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NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

正念場のローマ、インテル

2007-02-23 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯ローマ 0-0 リヨン


HOME)ローマ

                     トッティ

           マンシーニ               タッデイ

                     ペロッタ

               デ・ロッシ       ピサロ

        トネット                        パヌッチ
                フェラーリ     メクセス


                      ドニ

AWAY)リヨン

                     フレッジ

           マルダ                    ゴヴ

               ジュニーニョ     チアゴ

                     トゥララン

        アビダル                       クレルク
                  クリス     スキラッチ


                      クペ


主審)マイク・ライリー(イングランド)


激しい試合でした。
“肉弾戦”
とは、こういう試合のことを指すのでしょう。

ローマは、普段のリーグ戦で見せているような中央からの崩しができなかったため、サイドからクロスを放り込むといった単調な攻撃が多くなりましたが、リヨンは中のディフェンスが非常に堅く、これを尽く跳ね返していました。 アウェイのオリンピコでこれだけの守りができるのは本物ですね。

しかし、せっかくの白熱した好試合も、審判のジャッジによって楽しみが軽減させられてしまった印象です。 イングランドの駄目主審マイク・ライリーに、この試合を任せたのは間違いだったと思います。
神経質に序盤からイエローを乱発するから、終盤、さらに試合が激しくなって“イエローを出すべきところ”で何も出せなくなるんですよ。
「試合を止めて選手にゆっくりと注意を促し、必要以上に高まってしまったゲームのテンションをコントロールしよう」
という考えは、彼にはないのでしょうか… もっと選手と“笑顔で対話”をしないと、不信感を与えてしまいます。 試合のコントロールをカードに頼る審判には、累積3枚で出場停止と条件の厳しいCLの舞台には出て来てほしくないですね。
試合前に、この試合の主審がマイク・ライリーだとわかった瞬間から、嫌な予感はしていましたが、案の定の結果に。 逆に、ここまで毎回毎回“期待”に応えてしまうのは凄いかと。 というか、彼にビッグゲームを任せるUEFAやFAの審判委員会は何を見ているんだか…
「イエローカード11枚」はCLのタイ記録です。


スコアレスドローなのでまだまだ勝負はわかりませんが、アウェイとは言えしっかりと攻撃も仕掛けていたリヨンの、ホームでの優位は堅いでしょう。 ローマはアウェイゴールが奪えるかどうか。 彼らが苦手な“忍耐”が、次戦は必要とされます。

 

苦しくなったローマ、有利になったリヨンの最新情報は、こちらから!!!(ランキングへ)

 

◯インテル 2-2 バレンシア

得点)カンビアッソ、マイコン / ヴィジャ、D・シルバ

HOME)インテル

              イブラヒモビッチ   クレスポ

                    フィーゴ

         サネッティ                スタンコビッチ

                   カンビアッソ

      ブルディッソ                       マイコン
               マテラッツィ    コルドバ


                   J・セーザル


AWAY)バレンシア

                        モリエンテス
                 ヴィジャ

          D・シルバ                  アングロ

                         アルベルダ
                マルチェナ

       モレッティ                         ミゲル
                 アジャラ    アルビオル


                    カニサレス


主審)ハンソン(スウェーデン)


インテルにとって、この試合は、「天国」と「地獄」の往復を繰り返した90分だったと表現できるでしょう。
序盤に“明らかなオフサイド”を見逃してもらってカンビアッソが先制し、「天国」へ。
その後、“2nd legの意味を無効化”する2点目、3点目を奪うチャンスを掴むも、後半はバレンシアに持ち前の繋ぎのうまさとカウンターからペースを掴まれ、ヴィジャにFKを決められて、「地獄」へ。
さらにアウェイのバレンシアにボールを持たれる時間が長くなり、“ホームで敗戦”という最悪のシナリオが頭を過ぎるも、今度は逆にカウンターからオーバーラップしてきたマイコンが勝ち越しゴールを決めて、「天国」へ。
しかし、最後はダビド・シルバに、“決勝トーナメント1回戦1st legのベストゴール”と言える豪快なボレーを決められ、最後は「地獄」へ。

“アウェイゴールを2つ奪われての引き分け”は、マンチーニにとって想定外の出来事だったでしょう。

ダビド・シルバの同点弾は素晴らしかったですね。 バレンシアの“ローカルスター”、“スペイン期待の若手”が、世界的スターへの階段を登る最初の1歩目を見た気がします。

2nd legは非常におもしろくなりそうです。
インテルは確実に攻めてくるでしょうから、それをキケ・フローレス監督がどう対処するのかが見物です。
バレンシアが優位であることは間違いありませんが、アルベルダの累積出場停止は響きそう。 この試合も、直前のバルセロナ戦も、彼が中盤で相手のキープレーヤーを自由にさせず、守備で大きな存在感を見せていただけに、彼の不在は「アウェイゴール」のリスクを増大させることでしょう。

 

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正念場のセルティック、レアル、リール

2007-02-22 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯セルティック 0-0 ACミラン


HOME)セルティック

                        ヘッセリンク
                K・ミラー

          マクギーディー              中村俊輔

                           スノ
                N・レノン

       ネイラー                        ウィルソン
                 オデー     マクマナス


                     ボルツ

AWAY)ACミラン

                   ジラルディーノ


                      カカ
           グルキュフ             ガットゥーゾ

               アンブロジーニ   ピルロ

       ヤンクロフスキ                     オッド
                マルディーニ   カラーゼ


                     カラッチ


主審)ハウゲ(ノルウェー)


CLの決勝トーナメントにおいて、「ホームでスコアレスドロー」というのは決して悪い結果ではありません。 しかし、今季CLで3敗(コペンハーゲンにも完敗)と、アウェイで壊滅的な内容を見せるセルティックにとって、この結果は非常に厳しいものです。

俊輔は守備に追われる時間が長く、持ち味を存分に発揮することができませんでした。 ミランの攻撃の中心であるカカが左に流れることが多く、また、テクニックの高いグルキュフが左サイドで他の中盤の選手とパス交換をすることが多くなり、俊輔はその対応に追われました。 国内リーグでこれ程ボールを回される経験はほとんどないでしょうから、体力的にはかなりきつかったことと思われます。

攻撃においても、俊輔は徹底マークを受けていました。
例えば、俊輔が右サイドに張っている時、ミランは数人でゾーンで俊輔を見るようにして、他の選手に対しては俊輔へのパスコースを消すようにプレッシャーをかけていました。 この辺りの守備の駆け引きのうまさはさすがイタリア勢。
しかし、それならそれで、逆にセルティックの他のサイドなり中盤の選手なりが、俊輔を“囮”にする形で、そのまま縦へと切れ込んでもらいたかったのですが、それもできませんでした。

