NO FOOTBALL NO LIFE

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“強化”になる対戦相手を

2007-06-02 | 日本代表

日本 2-0 モンテネグロ

得点)中澤佑二、高原直泰

HOME)日本

               矢野貴章     高原直泰

          山岸智                 遠藤保仁

               中村憲剛
                          鈴木啓太

       阿部勇樹                      駒野友一
               中澤佑二     坪井慶介


                    楢崎正剛


交代)山岸智 → 佐藤寿人
  高原直泰 → 水野晃樹
  遠藤保仁 → 今野康幸
  矢野貴章 → 巻誠一郎
  鈴木啓太 → 橋本英郎
  中村憲剛 → 藤本淳吾

 

いや~、てっきり、数日前までセルビア代表と戦うものと勘違いしていました(笑)
相手が相手というか、同じ「旧ユーゴ勢」でも、モンテネグロ代表は物足りなかったというのが率直な感想ですね。
今回のキリンカップを迎えるにあたって、日本テレビが番宣として過去のキリンカップの試合映像を再三流していましたが、過去にはフランス、アルゼンチンなどのサッカー大国と試合をしていたことを考えると、最近のキリンカップは、どうも“日本代表の強化”というキリンカップが持つ本来の意義を果たしていないように思います。


さて、試合で気になった点をいくつか。
この試合は、駒野が右サイドで何度も積極的にオーバーラップしてチャンスを作っていたのに対して、左SBの阿部の攻め上がりがあまり見られませんでした。 もちろん、攻守のバランスを考えてあえて抑えていた部分はあったでしょうが、攻撃が“右サイド一辺倒”になってしまっては、相手が相手なら簡単に対応されてしまうところですから、もう少し攻めの幅を増やさないと。
しかし、その“右サイド一辺倒”の攻撃の中で、日本は前半45分間を攻撃できていたわけですから、モンテネグロ代表の“自分達のウェークポイント”に対するケアの意識の低さには驚きでした。 監督から、左サイドの選手への指示はなかったのでしょうか?

ただ、その攻め上がりこそ見られなかった阿部ですが、モンテネグロが得点を取りに前線に人数を増やしてきた終盤は、ポジションを左SBから3バックの中央に移すなど、彼の器用さは、試合中に柔軟にシステムを変えていくオシムのサッカーには欠かせませんね。

選手達の間で混乱がないのであれば、
「(相手が)1トップ or 3トップ → 4バック」、「(相手が)2トップ → 3バック」
という試合中のシステムチェンジには大賛成です。 ジーコの時に、1トップで挑んでくるアジアの格下相手に対してディフェンスが3人いて、結局攻撃の手数が足りなくなる、という効率の悪さが観ていて非常にフラストレーションを感じさせましたからね。


また、他に気になったのは、日本代表の選手達が、審判の笛を聞く前に勝手にファウルと決めつけてプレー止めてしまったことです。
Jリーグでは、不必要なまでに審判がファウルを取ってくれますが、国際舞台ではそうはいきませんし、これから日本が戦うアジアの舞台では、より不可解なジャッジが多くなるはずですので、注意が必要です。


次はコロンビア戦です。
ジーコ・ジャパンは中南米の相手を苦手としていましたが、中盤で巧妙なパス回しと老獪な時間の使い方を見せる相手に対して、オシムがどういった戦法を打ってくるのかが見物です。

 

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