NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
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最高の内容、最悪の結果

2006-11-03 | アーセナル

アーセナル 0-0 CSKAモスクワ


HOME)アーセナル

                      アンリ

           ファン・ペルシー
                                   フレブ
                ロシツキー
                             セスク

                   ジウベルト・シウバ

        クリシー                          ホイト
                 ギャラス     トゥーレ


                      レーマン

交代)    フレブ → ウォルコット
  ファン・ペルシー → アリアディエール
        セスク → フラミニ


AWAY)CSKAモスクワ

                  V・ラブ
                         D・カルバーリョ

                  ドゥドゥ     クラシッチ

         ジルコフ                    センベラス

                      ラヒミッチ


          A・ベレズツキ  イグナシェビッチ  V・ベレズツキ


                    アキンフェエフ


主審)ルボス・ミチェル(スロバキア)


<もはや「決定力不足」では片付けられない>
決して大袈裟な話ではない。
「日本代表、Jリーグ、オリンピック代表その他ユースレベル、海外ナショナルチーム、海外リーグ」。
これら全てのカテゴリーの自分が観てきた全試合の中で、これほどまでに多数の決定的なチャンスを外したチームを見たことがない。

アンリがフリーのヘディングを外し、1対1を外した。
ファン・ペルシーが1対1を外した。ヘディングシュートを放つも、枠からボール1個分外した。
セスクがGKをかわすも、無人のゴールにボールを入れ損なった。
ロシツキーが、誰もがあの「クロアチア戦の柳沢」を思い出すミスをしでかした。
現地BBCは、このロシツキーのミスMiss of the Seasonと認定。


「開いた口が塞がらない」とはこのことだろう。 年間数百試合を観戦している自分でさえ年に1回遭遇するかしないかのミスを、わずか90分間で数度見せられてしまった感がある。
何故こんなことが起きてしまったのかは、もはや説明のしようがない。形而上学的な事象だ。 今のアーセナルに最も必要なのは、システムの変更でもメンバーチェンジでもなく、「御祓い」ただ一つなのかもれない。
それ以上、この試合のアーセナルについて言うことが「できない」。


しかし、ヴェンゲルや選手達が試合後に語ったように、「内容」は素晴らしかった。
もしこれがリーグ戦なら、先をそれほど深刻に心配することは全くないのかもしれないが、たった「6試合」での結果が全てを左右するCLでは、残念ながらそうはいかない。
「内容」は良くとも、「結果」が伴わなければ意味がないのだ。


CSKAモスクワの守備は決して良くなかったと思う。 前半に迎えたピンチの数を考えれば、むしろ「壊滅的」な出来だったと言ってもいいだろう。 この試合を「0-5」で終えていたとしても、何の不思議もない。
しかし、彼らは、「アーセナルのチャンス(CSKAのピンチ)の度合い」を小数点の得点で表すと「0.9点」にもなるようなシーンを何度も迎えながら、決してパニックに陥ることがなく、90分間冷静さを保った。 この「粘り」は称賛に値する。 「格下としての戦い方」の完成度は見事だ。
個人でも、イグナシェビッチの高さや絶妙なポジショニング、アキンフェエフの「ボールを止める・弾く」といった基本的な技術の正確さと、年齢にそぐわぬ落ち着きも素晴らしかった。 アキンフェエフはまだ20歳。同じ頃のカシージャスよりもずっと安定しているように見受けられる。
CSKAモスクワには、アーセナルと勝ち点で並ぶポルトを是非倒してほしいところだ。


アーセナルの次戦はホームでのハンブルガー戦。 そして、最終戦のアウェイでのポルト戦に全てがかかる。

しかし、日程面を考えるとアーセナルは非常に辛い。
CL直前に宿敵トッテナムとのノース・ロンドンダービーがあり、CL明けにはアウェイでチェルシーとのロンドンダービーを控えている。
どうしても、CLだけには集中できない状況なのだ。
この辺りが、ポルトやCSKAモスクワにはない「国内リーグのレベルの高さ」がもたらすディスアドバンテージなのだろう。


試合ハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=c-R28V6lEOM

 

 

Arsenal Team Statistics CSKA Moscow
  0 Goals 0
  0 1st Half Goals 0
  5 Shots on Target 1
  15 Shots off Target 2
  3 Blocked Shots 2
  4 Corners 4
  18 Fouls 15
  7 Offsides 3
  2 Yellow Cards 2
  0 Red Cards 0
 83.1% Passing Success 75.5%
  29 Tackles 26
 79.3% Tackles Success 69.2%
 64.1% Possession 35.9%
 62.1% Territorial Advantage 37.9%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=307254&CPID=5&channel=
より

 

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「してやったり」のチェルシー

2006-11-02 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

バルセロナ 2-2 チェルシー

得点)デコ、グジョンセン / ランパード、ドログバ

HOME)バルセロナ

                    グジョンセン
                                  メッシー
           ロナウジョーニョ

                  デコ       シャビ

                       モッタ

        ファン・ブロンクホルスト            ザンブロッタ
                 プジョル    マルケス


                    V・ヴァルデス

交代)  モッタ → エジミウソン
  グジョンセン → ジュリ
      シャビ → イニエスタ


AWAY)チェルシー

                 ドログバ
                          ロッベン

                     バラック

            ランパード             エシァン

                     マケレレ

        A・コール                      ブラルーズ
                  テリー    カルバーリョ


                     イラリオ

交代)ロッベン → カルー
  ブラルーズ → J・コール
    バラック → P・フェレイラ


主審)ファリーナ(イタリア)



