アーセナル 2-0 レディング
得点) アデバイヨール、ジウベルト・シウバ
HOME)アーセナル
アデバイヨール
ファン・ペルシー
フレブ ウォルコット
セスク
ジウベルト・シウバ
クリシー トゥーレ
ソング ギャラス
レーマン
交代) トゥーレ → エブーエ
アデバイヨール → ベントナー
フレブ → デニウソン
AWAY)レディング
キットソン
コンベイ ケベ
ハーパー K・シセ
ビーケイ
ロシーニア マーティー
インギマルション ソンコ
ハーネマン
主審)ピーター・ウォルトン
本当に久しぶりとなる「エミレーツ」での勝利です。
カップ戦を含めて、エミレーツでの勝利は2月11日のブラックバーン戦以来となります。
あの試合に勝って、アーセナルは2位ユナイテッドとの勝ち点差を今季最大の「5」としました。 しかし、それが今では「7」(最大で「9」)のビハインド。
2月後半からここまでの2ヶ月間が、いかに苦しいものだったかがわかります。
また、久しぶりに“アーセナルらしい”サッカーを見せての勝利とも言えるでしょう。
「消化試合」となってしまったショックからか、序盤はなかなか気持ちが入らないでいましたが、徐々にペースを掴むと、得意の“free flowing football”を披露。
やはり、ホームで先制点と追加点を取れたのが大きかったです。
この2つがアストンビラ戦とミドルズブラ戦ではできませんでした。 非常に悔やまれます。
しかし、後半に、さらなるダメ押しの追加点を取るチャンスがありながらも、それができなかったところに、今季の敗因の1つが隠されていたかと思います。
また何度か危ないシーンも作ってしまいました。
「内容も良い、観ていて美しく楽しい。
それでも、結果が伴わない。」
局面局面のチームの動きについて色々と注文をつけるべきところはありますが、それは今季の総括のところまでに取っておきましょう。
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ジウベルト・シウバは良かったです。
守備とバランス取りだけでなく、今回はフラミニばりの攻め上がりも見せていました。 実は、ボールに絡むことなく映像に少ししか映らなかった場面も多々あったので、こちらが見て取れた以上に動き回っていたかと思います。
それも、「今季初ゴール」が気持ちを“乗せた”結果でしょう。
思えば、昨季の存在感があったジウベルト・シウバというのは、リーグ戦「10」ゴールと得点を重ねていましたし、
今季のセスクが大活躍したと言えるのも、完全にゴールから見放されていた昨季とは違って、決定力が増したからこそです。
1つのチームを毎年毎試合追いかけていると、“ゴールが与える影響”というのが、
FWにとっての決定力だけでなく、MFにとってのパスとドリブル、DFにとっての守備等、様々な面で相乗効果のように良い影響が出てくることがわかります。
ジウベルトも、シーズン序盤に1点でも決められていたら、もっと違うシーズンを送れていたかもしれないですね。
セスクはこの試合でも一番走っていました。
あの超人的なスタミナと献身的な姿勢には脱帽です。
絶対に放出してはいけない選手であり、一刻も早く彼の“短期の代役”を務められる選手を探さなければなりません。
ウォルコットは、この苦しかった2ヶ月で唯一成長を見せた選手です。
アーセナル全体の調子が良かった時期よりもずっと安定したパフォーマンスを見せています。
ようやく、“自分の才能の使い方”がわかり始めたといった感じでしょうか。
昨季から大きな進歩を果たしました。 来季に期待しましょう。
「来季に期待」と言えば、ファン・ペルシーも同じですが、昨季の今頃も同じようなことを言っていました。
徐々に試合感も取り戻しているようですし、彼の場合は何よりも「怪我をしないこと」が先決です。
ソングも良かったです。
守備はもちろんのこと、彼の攻撃センスの高さもチームにうまくフィットしました。
CBとしては抜群に足下の技術が高いため、ドリブルで前まで運んで行けますので、相手に引かれた時にはかなり有効かと思います。
「プレミアのCB」としては少し背丈が足りませんが、ジャンプ力があるのでそれもある程度カバーできます。 現時点で、ジュルーを超えたと言っていいでしょう
エブーエは途中からの出場でしたが、やはり「右SB」の位置の方が合っているという感じがしました。