ただそれでも、FKは何回か素晴らしいボールを蹴っていました。 特に、序盤のヘッセリンクに合わせたボールは見事なまでの精度でしたが、肝心のターゲットマンが不甲斐なかったです。

ミランの監督や選手だけでなく、UEFA制作の国際映像も俊輔にかなり注目していたようで、日本の民放制作の試合映像かと見間違うほど、俊輔がアップにされるシーンが多かったです。 これは嬉しかったですね~♪

それにしても、この試合のセルティック・パークの雰囲気にはシビれさせられました。スタジアムとファンに関しては、CL決勝トーナメント出場に値するどころか、世界トップクラスのものだと自信を持って言っていいでしょう。

2nd legはセルティックにとってかなり厳しい戦いとなるでしょうが、なんとかミランの攻撃を抑え、俊輔のセットプレーで是非得点を取ってほしいところです。


ちなみに、この試合の主審は、昨季の決勝で笛を吹いたハウゲ。 相変わらずの低クオリティーでした。
特別チャンスに繋がるわけでもないのに、俊輔が受けたファウルを流してしまったのは、ミスジャッジですね。 あの位置でファウルをもらえていたら、ちょうどユナイテッド戦のゴールと同じような位置のFKを得ていただけに、主審の判断には納得ができません。

 

セルティック中村俊輔の最新情報は、こちらから!!!(ランキングへ)

 

◯レアル・マドリード 3-2 バイエルン・ミュンヘン

得点)ラウル2、ファン・ニステルローイ / ルシオ、ファン・ボメル

HOME)レアル・マドリード

                    ファン・ニステルローイ
               イグアイン

          ラウル                  ベッカム

                グティ
                         ガーゴ

      ロベルト・カルロス                  M・トーレス
               カンナバーロ   エルゲラ


                   カシージャス


AWAY)バイエルン・ミュンヘン

                マカーイ
                         ポドルスキ

          シュバインシュタイガー       ファン・ボメル

                        ハーグリーブス
               デミチェリス

       ラーム                         サニョル
              ファン・ブイテン    ルシオ


                     カーン


主審)デ・ブリーカー(ベルギー)

 

最悪のチーム状態同士の対戦。 前半はバイエルン、後半はレアル、とどちらにも守備の問題が散見された試合でしたが、より問題が深刻なのは、勝利を収めたレアルの方だったと思います。
後半は一方的にバイエルンがボールを支配しました。 前半で「3-1」と2点差リードを得て満足したのか、その後レアルは自陣に引きこもってしまいました。
守り切れてさえいれば、これも「1つのやり方」と言えるのかもしれませんが、結果が伴わなければ、それは“度を越した消極策”にしか見えません。 しかも、この試合の前半の内容を見れば、1st legで一気に勝負を決めてしまうことも可能だったはず。
これがカペッロのサッカー、いや“カルチョ”とは言え、彼は、勝利してファンからの信頼と評価を落としてしまったのではないでしょうか。

ベッカムはよくボールを追って頑張っていましたね。 FK、CKからアシストを決めましたし、カーンに防がれましたが、ゴールまであと1歩に迫る鋭いFKも放ちました。 この試合のMVPにも選ばれたそうですが、妥当な選択だと思います。

バイエルンはシュバインシュタイガーらサイドの選手が全く生きなかったのが、攻撃の単調化を招いてしまいました。


やはりこの2チームの対戦は、結局のところ接戦になりますね。
“歴史は繰り返す”ですか。。。 そうなれば勝つのはレアルになりますが。。。

 

苦しいレアル・マドリードの最新情報は、こちらから!!!(ランキングへ)

 

◯リール 0-1 マンチェスター・ユナイテッド

得点)ギグス


え~、この試合は、この日行われた4試合の中で唯一観ていません。。。
ただ、ハイライトと解説の粕谷の話を総合すると、ユナイテッドの調子は決して良いものではなく、リール側に不利なジャッジも働いたとのことですね(まぁ、粕谷の場合、公の立場ながらこういうことを堂々と書いてしまう人なので、彼の話はあまり参考になりませんが…)。

ただ、調子が悪いなりに結果を出し、審判のジャッジにも救われるあたりは、ユナイテッドは勢いがありますね。 運も実力のうちでしょう。 CLは実力だけじゃ勝てませんし、実力だけで優勝したチームなんて見たことありません。

とにかく、この対戦はユナイテッドがかなり有利となりました。 次戦はリールが先制すると非常におもしろくなるのですが。。。

てか、ギグスのゴールは、アンリの十八番(笑)

 

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「してやったり」のチェルシー

2006-11-02 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

バルセロナ 2-2 チェルシー

得点)デコ、グジョンセン / ランパード、ドログバ

HOME)バルセロナ

                    グジョンセン
                                  メッシー
           ロナウジョーニョ

                  デコ       シャビ

                       モッタ

        ファン・ブロンクホルスト            ザンブロッタ
                 プジョル    マルケス


                    V・ヴァルデス

交代)  モッタ → エジミウソン
  グジョンセン → ジュリ
      シャビ → イニエスタ


AWAY)チェルシー

                 ドログバ
                          ロッベン

                     バラック

            ランパード             エシァン

                     マケレレ

        A・コール                      ブラルーズ
                  テリー    カルバーリョ


                     イラリオ

交代)ロッベン → カルー
  ブラルーズ → J・コール
    バラック → P・フェレイラ


主審)ファリーナ(イタリア)



「記憶」には残るであろうゲームだったが、昨シーズンや一昨シーズンに見せたような、「世界のサッカーファンに両チームのクオリティーの高さを鮮烈に印象づける」といったレベルのゲームではなかった。

どちらのチームも本来の出来とは程遠く、イタリア人主審ファリーナのコントロール不足もあって、試合は泥仕合に。
「プロフェッショナル・ファウル」とはいえ、チェルシーの選手のファウルの数の多さや、バルセロナのマルケスやモッタの汚さだけが目に付いた。

それでも、チェルシーにとっては「限りなく勝ち点3に近い勝ち点1」だったと思う。
対するバルセロナは、第2節・アウェイのブレーメン戦とは逆に、今度は自分達が試合終了間際にやられてしまった。
こういう結果になると、ブレーメン戦のメッシーの同点ゴール「バルサにとっていかに重要なものだったか」「ブレーメンにとっていかに悔いが残るものだったか」を考えることが出来る。

グループAがおもしろくなってきた。

 

試合ハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=gRP-B94hHYM

ゴールハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=ZA4k0713Yy4

(モウリーニョ、試合後コメント)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20061101-00000025-spnavi-spo.html

(ライカールト、試合後コメント)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20061101-00000024-spnavi-spo.html

(両選手、試合後コメント)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20061101-00000023-spnavi-spo.html


 

