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合格点の年内最終戦

2006-11-17 | 日本代表

日本 3-1 サウジアラビア

得点)闘莉王、我那覇和樹2 / アル・カフタニ(PK)

HOME)日本

                巻誠一郎
                        我那覇和樹

            三都主アレサンドロ    中村憲剛

       駒野友一                      加地晃

                    鈴木啓太


           阿部勇樹     闘莉王     今野康幸


                    川口能活


交代)三都主アレサンドロ → 山岸智
         我那覇和樹 → 高松大樹
          巻誠一郎 → 羽生直剛


AWAY)サウジアラビア

                   アル・カフタニ

          アル・マイアニ              ハイダル

                     スリマニ

              アル・タカル
                         アル・ガムディ

      アル・サクリ                       アル・ドサリ
              アル・モンタシャリ   ファラタ


                   アル・モサイレム


主審)マーク・シールド(オーストラリア)


<見え始めた「形」>
台風報道と時を同じくして試合がダレてしまったが、そこまでは、「オシム・ジャパン」になってからのベストゲームだったと思う。

特に目立ったのは、駒野と加地の両ウイングバックによる積極的なオーバーラップ。
駒野はクロス精度が相変わらずの課題だが、この日は三都主や中村との息がピッタリで、走り出すタイミングがパスを出すタイミングと見事にマッチし、サイドチェンジのボールをフリーで受けて、日本の攻撃に幅をもたらせた。
加地も同様。そして、特筆すべきは3点目のシーン。 右サイドからペナルティエリア中央に入り込んで、「潰れ役」としてクロスを受け、結果的に我那覇へのスルーを成功させた。
どちらも、「ジーコ・ジャパン」では見られなかったプレーだ。

他にも、左右のCBである阿部と今野が頻繁にポジションチェンジをしたり、三都主がボランチの位置にポジションを下げて駒野のオーバーラップを引き出したり(三都主と駒野のポジションが重なってしまうことが心配されたが、それも杞憂に終わった)、ボールを奪った阿部がそのまま前線にオーバーラップして中村のスルーパスを受けたりと、ポジションに囚われずに選手自らが考えて動くサッカーができていたと思う。
「インド戦よりも出来が悪かった。」
と試合後に語ったオシムだが、それは、今後の更なる向上を目指す選手達と自分自身への発破だろう。


課題は、肝心の「チャンス時」にトラップミスやパスミスをしてしまう、奪われ方の悪さ。
また、完全な「1ボランチ」となる鈴木にとっては、中盤と前線の間隔が開いてしまうと、それだけ彼に求められる「パスのレンジ」が広くなってしまうため、失点のPKを献上してしまったシーンのような厳しい状況が今後も予想される。

巻の「長すぎる不調」も気になる。
もちろん、運動量豊富にピッチを駆け回り、前線から守備で貢献しようとする姿勢はいいのだが、前線でボール落ち着かせたり、ファウルをもらったりという「彼が本当に求められているプレー」ができていなかった。 サウジアラビアの時間帯で巻がそういったプレーが出来ていたら、日本はもっと楽に戦えたことだろう。
巻はJでもずっとノーゴールが続いている。
Jで結果を出せないでいた浦和の田中達也を外した時は、「さすがオシム。」と思わせたが、同じ状況、いや田中達也のそれよりも深刻な状況が続いている巻が今後もスタメンとして出続けるようなことがあれば、それはただの「教え子贔屓」としか捉えられない。
オシムの選択を正当化させるためにも、巻は一刻も早くゴールを決める必要がある。

 

 

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