「記憶」には残るであろうゲームだったが、昨シーズンや一昨シーズンに見せたような、「世界のサッカーファンに両チームのクオリティーの高さを鮮烈に印象づける」といったレベルのゲームではなかった。

どちらのチームも本来の出来とは程遠く、イタリア人主審ファリーナのコントロール不足もあって、試合は泥仕合に。
「プロフェッショナル・ファウル」とはいえ、チェルシーの選手のファウルの数の多さや、バルセロナのマルケスやモッタの汚さだけが目に付いた。

それでも、チェルシーにとっては「限りなく勝ち点3に近い勝ち点1」だったと思う。
対するバルセロナは、第2節・アウェイのブレーメン戦とは逆に、今度は自分達が試合終了間際にやられてしまった。
こういう結果になると、ブレーメン戦のメッシーの同点ゴール「バルサにとっていかに重要なものだったか」「ブレーメンにとっていかに悔いが残るものだったか」を考えることが出来る。

グループAがおもしろくなってきた。

 

試合ハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=gRP-B94hHYM

ゴールハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=ZA4k0713Yy4

(モウリーニョ、試合後コメント)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20061101-00000025-spnavi-spo.html

(ライカールト、試合後コメント)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20061101-00000024-spnavi-spo.html

(両選手、試合後コメント)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20061101-00000023-spnavi-spo.html


 

Barcelona Team Statistics Chelsea
   2 Goals 2
   1 1st Half Goals 0
   3 Shots on Target 5
   3 Shots off Target 5
   4 Blocked Shots 1
   3 Corners 4
   15 Fouls 31
   2 Offsides 1
   4 Yellow Cards 6
   0 Red Cards 0
  78.5% Passing Success 69.9%
   26 Tackles 27
  57.7% Tackles Success 66.7%
   61% Possession 39%
  49.2% Territorial Advantage 50.8%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=307267&CPID=5&channel=
より

 


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arrogantになるべからず & 公爵の御目見え

2006-11-01 | アーセナル

日付が変わって、明日水曜日の深夜には、アーセナルの「CL第4戦」が行われます。

おそらく、グループ・ステージの6試合の中で最も重要な試合となるでしょう。 勝てば突破はほぼ決まり、勝てなければ突破は難しくなります。


皆さんもお気づきのように、今季のアーセナルの「心配事」と言えば、
「ゲームを支配しているのに、先制点を取られてしまうこと」。

これは、「まずいセットプレーの守備」というのはもちろんのことですが、それとは別に、「試合の入り方」が大きく関係していると思います。
しかし、ヴェンゲルは自分達が陥っている状況をきちんと客観的に捉えられているようです。
以下のインタビューをご覧下さい。

http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=425604&lid=NewsHeadline&Title=Ars%26egrave;ne+Wenger+-+We+were+overconfident+at+CSKA

http://home.skysports.com/list.aspx?hlid=425578&CPID=5&clid=3&lid=&title=Wenger+wants+proper+display


ヴェンゲルは、前回のエバートン戦で見られた、選手達の「arrogance(傲慢さ)」を正すように努めているようです。
上記に書かれてあるように、現在のチームの最大の敵は「over confident(自信過剰)」。つまり、「油断」です。

時として、「試合を圧倒的に支配すること」は、選手達に「適度を超えた余裕」を生んでしまうようで、これが選手達の心理に、
「いつでも点を取れる。」  「点が取られることはない。」
といった過信を働きかけ
、たまに巡ってきたピンチに対する「危機感」というものを薄れさせてしまいます。
今後も、圧倒的優勢が予想される「ホーム」の試合では、「試合の入り方」に注意していかなければなりません。

 

話は変わって、先週木曜日にはアーセナルの新スタジアムである「エミレーツ・スタジアム」オープン・セレモニーが行われました。

このセレモニーには、実はアーセナルファンである、あのエリザベス女王とその夫のエディンバラ公爵が参加する予定でしたが、エリザベス女王は背中を怪我されたのことで残念ながら欠席。 エディンバラ公爵のみが参加されたようです。


エディンバラ公爵については、
こちら
セレモニーの模様についての写真は、
こちら
セレモニーの模様についての動画は、
こちら


アンリらベテラン選手は普通にしてますけど、セスクやソングら若手は明らかにスーツを着慣れてませんね(笑) セスクなんて、制服がブレザーの高校の入学式に見えてしまいます(笑)
いや~それにしても、イギリス王室関係者、それもトップである公爵がわざわざアーセナルのセレモニーに参加してくれたってのは嬉しいことです。 「外国人」が多数を占めるアーセナルですが、女王と公爵が応援してくれている重みや誇りというものを選手達には感じ取ってほしいですね~。

 

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