コートジボワール 2-3 カメルーン
得点)ドログバ2 / ウェボ2、ヌゴム
HOME)コートジボワール
ドログバ ディンダン
カルー
ティエヌ ゲル
ゾコラ
ボカ ゾロ
ドモロー コロ・トゥーレ
ニャヌアン
AWAY)カメルーン
ウェボ
エトー ドゥアラ
オレンベ サイドゥ
マクーン
ウォメ ジェレミ
ソング カラ
スレイマヌ
<「新興国」VS「伝統国」>
チェルシーのドログバ、アーセナルのコロ・トゥーレなどを輩出し近年著しい成長を遂げているコートジボワールと、W杯の常連国カメルーンが激突!!
「この試合を含めて残り2試合、勝ち点差2」の条件のもとでの首位決戦!! コートジボワールは勝てば自力でW杯本戦出場が決定する!
<経験の差が表れたビッグマッチ>
W杯行きのチケットの行方を大きく左右するこの試合は異常なテンションの中行われた。
試合はアウェイながら勝ち点3が欲しいカメルーンが先制する。 キーパーとディフェンスラインの間に入れられたロングボールをトゥーレとウェボが競り合う。トゥーレが体を入れて処理しようとするが、体を入れた矢先にウェボの長い足が出てシュート!本来セカンドキーパーのニャヌアンは中途半端な飛び出しで逆をつかれ、結果的にはループシュートのような形でカメルーンが先制!
敗北だけは避けたいコートジボワールを救ったのはやはりエース、ドログバ。 カメルーンのディフェンスがサイド際でクリアを躊躇したところをフランス、パリ・サンジェルマン所属のカルーが奪い、すぐさま出したクロスをドログバが合わせて同点!!
この試合を引き分けで終えても次節の試合に勝てばW杯出場が決まるコートジボワールだったが、得点の勢いからか必要以上に前がかりになってしまう。 そして前半ロスタイム、カメルーンの左からのクロスをコートジボワールのディフェンス陣が「予選最小失点チーム」とは思えないほどにボール・ウォチャーとなってしまい、フリーのウェボに決められ2点目!!
「前半ロスタイム」に失点したコートジボワールだが、なんと「後半1分」に追い付く。 ペナルティエリア前で得たFKをドログバが直接決めて同点!!
前半に同点に追い付いた時と同様に、テンションが必要以上に上がって焦った攻撃、無駄なファウルを繰り返すコートジボワール。 そして、膠着状態が続き引き分け濃厚と思われた後半ロスタイム…カメルーンの直接FKがポストに当たり、跳ねかえりをヌゴムがダイビングヘッドで合わせてゴール!! コートジボワールは残りわずかな時間をドログバのパワープレーに託したが得点できず試合終了。コートジボワールにとってはあまりにも痛すぎる敗戦となった。
コートジボワールの敗因はやはり、最後まで精神的余裕を持てなかったことだろう。 「残り試合、勝ち点差」を考えればこの試合は引き分けでもよかった。勝ち点3が必須条件のカメルーンを焦らすような狡猾な試合運びはできず、逆に冷静なのはカメルーンだった。このあたりはやはり「W杯出場なし」と「W杯出場常連国」との経験の差かもしれない。UEFAカップ決勝、CLを経験し、普段もプレミアシップの厳しいプレッシャーの中試合をこなしているドログバが冷静さを保てないチームを、1人で「落ち着け落ち着け」と何度も呼びかけている姿が非常に印象的だった。
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ご指摘ありがとうございます!!(^^)