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原因はただ1つ

2006-11-23 | アーセナル

アーセナル 3-1 ハンブルガーSV

得点)ファン・ペルシー、エブーエ、バチスタ / ファン・デル・ファールト

HOME)アーセナル

                       アンリ

           ファン・ペルシー
                                   フレブ
                リュングベリ
                             セスク

                      フラミニ

        クリシー                         エブーエ
                 センデロス      トゥーレ


                      レーマン


交代)ファン・ペルシー → アデバイヨール
      リュングベリ → ウォルコット
          フレブ → バチスタ


AWAY)ハンブルガーSV

                      サノゴ

                    トロホウスキ
          フィリンガー              マハダビキア

              ファン・デル・ファールト
                             ヴィッキー

        アトゥバ                       ベンジャミン
                マタイセン     ラインハルト


                     ヴェヒター


主審)ラルセン(デンマーク)


<「頑固」 即ちそれダメ監督の条件>
なんとか、逆転で勝利を収めた。 そして、グループG首位に立った。
しかし、ヴェンゲルへの、半ば諦めにも似た怒りの感情は収まらない。

またしても喫してしまった、開始早々の失点。 そして、相変わらずの攻めあぐみ。
前半は得点の匂いというものが全く感じられなかった。

センターで相手を背負いながらのプレーを強いられるアンリ。 窮屈な左サイドでプレーを強いられるファン・ペルシー。

点を取らなければいけない場面で、ヴェンゲルは、このアーセナルの「最大の得点源」である二人の個性を埋没させた。

なぜ、点を取れないシステムを使い続けるのか?
なぜ、失点を重ねているシステム使い続けるのか?
固執する理由が見当たらない。 ニューカッスル戦で「答え」が出た筈だ。

後半、アーセナルはシステムを「4-4-2」に変更して逆転した。 しかし、これは決して「采配が当たった」わけではない。
最初の選択が間違っていただけだ。
ヴェンゲルは「4-1-4-1」の機能不全に気付いていないようだ。
 もし、今後も「4-4-2」を捨てて、「4-1-4-1」という混乱の元凶とも言えるシステムを、相手のレベルに関わらず使い続けるようなら、アーセナルは「新たな歴史」に向けて歩み出すべきかもしれない。
存在する処方箋を意固地になって使用しようとしない患者を見ているのは酷くやりきれない。 彼には「サッカーを視る眼」というものがないのかもしれない。


次節、アンリは累積警告で出場停止。 メフト・ゴンザレスが出したイエロー(それも、明白なゴールをノーゴールにして勝ち点を奪ったオマケ付き)は受け入れがたい誤審だったが、他の2枚は妥当、と言うよりは無駄なイエローだった。
今回のイエローは、マタイセンの挑発に乗ってしまったことが原因。 確かに、マタイセンは執拗且つ悪質なマークをアンリに繰り返し行っていたが、これをコントロールできないようでは「キャプテン」としては失格だ。 ただ、唯一のフォローを挙げるとするなら、彼もまたヴェンゲルの采配ミスの「被害者」となって苦しみ、フラストレーションを「余計に」溜めさせられていたということだろう。


この試合で良かったのは、途中出場のウォルコットとバチスタが揃って活躍したこと。
特に、ウォルコットは右サイドで何度もドリブル突破を試み、とかく手数がかかりがちなアーセナルの攻撃にアクセントを与えた。そして、2点目を挙げたエブーエへのラストパス、3点目を挙げたバチスタへのアシストを成功させた。 スペースがあればあるほど、彼は生きる。 バチスタも短い出場時間ながら、ダメ押し点を決めて結果を出した。
この2人が「戦力」としてのメドが立ったことは大きい。
リュングベリも約2ヵ月近くぶりのゲームとは思えないほどの動きを披露。 これでロシツキーが復帰すれば、今後の過密スケジュールを選手の入れ替えを行いながら戦うことができる。

 

アーセナルはこの勝利でグループG首位に立った。 最終戦はアウェイで2位のポルトと直接対決。 「引き分け」でも突破は決まるが、現在ポルトは調子を上げているだけに、「勝ちに行く姿勢」を見せなければ、やられるだけだろう。
3位となったCSKAモスクワは、アウェイでハンブルガーSVと対戦。 アーセナルを苦しめたハンブルガーだが、ここまで「0勝5敗」で勝ち点なし。 是非、ホームでのCL最終戦で、「ブンデスリーガ3位」の意地を見せてほしいところだ。 また、それが十分に出来るチームだと思う。


 

Arsenal Team Statistics Hamburger SV
  3 Goals 1
  0 1st Half Goals 1
  4 Shots on Target 3
  6 Shots off Target 4
  2 Blocked Shots 3
  7 Corners 3
  14 Fouls 26
  1 Offsides 2
  4 Yellow Cards 4
  0 Red Cards 0
 82.7% Passing Success 73.2%
  31 Tackles 38
 83.9% Tackles Success 76.3%
 62.6% Possession 37.4%
 62.5% Territorial Advantage 37.5%


 

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