NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

プレミアシップ第31週 アーセナル VS ウェスト・ブロムウィッチ

2006-04-16 | アーセナル

アーセナル 3-1 ウェスト・ブロムウィッチ

得点)フレブ、ピレス、ベルカンプ / クアシー

HOME)アーセナル

                アンリ
                       ファン・ペルシー

          レジェス                   フレブ

                ディアビー
                       ジウベルト・シウバ

       フラミニ                         エブーエ
               センデロス    トゥーレ


                     レーマン


交代)      アンリ → アデバイヨール
         フレブ → ピレス
   ファン・ペルシー → ベルカンプ


AWAY)ウェスト・ブロムウィッチ

                カヌー    D・カマラ

         グリーニング                 ゲラ

                クアシー  ウォールワーク

      P・ロビンソン                 アルブレヒトセン
               クレメント   C・デイビス


                   クスチャク

交代)     カヌー → キャンベル
          ゲラ → 稲本潤一
   ウォールワーク → D・カーター


<ベルカンプ・デー!!!>
4月15日、ハイバリーで行われたウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦は、今季限りで引退するベルカンプの在籍11年間での活躍を功労する、
「Dennis Bergkamp Testimonial Day」
スタジアムに来たファンや、警備員がオランダ代表のユニフォームカラーであるオレンジ色の衣服を身にまとい、出身クラブであるアヤックスのファンも招待された。
その記念試合で、「主役」が最高の活躍を見せた!!!

試合は序盤からアーセナルの低調なパフォーマンスが目についた。 ただでさえ連戦の疲れでコンディションが思わしくないのに加えて、翌週はCL準決勝を控えているため、「心ここにあらず」の集中力を欠いたプレーが目立った。
しかし、前半はスコアレスのまま終了かと思われた44分、ゴール前でアンリとのワンツーから抜け出したフレブが左足でニアサイド天井に突き抜けるシュートを決めて先制!!(写真下)

前半をなんとかリードして終えることができたアーセナルだったが、後半も攻めあぐみ追加点を奪えない。
そして、WBAは稲本、アーセナルはベルカンプとピレスを投入後の後半27分、ロングボールからクアシーに豪快に決められて同点 ベルカンプとピレスが投入されてわずか1分後の出来事だった。

「4位」奪取のためには、降格濃厚のWBAなどに引き分けてはいられない。このままでは水曜のCLにも大きく響く…
そんな考えがスタジアムの多くのファンの頭を過ぎり、異様になったハイバリーの雰囲気を一変させたのは、途中出場のベルカンプとピレス!!!
同点にされてわずか4分後の31分、ピレスのシュートをGKが弾いたボールをベルカンプが詰め、「ゴールエリア」内狭いスペースの中、寄せてきたディフェンス2人の間を通すパス! これを受けたピレスが再びシュート! これもまたブロックされたが、弾かれて浮いたボールを冷静に右足ループで流し込んで勝ち越し!!

ベルカンプにしか見えないスペースとベルカンプにしかできないパス、そしてピレスのアーセナル一の高い技術が生かされた最高のゴール!!!

そして、この日最高の瞬間は44分、エブーエの強引なまでのドリブル突破からベルカンプに渡り、これをベルカンプがインフロントキックでゴール右隅に「置きに行く」得意のゴールを決めてダメ押し!!!(写真下)



「Dennis Bergkamp Testimonial Day」は、主役ベルカンプがスーパースターたる所以を見せつけ、「大団円」で幕を閉じた!!!

 

と、プラスの側面ばかりフィーチャーして書いてきましたが、この試合はどちらかと言えば悪い面ばかりが目立った試合でした…
攻撃面ではアンリとファン・ペルシーがイマイチ。 特にアンリは動き出しにラストパスにフィニッシュに精度を欠き、いつもは彼が作るはずのチーム全体の攻撃のリズムを、この日は彼自身が乱してしまいました。 ドリブルでもイングランド期待の若手カーティス・デイビスに完璧に抑えられた。 アデバイヨールとの交代は「休息」の意味でも「お灸を据える」意味でも正解だったかな~。
また、どの世界でも愛する人物と言うのは「いなくなってから」その大切さがわかるもの。 ディアビーは突破力でその非凡さを見せるものの、中盤でのゲームメイクと守備力という点ではセスクと雲泥の差がある。 アーセナルが「アンリのチーム」であると同時に、徐々に「セスクのチーム」にもなりつつあることがわかりました。

そして、一番の問題は守備。
「ゴール前で、ボールをワンバウンドさせてはいけない。」
ディフェンスがロングボールを処理するにあたって至極当たり前のことが守れなかった。 後半から嫌な予感、と言うよりはダイレクトに失点の予感はしてました。 案の定、WBAの無味無策なロングボールを跳ね返せず、失点。 終わってみれば、唯一の枠内シュートをゴールに結び付けられた。
トゥーレ、センデロスはいったい何度フリック・オンしてしまったことか… ヴィジャレアルがロングボールを放り込んでくるとは思えないけれど、空中戦の守備で大きな不安を残したことは間違いないでしょう。
特に気になるのが、トゥーレの疲れ。 アフリカ・ネーションズ決勝からここまで休みなしで来ている。 トゥーレのことだからどこかで一度休めば復活するはず。 そのためにはキャンベルの一刻も早い「完全」復帰が待たれます。

  

Arsenal Team Name West Bromwich Albion
  3 Goals 1
  8 Shots on target ( Inc Goals ) 1
  5 Shots off Target (inc woodwork) 7
  3 Blocked Shots 1
  5 Corners Won 1
  9 Total Fouls Conceded 6
  7 Offsides 5
  2 Yellow Cards 1
  0 Red Cards 0
 62 % Possession

38 %

ま、固いことは抜きにして、ベルカンプのゴールを喜びましょう!!!

今までありがとうございました!!!
でも、「お疲れ様」を言うのはまだ早い。 残りのシーズンもよろしくお願いします!!! そして、将来のアーセナルにもあなたが関わっていてほしい!!!

選手生活ラストゴールは「パリ」で。

そんなことを思うアーセナルファンはきっと多いのではないでしょうか?

 

その他のプレミアシップ最新情報は、
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!(登録中!! モチベーション維持のためご協力お願いします!)