Barcelona Team Statistics Chelsea
   2 Goals 2
   1 1st Half Goals 0
   3 Shots on Target 5
   3 Shots off Target 5
   4 Blocked Shots 1
   3 Corners 4
   15 Fouls 31
   2 Offsides 1
   4 Yellow Cards 6
   0 Red Cards 0
  78.5% Passing Success 69.9%
   26 Tackles 27
  57.7% Tackles Success 66.7%
   61% Possession 39%
  49.2% Territorial Advantage 50.8%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=307267&CPID=5&channel=
より

 


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06-07CL グループステージ第3節 結果

2006-10-20 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループA)
◯チェルシー 1-0 バルセロナ

得点)ドログバ

HOME)チェルシー

                           ドログバ
                シェフチェンコ

                     バラック

            ランパード             エシァン

                     マケレレ

        A・コール                      ブラルーズ
                  テリー    カルバーリョ


                     イラリオ

 

AWAY)バルセロナ

                    グジョンセン
                                  メッシー
           ロナウジョーニョ

                  デコ       シャビ

                     エジミウソン

        ファン・ブロンクホルスト            ザンブロッタ
                 プジョル    マルケス


                    V・ヴァルデス


チェフ、クディチーニの負傷で巡ってきたチャンスを、30歳の第3GKイラリオがしっかりと掴みました。 イラリオは好セーブを連発。

選手生命を揺るがすような2人の怪我が、1人の男のサッカー人生最大のハイライトを作ろうとしてるんだから、運命はわからないものですね~。

後半のドログバのゴールはリバプール戦を彷彿とさせるスーパーゴールでした。後半はチェルシーが内容面でも完全に上回りました。

アーセナル的には、バルセロナに勝ってもらってグループ首位を奪取してほしいところだったんですけどね… まぁ、そのアーセナルもグループ首位が危しくなってきたんで何とも言えませんけど…


・試合ハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=Glfnq2NWTDM

・ドログバ、ゴール動画
http://www.youtube.com/watch?v=EJvFvV-pfA0&mode=related&search=

 

Chelsea

Team Statistics Barcelona
  1 Goals 0
  0 1st Half Goals 0
  6 Shots on Target 5
  7 Shots off Target 6
  2 Blocked Shots 3
  5 Corners 3
  19 Fouls 18
  8 Offsides 0
  1 Yellow Cards 3
  0 Red Cards 0
  75% Passing Success 85.3%
  42 Tackles 28
  69% Tackles Success 85.7%
 37.5% Possession 62.5%
 47.4% Territorial Advantage 52.6%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=307237&CPID=5&channel=
より

 


その他、チェルシー VS バルサ戦の試合詳細レポートは、こちらから!!!


 

(グループE)
○ステアウア・ブカレスト 1-4 レアル・マドリード

得点)バデア / セルヒオラモス、ラウル、ロビーニョ、ファン・ニステルローイ

AWAY)レアル・マドリード

                 ファン・ニステルローイ

           ロビーニョ                ラウル

                     グティ

                          ディアッラ
               エメルソン

      ロベルト・カルロス                 セルヒオ・ラモス
               カンナバーロ    エルゲラ


                   カシージャス



直前のリーグ戦でヘタフェに負けてしまったレアルでしたが、CKからセルヒオ・ラモスのヘッドで先制すると、前節のディナモ・キエフ戦に続き、力の差を見せ付ける内容。
ルーマニア代表期待のバデアのゴールで1点を返されますが、最後はニステルが相手を背負いながらの華麗なループシュートを決めて4点大勝。


ニステルはレアルに移籍して完全に復活
しましたね。 これだけゴールを決めてもオランダ代表からは「対象外」となってしまうと、予選の成績と内容如何によってはファン・バステンも批判を免れられないでしょう。

ステアウアは「ルーマニア」らしく、繋ぎの部分はうまいんですけど、守備が最悪。特に、GKはこのレベルのコンペティションを戦うレベルではありません。

 

・ゴールハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=slnZxPXlsPk

 

その他、レアル戦の試合詳細レポートは、こちら(サッカーランキング)から!!!

 

(グループF)
○セルティック 3-0 ベンフィカ

得点)K・ミラー2、ピアソン

HOME)セルティック

                 K・ミラー
                         ズラウスキ

          マロニー                 中村俊輔

                           スノ
                N・レノン

       ネイラー                         テイラー
                マクマナス   コルドウェル


                     ボルツ


AWAY)ベンフィカ

                     ミッコリ

           シモン                 ヌーノ・ゴメス

                N・アシス     カツラニス

                     ペティート

        レオ                          アウシデス
                R・ローシャ    ルイゾン


                      キム


主審)ブーラムハール(オランダ)


グループF、事実上の「2位争い」をしている2チームの対戦は、中村俊輔のシュートミスにケニー・ミラーが足を出して合わせて先制。
これはアシスト?? 微妙なところですが、「スポーツ新聞的」にはアシストなんだろうなぁ(笑)
その後、セルティックはカウンターから俊輔が「起点になって」、マロニー、ケニー・ミラーへと渡って追加点。
最後は、俊輔の左足シュートをGKが弾いたところを、途中出場のピアソンが押し込んで圧勝。

「全得点に絡んだ」って感じかな???

セルティックはホームとはいえど苦しめられるかと思いましたけど、そんなことはなかったですね。 先制点を取ってからは余裕の展開でした。
2位突破に向けて大きくリードしましたが、ベンフィカはホームで強さを見せるだけに、次が正念場。 「引き分け以上」なら決められそうです。


・ピアソン、ゴール動画
http://www.youtube.com/watch?v=anlHzeKH8Hc&mode=related&search=

これは素晴らしい!!!!!
・中村俊輔ハイライト①
http://www.youtube.com/watch?v=SUiXzcq6tEM

・中村俊輔ハイライト②
http://www.youtube.com/watch?v=kbVEIh9XiPE&mode=related&search=


日本人には嬉しい動画ですね♪

 

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もはやドロドロ??(笑)

2006-09-30 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループB)
インテル 0-2 バイエルン・ミュンヘン

得点)ピサロ、ポドルスキ

HOME)インテル

                クレスポ
                       イブラヒモビッチ

                    フィーゴ

          スタンコビッチ            サネッティ

                    ダクール

       グロッソ                         マイコン
               マテラッツィ    コルドバ


                   J・セーザル


AWAY)バイエルン・ミュンヘン

                マカーイ    ピサロ

                   ファン・ボメル

          シュバインシュタイガー     サリハミジッチ

                    オットル

       ラーム                         サニョル
              ファン・ブイテン  ルシオ


                     カーン


主審)スティーブ・ベネット


<泥沼>
CLの前身であるチャンピョンズカップの時代を含めても、「初顔合わせ」という両チームの対戦。 イタリアとドイツの超名門の2チームだけあって、この事実は意外でしたね。

しかし、試合は「初顔合わせ」どころか、まるで「ダービーマッチ」のような激しい肉弾戦が繰り広げられました。

よく考えたら、インテルには、
マテラッツィ、スタンコビッチ、イブラヒモビッチ
バイエルンにも、
カーン、ファン・ブイテン、シュバインシュタイガー、ファンボメル
と、気性の荒らいのが揃ってたんですよね(笑)

さらに、インテルには前節のスポルティング戦で退場となって今回は出場停止のヴィエラ、ベンチにはスーツを着てスタッフとして参加のミハイロビッチまでいました(ミハイロビッチはいつの間にか「コーチ」になってみたいです。 知らなかった~ってか、コーチなんて務まるのか!?

