(グループE)
○ACミラン 3-1 フェネルバフチェ
得点)カカ2、シェフチェンコ / アレックス(PK)
HOME)ACミラン
ビエリ シェフチェンコ
カカ
アンブロジーニ ガットゥーゾ
ピルロ
カラーゼ カフー
マルディーニ ネスタ
ジーダ
AWAY)フェネルバフチェ
アネルカ
トゥンジャイ アレックス
アッピアー
マルコ・アウレリオ
セルチュク
ウミト・オザト セルカン
ルシアーノ オンテル
ボルカン
ブラジル代表のアレックスを中心とする「ブラジリアン・コネクション」のボール回しのうまさに苦労するミランだったが、ピルロのヒールパスを受けたカカがドリブルで相手を巧みにかわし、右隅のコースを狙ったきれいなシュートで先制!!
しかし、後半早々にピルロのミスパスから攻め込まれ、ペナルティエリアでガットゥーゾが元フランス代表のアネルカを倒してPK!! キッカーはアレックス、キーパーはジーダ、と「ブラジル代表対決」になったが、ここは落ち着いてアレックスが決めて同点!!
その後試合はどちらの流れとも言えないまま進み、引き分け濃厚と思われた87分、カカが相手ディフェンス3人をドリブルでかわし、キーパーとの1対1を決めてゴール!! 試合後に「マラドーナのような」と形容される素晴らしいゴールだった。
「サンシーロでの勝ち点1」というがあと少しのところで逃げていったフェネルバフチェは集中を欠き、ロスタイムにはシェヴァに決められ試合終了。
(グループF)
○リヨン 3-0 レアル・マドリード
得点)カリュー、ジュニーニョ、ヴィルトール
HOME)リヨン
カリュー
マルダ ヴィルトール
ジュニーニョ チアゴ
ディアッラ
ベルトッド レベイエール
カサパ クリス
クーペ
AWAY)レアル・マドリード
ラウル ロビーニョ
バチスタ ベッカム
P・ガルシア グラベセン
ロベルト・カルロス サルガド
セルヒオ・ラモス エルゲラ
カシージャス
ロナウドが昨季の累積の残りで出場停止、ジダンは代表戦で負傷欠場と、結果的にターンオーバーのような形で臨むことになってしまったレアル。
試合前の不安は的中し、疑いなく現在世界最高のフリーキッカーである、ジュニーニョ・ベルナンプカーノに試合を決められた。
中盤の消し合いが続いた21分、ジュニーニョの蹴ったFKがカリューの頭先をかすめ、リヨンが先制!!
ジュニーニョのFK品評会はまだ続く。
先制点から5分後の26分、ゴールまで30メートル以上ある位置からのFKを、ジュニーニョが無回転のボールを蹴ってネットに沈めて2点目!!
完全に勢いに乗ったリヨンはまたも5分後、右サイドをオーバーラップしたレベイエールのクロスをヴィルトールがボレーで合わせて3点目!!
さらにはサルガドがPKを与え、レアルはもう何がなんだかわからない状況になるが(笑)、ここはカシージャスが止めて4点目を防ぐ!!
後半はレアルも攻めるようになるが、守らせたらうまい「ウリエの」リヨンになす術なく試合終了。
レアルはやはり守備が…
この試合ではロベカルの裏を再三と突かれた。 スペイン代表DFセルヒオ・ラモスを獲得したといっても彼の本職は「右SB」。 そしてなぜか、リーベルから「右SB」ディオゴも獲得。 冬にはサンパウロの「右SB」シシーニョもやって来るという話だ。
なぜ右SBを3人も獲って、CBを1人も獲らないのか? フロントの補強の失敗は明らかだ。
(グループG)
◯ベティス 1-2 リバプール
得点)アルス / シナマ・ポンゴル、ルイス・ガルシア
HOME)ベティス
リカルド・オリベイラ
ホアキン
バレーラ
フェルナンド
アルス マルコス・アスンソン
ロペス メッリ
リバス ファニート
ドブラス
AWAY)リバプール
クラウチ
ルイス・ガルシア
ゼンデン シナマ・ポンゴル
シャビ・アロンソ シソッコ
トラオレ ホセミ
ヒーピア キャラガー
レイナ
「2位争い」をすると予想されるチームの対戦。
リバプールは相手が「スペイン」のベティスということもあって、レイナ、ホセミ、シャビ・アロンソ、ルイス・ガルシアというスペイン人、並びにシソッコ(元バレンシア)、ゼンデン(元バルセロナ)というリーガ・エスパニョーラ経験者を揃えてきた。
序盤、ディフェンスラインの裏のスペースを再三と狙ったリバプールが試合を優勢に進める。
そしてこの試合、ポストプレイヤーとしての首脳陣の期待に応えたのがFWピーター・クラウチ。 2メートルを超える彼の高さにベティス守備陣は手を焼いた。
そしてもう1人、ベニテスの期待に応えたのが、本職のFWではなく「右サイド」で起用されたシナマ・ポンゴル。この試合の先制点はシナマの華麗なループシュートだった。
出鼻をくじかれた「CL初出場チーム」の混乱は続き、ゼンデンのクロスをルイス・ガルシアが合わせて2点目!!
2点目を取った後はリバプールが昨季のCLで得意とした「アウェイでの堅守」を見せて、ベティスの猛攻を1点に抑えた。
終わってみれば「CLでの経験値の差」が出た戦いだったと言えよう。 「2位争いのライバル」と思われるベティスをアウェイで下したリバプールはひと安心かもしれない。
ベティスはなぜホアキンを左で使ったのか?
後半に右にポジションを移してチャンスを作ったように、最初からホアキンを右で使うべきだったと思う。 なぜなら、「右」がホアキンの本職であることの他に、リバプール不安の「左」トラオレと対峙することになるからだ。ここは大きな狙いどころだった。 セラ・フェレール監督の采配に疑問が残る。
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1節が終わりCL唯一の波乱?といえそうなのがリバプールがアウェイでベティスに勝ったことぐらいでしょうか(笑)
ところで
アーセナル勝利おめでとうございます!
半ば諦めながら見てましたが、最後の最後でアレが見れるとは本当に感動でした。
去年のリバプールのように不完全なチームにはどこかしら神がかったものがあるように感じます。
5月フランスでリバプールVSアーセナルが実現することを切に願っときます(笑)。
今日二回目の訪問です。笑
コメントありがとうございました。
ホアキンなんで左だったんでしょうね、後半見ると完全に右サイド崩してたのに…。
やっぱりCLは面白いですね、これから眠れない夜が続きそうです。
フェネルバフチェのアレックス、かつてロナウジーニョと並ぶ天才と言われていた選手なだけに、もっと活躍してほしいですね!