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アーセナル、CL決勝進出!!!

2006-04-27 | アーセナル

ヴィジャレアル 0-0 アーセナル
AGGREGATE) 0-1

アーセナルがクラブ史上初のCL決勝進出!!!

HOME)ヴィジャレアル

                 フォルラン    フランコ

                      リケルメ

            ソリン                  マルコス・セナ

                       ホシコ

        アルアバレーナ                   ハビ・ベンタ
                キケ・アルバレス   ペーニャ


                      バルボサ


交代)    ホシコ → ホセ・マリ
  アルアバレーナ → ロジェール


AWAY)アーセナル

                      アンリ

            レジェス
                                   フレブ

                リュングベリ
                            セスク

                   ジウベルト・シウバ

        フラミニ                        エブーエ
                 キャンベル    トゥーレ


                      レーマン


交代)フラミニ → クリシー
    レジェス → ピレス


<Gunners go to Paris !!!>
苦しかった…

試合前の大方の予想では、
「1st legで敗戦したホームのヴィジャレアルが攻め込む展開になる。
そして、ヴィジャレアルが攻めることで1st legにはなかったスペースが生まれ、アーセナルにも得意の高速カウンターを披露するチャンスが巡ってくる。」
というものだった。

しかし、予想は外れた。 いや、正確に言えば、予想の「2文目」だけが大きく外れた。

アーセナルは先週末のダービーで負傷したセンデロスに代わってキャンベルが入り、左SBのフラミニが開始早々に負傷してクリシーと交代するアクシデント。 またも守備陣に故障者が出てしまった。
立ち上がりこそ「らしさ」は見せたが、このフラミニの交代あたりから様子が変わってきた。

ボールをヴィジャレアル陣内まで運べない…

ボールを受けては、取られる。またはパスミス。
中盤でのパス回しに妙があるヴィジャレアルに一度ボールを取られることは、その後しばらくの間はボールの「追いかけっこ」に体力を奪われることを意味した。
その「追いかけっこ」も、先月末から続く「週2試合」の過密日程の疲れで、レアル戦、ユーベ戦のようにはうまくいかない。

アンリは、最初は周りのサポートの無さに苦労しているのかと思ったら、アンリ自身の出来が良くなかったことが判明。 運動量が少ない。 攻撃で活躍できるならいいが、できないならできないなりに守備でチームに貢献して欲しかった。
レジェス、フレブはボールを持てばすぐに取られる。 エブーエも押し上げられない。ジウベルト・シウバは守備面での貢献が目立ったが、ボールロストが多すぎる。 キャンベル、トゥーレはいっぱいいっぱいの守備。
CL仕様の「4-1-4-1」システムは崩壊寸前のところでなんとか持ち堪えている状態だった。


正直なところ、何度もテレビを消したくなった。
ヴィジャレアルの決定力の無さに助けられ、首の皮一枚残していたが、点を取られるのは時間の問題。 ボールを支配されている時間も、下の「61.9%」にはとても思えず、実質「85%」ぐらいの感覚に陥った。 アーセナルは決して、好んで守りに入ったわけではなく、守らざるを得なかったのだ。

それでも、最悪の時間は後半も40分を過ぎていた。 ここまで来るのだから、やはり今年のアーセナルには「運」もある。

しかし、終了間際にその考えが崩された。

クリシーがペナルティエリア内でホセ・マリを倒したとして、PK…
「運」は存在しなかった。 クリシーの接触は贔屓目なしにノーファウル。 どころか、ホセ・マリのシュミレーションだった。
延長に入れば、アーセナルには得点を奪いに行く気力も体力も残っていない。 同点・延長戦突入は実質的な敗北を意味していた。

しかし、

レーマンがGreat save!!!

試合後のクリシーのインタビュー。
「最後の1分、何かが変わって、僕にとって悪い事が起きてしまった。僕は彼(ホセ・マリ)に触れていなかったし、あれはPKではなかった。テレビで見てもらえばわかるよ。僕は彼に触れていない。
チームとしては最悪の出来事になったかもしれなかった、だから僕はイェンス(レーマン)にはお礼を言ったよ。 けど彼は、『俺に感謝する必要はない、悪いプレーはしてないじゃないか。』って僕に言ってくれたんだ。 今、誰かが僕に世界で好きな選手は誰か? って聞いたら、僕はイェンス・レーマンって答えるね。」 



 

PKの判定で世界が終わりを迎える気持ちになり、PKストップで驚きと歓喜、決勝進出を決めてただただ感動、と数分間で大きな感情の起伏が自分にはありました。
そして、反省点や今後に向けての展望を書こうと思ったんですけど、書いている途中で、この決勝進出を素直に喜びたいと思い始めてしまったので止めにします。

このクリシーのインタビューに象徴される「チームで勝ち取った決勝へのチケット」が手元にあることを実感し、それに向けて心の準備をすることは、自分にはまだ時間がかかりそうです。

「悲願」はもうすぐそこに。
決勝は休養十分で臨める。 「アーセナルのサッカー」を見せよう!!!

 

Villarreal Team Statistics Arsenal
  0 Goals 0
  0 1st Half Goals 0
  5 Shots on Target 1
  6 Shots off Target 3
  2 Blocked Shots 1
  3 Corners 3
  16 Fouls 15
  4 Offsides 3
  0 Yellow Cards 0
  0 Red Cards 0
 81.3% Passing Success 73.6%
  21 Tackles 28
  81% Tackles Success 75%
 61.9% Possession 38.1%
  53% Territorial Advantage 47%

 

 

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