そして、主審のスティーブ・ベネットが試合をコントロールできずにカードを乱発。 前日のグレハム・ポールといい、イングランド人主審はやっぱレベルが低いです。

後半の早い段階で、インテルは、イブラヒモビッチがこの日2枚目の警告で退場
バイエルンは、途中出場のショルが一発レッドでもおかしくない両足カニ挟みタックルを見舞う。
そして、インテルは、グロッソが肘打ちで一発レッド。
この判定に怒って審判を罵倒したミハイロビッチ「コーチ」が退席処分。 全然変わってね~(笑)
また、グロッソの肘打ちとインテル首脳陣に対する怒りを爆発させてしまったバイエルンのウリ・ヘーネスGMも退席処分。

試合は終了間際に、コルドバの信じられないクリアミスを受けたポドルスキに落ち着いて決められて、インテルにとっては最悪の形で試合終了。

 

これでインテルはCL2連敗。未だ「勝ち点0」でグループ最下位となってしまいました…
なんかやっぱり、「いつものインテル」になってしまいましたね… 最後の2失点目なんて、チームのグダグダ感を露骨なまでに表してしまいました。


「大量のビッグネーム補強  →  連携の作り直し  →  結果が出せずにチーム内の雰囲気が悪化  →  出番のない実力選手が不満をメディアに向けて発す  →  監督と選手の関係が崩れていく」

という悪循環が今季も。

マンチーニの首がいよいよ危なくなってきました…
でも、監督変えても、もう1回「連携の作り直し」からスタートするだけなんだよなぁ…

 


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05-06CL グループステージ第2節 結果①

2006-09-29 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループA)
◯ブレーメン 1-1 バルセロナ

得点)OG / メッシー

HOME)ブレーメン

                 ハント     クローゼ

                     ジエゴ

          ボロウスキ               フリングス

                     バウマン

       シュルツ                         フリッツ
               メルテザッカー   ナウド


                     ヴィーゼ

AWAY)バルセロナ

                      エトー
                                  ジュリ
           ロナウジョーニョ

                   デコ     イニエスタ

                      モッタ

        シウビーニョ                      オレゲル
                  プジョル    テュラム


                    V・ヴァルデス


主審)ロセッティ(イタリア)


試合を押し気味に進めたブレーメンは後半、ハントのクロスの処理を誤ったプジョルのオウンゴールで先制!!
でも何か、
「バルセロナが負ける気もブレーメンが勝てる気もしない…」
と思ってたらやっぱり、終了間際にデコのスルーパスからメッシーが決めてドロー。

ブレーメンってなんかこういうイメージのチームなんですよね~。 「善戦」はするんだけど金星は得られない、っていう。。。

この試合はロナウジーニョの出来が最悪でした。
解説の原博美さんは「バルセロニスタ」ですから、「愛情」からつい厳しい言葉を投げかけてしまうんですね。 特にオレゲル、モッタ、ロナウジーニョへの批判は半分グチになってて聞いてておもろかったです(笑) お気持ちはよ~くわかりますよ♪

とりあえず「バルサの引き分け」で喜んでたんですけど、よく考えたら、バルサが2位になったら決勝トーナメントの1回戦でアーセナルと当たる可能性が高くなっちゃうじゃないっすか!!
これはアカンアカンと思い直し、これからこのグループはバルサを応援していくことに決めました♪ チェルシーが2位になっても「同国」だから当たることないんで♪

 

 

その他、ブレーメン VS バルサ戦の試合詳細レポートは、こちらから!!!

 

(グループE)
◯レアル・マドリード 5-1 ディナモ・キエフ

得点)ファンニステルローイ2(1PK)、ラウル2、レジェス / ミレフスキー

HOME)レアル・マドリード

                 ファン・ニステルローイ

           ラウル                  レジェス

                     グティ

                          ディアッラ
               エメルソン

      ロベルト・カルロス                      メヒア
             セルヒオ・ラモス   カンナバーロ


                   カシージャス


AWAY)ディナモ・キエフ

                    ミレフスキー

          ベルケビッチ              シャツキフ

                    リンコン

                コレア       ユスフ

       ネスマチニー                     グセフ
                サブリッチ  ガブランチッチ


                  ショフコフスキー


主審)グレハム・ポール(イングランド)


一見すると、レアル・マドリードの「お祭り試合」のようなスコアに見えますけど、この試合の「真のMVP」にはGKカシージャスを挙げたいです。
前半にカウンターから訪れたピンチを何度も防ぎ、チームメイトを鼓舞し続けた彼の存在なくしてこの大勝はなかったですね。

レアルは、ピッチを広く使って、いつになくおもしろい攻撃を見せたんですけど、守備が「カペッロのチーム」とは思えないほど緩い。 その後もカシージャスがいなかったら3、4点取られててもおかしくはなかったと思います。
飛び出しのタイミング、シュートへの反応、守備範囲の広さのどれをとってもこの日の彼はパーフェクトでした。

てか、レジェスが最近よくゴールを決めてるんですけど!?
アーセナルで全然ゴールなんて決めなかったくせに… この前なんてリーグ戦で「直接フリーキック」まで決めやがった!!! 2年間、アーセナルでかなりの数を任されてましたけど、ゴールに入れたのなんてマジで記憶にねーぞ!!!
ホントありましたっけ??

最後に、主審のグレハム・ポールについて。
ファン・ニステルローイのPKのシーンはやっぱり「PK+イエロ」で良かったんではないかと。 前節のハンブルガーSVとアーセナル試合でもそうでしたけど、決して「悪質な止め方」というわけではなく、「手がかかってしまった」だけなんで、「PK+レッド」はGKにとっては余りにも酷です。
試合を壊さないためにも、UEFAがある程度の基準を設ける必要がありそうです。

 

その他、レアル戦の試合詳細レポートは、こちら(サッカーランキング)から!!!