今季は出場したほぼ全ての試合で「右サイドハーフ」としてプレーしましたが、シーズン「0」ゴールの数字が物語っている通り、力は発揮できませんでした。 むしろ攻撃のブレーキになる場面の方が目につきました。
来季にエブーエが残るなら、サニャとの兼用で「SB」に専念した方がいいでしょう。 お互いの負担を減らすためにもなります。
個人的には、「ホーム、格下の相手」にはエブーエ、「アウェイ、同等レベルの相手」にはサニャ、という使い分けがベターかと思います。
フレブは最低なことをやってくれましたね。
当たり前ですが、これで3試合の出場停止。 よって、彼のシーズンはこれで終わります。 彼についてはまた今度詳しく。
レディングにはなんとか降格を免れてほしいところです。
それはもちろん、レディングがアーセナルの一番の“お得意様”だからです。
アーセナル的には、同じく“お得意様”でありロンドンにあるフルハムと、このレディングには降格してほしくないです。
ちなみに、個人的な「降格」希望は、ボルトンとバーミンガムです(笑)
それでは、また。
時間があれば、「CL準決勝」についてを振り返りたいと思います。
申し訳ございませんが、コメントの返信は明日に。
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フラミニは本当に勿体ないです。守備的MFとしては今季の彼ほど理想の選手はいないでしょう。
結局チームの外も内も金額の面ですね。
トッテナムよりもユーベよりもずっとお金を持っているはずなんですけど。
「財政面で敵わない。」
の一点張り。 その辺についてを今度詳しく書いていきます。
ありがとうございます!また頑張らしていただきます!
>>シンプルさん
ソングはチーム加入以来初めてフィットしている感がありますね。センデロスよりもドタバタ感はないです。
個人的にはCBの方が向いているのかと思います。
アーセナルも狙っていたモドリッチがライバルのトットナム移籍で合意したみたい.才能ある選手だから獲得できれば大きかったけど,やっぱりお値段が高かったみたい.既存の選手だけで今季同様の躍進は正直厳しい.補強も例年のように後手を踏みそうな予感だけど,期待したい.
ピレスさん.また楽しく読ませてもらいます.仕事もブログも頑張ってください.
ペルシはEUROで活躍してくれるのはいいですけど、怪我しないか心配ですね。。。
今季の最初の離脱も予選でしたし。。。
フラミニはほとんど移籍で決まりって感じですね。
代役を獲得したとしても、今季の補強もプラマイ0で終わりそうな予感がします。
ウォルコットもけっこう怪我がちなんですが、彼がしっかりと安定して仕事ができるようになったら大きいですね。サイドでもFWでも得点を重ねてほしいものです。
>>ヌーノさん
あ、そうですか(笑) 自分に対する貢献度が低いチームは「降格しちゃえ」って思っちゃいますね、正直(笑)
>>サトシさん
どーもー♪
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ボルトン、フラムの降格でいいかなー。
貢献度低かったので(笑)
私はペルシはEUROで完全復調すると思います。
ペルシ個人は大活躍して自信を回復するもオランダ代表は死のグループの影響でグループリーグで敗退!
というシナリオを希望します。ピレスさんのおっしゃる通りケガさえしなければ・・・
セスクは残るでしょう。ベンゲルが移籍を認めるとは思えません。逆にフラミニはカウントダウンが始まりましたね。この時期に契約更新しないのなら移籍するでしょう。極めて勿体無いと思いますが・・・
代役を獲得するか既存を大抜擢するか、非常に興味深いですね。私はベンゲルなら代役の獲得せずソングを大抜擢すると予想します。
フレブは少なくても3試合出場停止でしょう。いかなる状況でも許される行為ではありません。しっかり休んで来季頑張って下さい。
ウォルコットはその才能を開花させ始めていますね。来季に『本当の意味での準レギュラー』になれれば理想的です。フレブ・ロシツキ・ペルシとウォルコットのポジションにはケガで離脱しそうなレギュラーが揃っています。出場機会は充分あるでしょうから今季のアデバみたいに大覚醒する可能性さえあるのではないでしょうか?大いに期待しています。
エブエに関しても賛成です。サイドハーフでは厳しいでしょう。サーニャの負担を減らす意味でもサイドバックで頑張って欲しいです。