。
 開花期:3月∼5月。 直径2~3cmの花弁状の萼片を持った花を1個つける。萼片は白色で8~13枚、花弁はない。 曇りや雨の日は開花しない。 花言葉:「温和」、「耐え忍ぶ恋」。
写真  枯葉の間に咲き始めた「アズマイチゲ」 2月24日清水公園 

ワスレナグサ(ムラサキ科)

2018年02月25日 | 日記
ムラサキ科ワスレナグサ属。 耐寒性に優れているが暑さには弱い。 二年草もしくは多年性植物の宿根草であるが、日本で栽培すると夏の暑さに当てられ枯れてしまうことから、園芸上は秋蒔きの一年生植物として扱われる。 北海道、長野県の高地など冷涼地では夏を越すことが可能です。 原産地:ヨーロッパ原産。北半球の温帯から亜熱帯(ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オセニア)に約50種が分布している。日本に渡来したのは明治時代に園芸業者が、ノハラワスレナグサを輸入したのが最初と言われている。しかし、ワスレナグサ属ということでは、日本には元来エゾムラサキ1種が自生し分布している。野生化して各地に群生しており、日本全国(北海道、本州、四国)に分布している。 開花期:3月∼5月中旬。 薄青(紫)、鮮青(紫)色、園芸品種はさらに白、ピンクをした6~9ミリ径の小さな5弁花を咲かせ、花冠の喉に黄色、白色の目を持つ。花は多数でサソリ型花序をなし、開花とともにサソリの尾のような巻きはとけて真っ直ぐになる。3月15日の誕生花。 花言葉:「私を忘れないで」、「真実の恋」、「真実の愛」。
写真  ワスレナグサ(勿忘草)2月20日花屋 

バイモユリ(ユリ科)

2018年02月24日 | 日記
ユリ科バイモ(フリチラリア)属。 別名:アミガサユリ(編笠百合)、バイモ(貝母)、テンンガイユリ(天蓋百合)。 耐寒性多年草(球根)。 球根は鱗形で二つの鱗片が花茎の地下部分を抱くようについています。 葉は広めの線形で葉先は長く尖り、葉の上部が巻きひげ状に巻きます。地下茎は漢方薬として知られ、成分のアルカロイドには鎮咳作用やアトロピン様作用があり、鎮咳、去痰、止血、解熱などを目的として処方されています。草丈20~50㎝。 原産地:中国原産。中国原産の球根植物で、700年前から薬用植物として栽培されており、日本には江戸時代の享保年間に薬用植物として、中国の商人が幕府に献上したのが始まりとされています。貝母は神秘的な雰囲気のある「クロユリ」と同じ属の植物で、一般に観賞用として栽培されていますが、稀に野生化している場合もあります。植え替えは2~3年に一度行います。開花期:3月∼5月。花は釣鐘型の6枚の花弁を持ち、茎先から上部の脇に1個ずつ垂れ下がって咲きます。外側が淡緑色を帯び、内側は網目模様があることから、「アミガサユリ」と呼ばれ、また、早春に開花することから「ハルユリ」とも呼ばれる。2月24日の誕生花。 花言葉:「威厳」、「人を喜ばせる」、「努力」、「才能」、「威光」、「謙虚な心」、「権威」、「追放」。
写真  バイモユリ  (2月20日花屋)