 

 

(グループF)
◯セルティック 1-0 コペンハーゲン

得点)K・ミラー(PK)


セルティックとしては「絶対に勝たなければならない試合」。
本当はもう少し点差をつけて勝ちたかったところでしょうけど、とりあえず「勝ち点3」を取れてよかったですね♪
中村俊輔も、PKを獲得したドリブルをはじめに動きは良かったようで。 次の「ベンフィカ2連戦」で決まるかな??

 

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06-07CLグループステージ 第1節 結果③

2006-09-15 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループE)
◯リヨン 2-0 レアル・マドリード

得点)フレッジ、チアゴ

HOME)リヨン

                   フレッジ

          マルダ                  ゴヴ

              ジュニーニョ    チアゴ

                   トゥララン

       アビダル                    レベイエール
                ミュラー   クリス


                    クペ


AWAY)レアル・マドリード

                    ファン・ニステルローイ
               カッサーノ

         ラウル                   ベッカム

                        エメルソン
               ディアッラ

      ロベルト・カルロス                  シシーニョ
             セルヒオ・ラモス  カンナバーロ


                  カシージャス


主審)シュタルク(ドイツ)

 

9月14日、CL・グループステージ初戦、場所はリヨンのスタッド・ドゥ・ジェルラン。 めぐり合わせは何もかもが一年前と同じだったこの試合。
最大の違いは、一年前はリヨンの中心プレーヤーだったディアッラが、今度はレアルのプレーヤーとしてピッチに立っていたことでしょう。
しかし、そのディアッラは数ヶ月前まで一緒に中盤を形成したジュニーニョとチアゴに厳しく狙われ、仕事ができず。 ジュニーニョとチアゴに「特別なモチベーション」が働いていたことは明らかに見て取れましたね。
「ここ(リヨン)で成し遂げたことよりも大きな成功を収めたい。」という、ディアッラの移籍動機を否定するには充分な2人の活躍だったと思います。

この試合で特筆すべきは、ジュニーニョのFK。 そのほとんどが枠内に飛び、大外れというものが全くありませんでした。 蹴るボールも無回転、アウト回転、イン回転と種類が豊富で、カシージャスを悩ませました。 疑いなく、世界一のフリーキッカーですね。

カペッロが監督に就任し、カンバーロ、エメルソン、ディアッラら「守備陣」を補強したことで「昨季の再現」を予想した人は少なかったと思います。
しかし、メンバーは変わらずとも、フレッジ、マルダ、ゴヴ、チアゴ、アビダルら若手が昨季のCLとW杯で自信を付けたことによって生まれたリヨンの「成長による戦力上昇値」が、レアルの「補強による戦力上昇値」を上回った形となりました。

3年連続で「ベスト8の壁」を破れないでいるリヨンですが、「4回目」の挑戦で打ち破った昨季のアーセナルと同様の躍進を予感させる試合でした。

 


その他、リヨン VS レアル戦の試合詳細レポートは、
こちら(サッカーランキング)から!!!

 

 

(グループF)
◯マンチェスター・ユナイテッド 3-2 セルティック

得点)サハ2(1PK)、スールシャール / ヘッセリンク、中村俊輔

HOME)マンチェスター・ユナイテッド

                                        サハ
                 ルーニー

          ギグス                 フレッチャー

                スコールズ
                         キャリック

       シルベストル                     G・ネビル
                 ブラウン   ファーディナンド


                  ファン・デル・サール


AWAY)セルティック

                    ヘッセリンク


            マクギーディー        中村俊輔
                    ヤロシク

                         グラベセン
                N・レノン

       ネイラー                        ウィルソン
                マクマナス   コルドウェル


                     ボルツ

 

中村俊輔、CL日本人初ゴール!!!
しかし、歴史に残る素晴らしいFKを決めて前半のうちに同点に追い付いたものの、後半開始早々にグラベセンのパスミスから3失点目を喫して、敗戦スタート
思えば、1失点目もGKボルツの余計なファウルでPKを与えてしまったことによるもの。 内容面では「スコア以上の大差」を見せられましたが、セルティックにとっては悔やまれるイージーミスの連続でした。


中村俊輔FK動画は、こちら!!!(青嶋さんの実況最高♪)
試合のゴールハイライト動画は、こちら!!!


ちなみに、ユナイテッドのパク・チソンは怪我で欠場。 中村俊輔の得点を見た韓国人の反応はどういうものだったんでしょうね??
「ボルトンに中田が移籍することが決まった瞬間に(パク・チソンのいる)ユナイテッドとの対戦日を確認した」、なんて話ですから、むこうでもかなり注目された試合だったんでしょうね♪

 

 

その他、セルティック中村の試合詳細レポートはこちら(サッカーランキング)から!!!

 

 

(グループG)
◯ポルト 0-0 CSKAモスクワ


アーセナルが属するグループGのもう1試合はスコアレスドロー。
ポルトはホームなので勝ちたかったでしょうね。 CSKAモスクワはヴァグネル・ラブ、ドゥドゥ、ダニエル・カルバーリョらドゥンガ新政権のブラジル代表メンバー3人を中心とした手強いチームです。 グループの最大のライバルとなるのは、ポルトでもハンブルガーでもなく、このCSKAモスクワなのかもしれません。

アーセナルにとって、この試合の結果が「プラスなものかマイナスなものか」は、今後明らかになるでしょう。

 


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06-07CLグループステージ 第1節 結果②

2006-09-14 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループA)
◯チェルシー 2-0 ブレーメン

得点)エシァン、バラック(PK)

HOME)チェルシー

                          ドログバ
               シェフチェンコ

                    バラック

           ランパード             エシァン

                    マケレレ

       A・コール                      ブラルーズ
                 テリー    カルバーリョ


                     チェフ


AWAY)ブレーメン

               クラスニッチ    クローゼ

                     ジエゴ

          ボロウスキ               フリングス

                     バウマン

        ウォメ                         フリッツ
                 ナウド     パサネン


                     ラインケ


主審)ヴァサラス(ギリシャ)



アシュリー・コール
のチェルシーCLデビュー戦。
不思議なもので、アシュリーがミスをしたらちょっと嬉しかったし、危ないファウルをした時には審判に、「イエロー出せよ!!」とか思っちゃいました(笑)
いや~、「愛」と「憎悪」は紙一重です♪

ブレーメンはダイレクトパスをポンポンと小気味よく繋げて、アウェイながら見ていて楽しいサッカーを展開するなど、パス回しや技術の面ではチェルシーより上回っていたとは思うんですけど…
クローゼが絶好のタイミングで合わせたヘディングシュートを、2度続けて外してしまったシーンが試合を分けましたね。
一度目はフリングスの最高のクロスをフリーで外してしまい、二度目はクロスバーに当ててしまいました。 そして、そのクローゼのクロスバー直撃ヘッドのすぐ後、フリッツがペナルティエリア内でドログバを倒してしまい、PKの判定。 必死で同点に追いつこうとしている時でしたから、この一連の展開は痛かったですね。

「試合巧者」と言うべきか、特別チームの調子が良い様には見えないんですけど勝っちゃいますね、チェルシーというチームは。
「調子が悪いなりにも勝てること」は、タイトルを取るための重要な条件です。

 

Chelsea Team Statistics Werder Bremen
  2 Goals 0
  1 1st Half Goals 0
  5 Shots on Target 2
  5 Shots off Target 9
  1 Blocked Shots 4
  4 Corners 5
  17 Fouls 11
  4 Offsides 2
  4 Yellow Cards 1
  0 Red Cards 0
 86.2% Passing Success 82%
  23 Tackles 29
 39.1% Tackles Success 86.2%
 54.4% Possession 45.6%
 43.9% Territorial Advantage 56.1%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=307204&channel=premiership&cpid=5    より

 

その他、チェルシー戦の試合詳細レポートは、こちら(サッカーランキング)から!!!


