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ヤマブキ

2020年04月04日 | 日記
バラ科ヤマブキ属。 耐寒性、庭木、花木。山吹は北海道から九州の低山や丘陵地に生える落葉性の低木です。美しい山吹色の花が咲くので、「万葉集」にも詠まれるなど、古くから観賞されてきました。 太田道灌が農家で蓑を借りようとすると、娘が蓑の代わりにヤマブキの枝を差し出しました。しかし、太田道灌は「後拾遺和歌集」(1,086年)の「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」(八重の山吹はオシベが花弁に変化し、メシベも退化したもので実がならない。「実の=蓑は一つもありません」)の歌を知らなかったため、娘に立腹します。後にこの無知を恥じた話は有名です。 この時代すでに八重の山吹があったことが、この逸話から分かります。 別名:オモカゲグサ(面影草)。 草丈1~1.5m。 シロヤマブキと混同することがありますが、山吹とシロヤマブキは別属の植物で、山吹は花が5弁、シロヤマブキは4弁、 葉が互生、シロヤマブキは対生であることで容易に区別できます。 原産地:日本、中国。 日本が原産なので極端に乾燥しない日向、半日陰であれば栽培は容易で、毎年美しい花を楽しむことが出来ます。 開花期:4月~5月。 花は山吹色の一重と八重がある。八重には実がつかない。 3月28日、5月4日の誕生花。 花言葉:「気品」、「崇高」、「金運」。
写真   ヤマブキ(山吹) 3月28日 清水公園    
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