 

 

◯バルセロナ 5-0 レフスキ・ソフィア

得点)イニエスタ、ジュリ、プジョル、エトー、ロナウジーニョ

HOME)バルセロナ

                      エトー
                                  ジュリ
           ロナウジョーニョ

                   デコ     イニエスタ

                      モッタ

        ファン・ボロンクホルスト               ベレッチ
                  プジョル    テュラム


                    V・ヴァルデス


AWAY)レフスキ・ソフィア

                    E・アンゲロフ

           ヨボフ                  テルキスキー

                     バルドン

              エロモイグベ       ボリミロフ

       S・アンゲロフ                      ミラノフ
                 トマシッチ   トプザコフ


                     ペトコフ



バルセロナ
がホームのカンプノウで快勝。
グループAはバルセロナとチェルシーの「直接対決」に注目されてますけど、どちらにとってもこのレフスキ・ソフィアとブレーメンにしっかり勝つことの方が重要でしょう。
そう考えると、チェルシーはレフスキ・ソフィアを相手にしても5点取れるようなチームじゃないんで、「得失点差でバルセロナが1位、チェルシーが2位」になる感じがしてきましたね、このグループは。

この試合で感じたのは「エトーとアンリの埋められない差」。
エトーは得点感覚に優れているのはもちろんのこと、守備やポストプレーも積極的にこなしてくれます。 エトーの献身的な姿を見ているとどうしても、
「アンリもエトーぐらいに守備とポストやってくれたら、どれだけ楽に戦えるかなぁ。」
なんていう気持ちが芽生えてきちゃいます。

調子が悪い時のアンリは、
①左サイドに張りすぎる → 他の選手の邪魔になる
②前線でほとんど守備をしない → プレミアでは、相手がディフェンスラインから簡単に放り込んでくる → パワープレーに屈してピンチに
③ヘディングを極端に嫌うため、負けている時のロスタイムのパワープレーでは全く役に立たない
④悪い時なら悪い時なりに(守備などで)チームに貢献しようとしない

と、存在自体が大きいだけに、よりいっそうにチームの「足枷」となってしまいます。
負けたマンチェスター・シティ戦だって、コッラーディの半分どころか4分の1でいいから体を張ってくれてたら違ったと思うんですけどね。

前線で盛んにボールを追い掛け回しながらも、終盤まで爆発的なスピードを保つエトーの体力と試合に取り組む姿勢には脱帽です。

 


その他、バルセロナ戦の試合詳細レポートは、こちら(サッカーランキング)
から!!!

 

(グループB)
◯スポルティング・リスボン 1-0 インテル

得点)カネイラ

HOME)スポルティング・リスボン

                リエヂソン
                          ジャロ

                   ロマニョーリ

          J・モウティーニョ             ナニ

                    M・ベロゾ

       カネイラ                        アベウ
                A・ポウガ     トネル


                     リカルド


AWAY)インテル

                         アドリアーノ
               イブラヒモビッチ

          スタンコビッチ              フィーゴ

                          ヴィエラ
                 ダクール

       グロッソ                         マイコン
                 サムエル   コルドバ


                      トルド



インテルは昨季から何も変わってませんでした(笑)

毎年毎年、シーズン序盤は補強した選手と既存の選手が全く噛み合わない。
この試合も、アドリアーノとイブラヒモビッチの連携は最悪。二人の間では「パス交換」すらまともに行われず。
ヴィエラは昔の癖が未だに治らず、イエロー2枚で退場。

「スター集団ゆえの典型的な悪循環」に陥りましたね、今季も。

一方、勝ったスポルティングは、ポルトガルU-21代表に選ばれているFWジャロ(20)、飛び級でA代表に選手されたMFナニ(19)、MFジョアン・モウティーニョ(20)など、若い選手が揃って素晴らしい活躍を見せました。 この3人は今後も注目です。

 


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06-07CLグループステージ 第1節 結果①

2006-09-13 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループC)
◯ガラタサライ 0-0 ボルドー


稲本潤一フル出場!!!
チーム自身はホームで不甲斐ない結果に終わりましたけど、稲本個人は頑張っていたんではないでしょうか?? 正確なサイドチェンジやロングフィードを何本か通して攻撃の起点になっていましたし、守備ではミクーを抑えていましたからね。

それにしても、今回の移籍は大成功ですね♪
「イングランド2部のウェストブロムで控え」「トルコ1部の名門ガラタサライでCL出場&レギュラー」じゃ、えらい違いですもん。 ブライアン・ロブソンみたいなダメ監督の下でやっても成長しないことは目に見えてますから。

ただ、ホームでボルドー相手に引き分けは苦しいスタートです。 リバプールとPSVはホームでも少しキツイんで、ボルドーには是非勝って欲しかったんですが。。。。

 

その他、ガラタサライ稲本の試合詳細レポートはこちら(サッカーランキング)から!!!

 

○オリンピアコス 2-4 バレンシア

得点)コンスタンティヌス、カスティージョ / モリエンテス3、アルビオル


モリエンテスのハットトリックでバレンシアが逆転勝利!!!

「オリンピアコス先制 → バレンシア逆転 → オリンピアコス同点 →バレンシアが終盤に2ゴール」
という非常にスリリングな展開の試合でした!!

3シーズン前のCLではモナコで大爆発したモリエンテス。
その後はレアルに戻ってダメ、イングランド(リバプール)に行ってダメ、と不幸の連続でしたが、「母国での新天地」でまた一花咲かせましたね。
浮き沈みの激しいストライカーですが、そこがなんか応援したくなるところなんだよなぁ~。

 

その他、グループCの試合詳細レポートはこちら(サッカーランキング)から!!!

 

(グループD)
◯ローマ 4-0 シャフタール・ドネツク

得点)タッデイ、トッティ、デ・ロッシ、ピサロ

HOME)ローマ

                    トッティ

          マンシーニ              タッデイ

               ペッロッタ
                        アクイラーニ

                   デ・ロッシ

       トネット                        パヌッチ
                キヴ      フェラーリ


                     ドニ


AWAY)シャフタール・ドネツク

                    ブランドン


             エラーノ           マリカ
               マツザレム
                        ティモシュク

                    ドゥリャイ

        ラト                           スルナ
              レバンドフスキ   ヒュブシュマン


                    シュトコフ

主審)ライェク(フランス)


前半は、どちらかと言えばシャフタールの試合。
アウェイらしい慎重な試合運びで、カウンターから効率的な攻めも見せ、決定機の数ではシャフタールが上回った。
しかし、後半にタッデイが先制点を決めると、その後はローマ攻撃陣が大爆発のお祭り騒ぎ!!!

「トッティ・1トップシステム」の機能でなかなか出場機会がなくて、腐っているかに見えたモンテッラがタッデイが先制ゴールを決めた際に飛び付いて喜んだシーンや、新加入のピサロが移籍後初ゴールを決めた際に他の選手達が手厚い祝福をしたシーンなどを見ると、チームが一枚岩になっていることが窺えました。 やっぱローマはいいですね~。

インテルとは非常に対照的です(笑)

 

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UEFAカップ決勝 ミドルズブラ VS セビージャ

2006-05-12 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

ミドルズブラ 0-4 セビージャ

得点)L・ファビアーノ、マレスカ2、カヌーテ

ミドルズブラ)

               ヴィドゥカ
                       ハッセルバインク

         ダウニング                  J・モリソン

              ロッシェンバック
                         ボアテング

      キュードルー                      パーナビー
               サウスゲイト    リゴット


                   シュウォーツァー

交代)J・モリソン → マッカローネ
  キュードルー → ヤクブ
     ヴィドゥカ → キャタモール


セビージャ)

                サビオラ    L・ファビアーノ

         アドリアーノ                 ヘスス・ナバス

                マルティ      マレスカ

       ダビド                      ダニエル・アウベス
                エスキュデ   ハビ・ナバーロ


                     パロップ

交代)  サビオラ → カヌーテ
  L・ファビアーノ → レナト
    アドリアーノ → プエルタ


リバーサイドの奇跡>
今季のUEFAカップ決勝は、1週間後のCL決勝と同じ、「イングランド VS スペイン」の構図となった、イングランドのミドルズブラとスペインのセビージャの対戦。

何よりも触れておくべきなのは、ここまでのミドルズブラ(通称ボロ)の勝ち上がり方。
中田浩二が所属するスイスのバーゼルとの準々決勝では、アウェイの1st legを0-2で落とし、ホームのリバーサイドで迎えた2nd legも先制を許す苦しい展開に。 勝ち上がるには「4点」が必要な絶望的状況だったが、ヴィドゥカの2ゴール、ハッセルバインク、そして最後はなんとロスタイムにマッカローネが決めて大逆転勝利!!

ステアウア・ブカレストとの準決勝も、アウェイで1st legを0-1で落とし、ホームの2nd legでは今度は2点を先攻されてしまい、またも「4点」が必要となったボロ。
しかし、前半にマッカローネが1点を返すと、後半にはヴィドゥカ、リゴットがゴールを決め、最後はまたもロスタイムにマッカローネが決めて、昨季CL決勝のリバプールが以上の大逆転劇を2度も演じて決勝進出!!!


個人的に、ボロのスティーブ・マクラーレンの「イングランド代表監督就任」はこのボロの奇跡の快進撃が大きく作用していたのではないかと思っている。
今季、ボロはFAカップでも準決勝まで進出。 2季前にはカーリングカップを制してクラブ史上初のタイトルを獲得している。
代表が目指すべきものは「カップ」。 やはり、「カップ戦に強い監督」というのは代表監督の選考にあたって大きなアピール材料となる。


<奇跡終焉>
試合は序盤から、スペインと南米が融合したラテンの「テクニック」がグレートブリテン島の「フィジカル」を凌駕した。
前半27分、ブラジル人右SBのダニエル・アウベスのアーリークロスを、こちらもブラジル人のFWルイス・ファビアーノが頭で合わせて先制!!
ボロはヴィドゥカとハッセルバインクの2トップが前線でターゲットマンになれず、攻めの起点を作れなかった。 2人は疲れからか運動量も非常に少なかった。

後半開始、当然のごとくマクラーレンは動き、今回のUEFAカップで「ラッキーボーイ」的存在のマッカローネを投入。
意外だったのはリードしているセビージャも動いてきたこと。 サビオラに代えてマリ代表のカヌーテを入れた。 確かに、サビオラの動きはそれほど良くなかったが、リードしているチームが後半開始から怪我でもない選手を代えるのは大胆だ。 それも「決勝戦」ということを考えれば尚更だった。

前半よりも多くチャンスを掴むようになったものの同点にできないボロは、FWのヤクブを入れて4トップのような形で臨むも、後半33分、前方にできた大きなスペースをドリブル突破したマレスカがヘスス・ナバスとの連携から2点目を決めて勝利を引き寄せると、39分には、ボロのクリア拾ったをマレスカがトラップからボレーを決めて3点目。 最後はロスタイム、マレスカのシュートをオーストラリア代表GKシュウォーツァーが弾いたところをカヌーテが押し込んで試合終了。 セビージャが初のヨーロッパタイトルを獲得した。


 

イングランドフットボールファンとして個人的にはボロを応援してたんですけどね。
精彩を欠いていたヴィドゥカとハッセルバインクを最後まで引きずったのが、攻撃の糸口を見出せなかった原因じゃないでしょうか。 来季からはイングランド代表に専念するマクラーレンにとっては寂しいラストゲームになってしまいました。

セビージャで目立っていたのは、2得点のマレスカはもちろんとして、左のアドリアーノと右のヘスス・ナバスの21歳&20歳コンビ、右SBのダニエル・アウベスでしょう。
3人はスピードに乗った細かいステップのドリブルでボロを脅威に陥れてました。 また、3人ともよく守備をするし、攻撃を遅らせるのがうまい。
「セビージャの右」ヘスス・ナバスとダニエル・アウベスの攻め上がりは、「ボロの左」ダウニングとキュードルーの攻め上がりを抑えることにもなりました。 ヘスス・ナバスは一時鬱病に苦しみましたけど、帰ってきましたね。
セビージャと言えば、レジェスもセビージャのカンテラ出身です。 ヘスス・ナバスは一時期アーセナルが狙ってる、なんて話もありましたね。

う~ん…
欲しい(笑)

 

 

Middlesbrough Team Statistics Sevilla
    0 Goals 4
    0 1st Half Goals 1
    2 Shots on Target 11
    3 Shots off Target 7
    3 Blocked Shots 3
    5 Corners 6
    21 Fouls 12
    3 Offsides 1
    1 Yellow Cards 3
    0 Red Cards 0
   68.2% Passing Success 74.2%
    24 Tackles 23
   70.8% Tackles Success 95.7%
   47.2% Possession 52.8%
   49.5% Territorial Advantage

50.5%

http://home.skysports.com/matchreport.asp?fxid=295924&CPID=6&channel=premiership  より

 


この「イングランド勢」の雪辱は、来週、アーセナルが果たそう!!!

 

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CL準決勝 1st leg ACミラン VS バルセロナ

2006-04-19 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

ACミラン 0-1 バルセロナ

得点)ジュリ

HOME)ACミラン

             シェフチェンコ   ジラルディーノ

                     カカ

          セードルフ             ガットゥーゾ

                     ピルロ

       セルジーニョ                     スタム
                カラーゼ     ネスタ


                     ジーダ


交代)   ピルロ → マルディーニ
   ガットゥーゾ → アンブロジーニ
      スタム → カフー


AWAY)バルセロナ

                      エトー
                                  ジュリ
           ロナウジョーニョ

                イニエスタ     ファン・ボメル

                     エジミウソン

        ファン・ボロンクホルスト               オレゲル
                  プジョル    マルケス


                     V・ヴァルデス


交代)    ジュリ → ベレッチ
      オレゲル → モッタ
  ロナウジーニョ → マキシ・ロペス


<個人の差、そして監督の差>
CLもいよいよ準決勝!!! まずは「世間的に」大注目のACミラン対バルセロナの試合!!(個人的に、「もう1つの試合」の方がもっと大注目なぶん、他のサッカーファンの方よりこの試合に対する興味は薄いかもしれません 笑)

まずはミランのホーム、サンシーロで行われた1st leg。
ミランはインザーギが発熱で欠場。 バルセロナはメッシーとラーションを負傷で、デコを累積警告で欠いた。

リーグ戦ここ数試合、両チームともここにコンディションを合わせていくことを意識した戦いぶりが目立っただけに、序盤から動きが良く、特にミランの守備が機能し、試合の主導権を握った。
ミランは中盤をコンパクトにして早めにチェック。 バルセロナのFWにくさびのパスを入れさせず、前線でのボール回しを封じ、そこからカウンターでサイドバックの裏のスペースを使おうとする意図が見て取れた。
このように立ち上がりから積極的に仕掛けたミランは前半13分にスローインからジラルディーノがDFを背負いながらシュートを放つがこれはポスト。 直後にはシェフチェンコがヘディングシュートを放つも、GKヴァルデスの正面。

もちろんバルサも黙っておらず、各自がミランの守備を外すように動き、パスを回し、徐々に流れを掴み始めた。 そして27分にFKを得て、30分にはロナウジーニョの突破からチャンスを作ったが、スコアは動かずそのまま前半終了。

後半、前半の終盤にペースを掴んだバルセロナが開始から積極的に仕掛けた。
さらにミランが中盤でのチェックが遅れ始めたことで、前線から最終ラインまでの全体のディフェンスに混乱が見えるようになった。
そして試合の全てを決めたのは後半12分、ロナウジーニョがガットゥーゾの寄せを弾き飛ばすと,ノーステップでGKジーダが出られない絶妙な位置にフライスルーパス! これをカラーゼとネスタの間をダイアゴナル・ランで走り込んできたジュリが受け、左足でニアサイドに豪快に蹴りこんで先制!!

ミランにとっては、
「ホームの1st leg、アウェイゴールの先制を許した。」
という事実以上に精神的ショックを受けるような、個の能力をまざまざと見せつけられた、あまりに美しいゴール。

さらに追い討ちをかけるように、5分後にはロナウジーニョがドリブルでディフェンスをあれよあれよとかわしてポスト直撃のシュート。
その後は、ここがカンプノウであるかのようにバルサがパスを回してミランを全く寄せつけず、試合終了。


ミランはポストに嫌われ、主審の判定にも泣かされ、と運がなかった。 しかし、それ以上に個々の能力の差、チームとしての完成度の差を見せつけられた。
結果は内容に則したフェアなものだったと思う。

そして、気になったのは両監督の采配。
ミランのアンチェロッティが先制点を喫した後に行った交代策は、リヨン戦と同じ、「セルジーニョを1つ上げて、中盤にアンブロジーニを入れる」というもの。

策がない…

もちろん、この采配はバルサのライカールト監督にとっては「予習済み」のものだ。 そのセルジーニョを見る形で「ジュリに代えてベレッチを投入」。 これはリヨンのウリエ監督が準々決勝で、「攻撃的なゴヴに代えて守備的なレベィエールを入れた采配」と全く同じ意図だろう。
ここで疑問なのは、ベンチにいたルイ・コスタやアモローゾといった攻撃的な選手をなぜ使わなかったのか? ということだ。 アンチェロッティのホームでの消極的すぎる采配が目に付いた。

これでバルサはかなり優位になった。 カンプノウでバルサが負けるとは考えにくい。 ミランも攻撃に出てくる。 今回以上に攻めの余裕はできるだろう。

とは言え、何が起こるかわからないのがサッカー、そしてCL。
ミランには、昨季決勝で被害を受けた大逆転劇を、今度は自らが演じるよう期待したい。

 

Milan Team Statistics Barcelona
 0 Goals 1
 0 1st Half Goals 0
 3 Shots on Target 4
 8 Shots off Target 7
 2 Blocked Shots 3
 4 Corners 1
 22 Fouls 20
 5 Offsides 2
 1 Yellow Cards 2
 0 Red Cards 0
73.% Passing Success 77.4%
 24 Tackles 31
70.8% Tackles Success 77.4%
44.9% Possession 55.1%
47.3% Territorial Advantage 52.7%

 

 

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CL準々決勝 2nd leg ACミラン VS リヨン

2006-04-06 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

   ACミラン 3-1 リヨン
AGGREGATE)3-1

得点)インザーギ2、シェフチェンコ / ディアッラ   ミランが準決勝進出!!!

HOME)ACミラン

              インザーギ    シェフチェンコ

                     カカ

          セードルフ             ガットゥーゾ

                     ピルロ

       セルジーニョ                     スタム
                カラーゼ     ネスタ


                     ジーダ


交代)    ピルロ → アンブロジーニ
    ガットゥーゾ → マルディーニ


AWAY)リヨン

                         フレッジ
               ヴィルトール

         マルダ                    ゴヴ

               ジュニーニョ
                         ディアッラ

       アビダル                      クレルク
                カサーパ    クリス


                      クペ

交代)フレッジ → カリュー
      ゴヴ → レベィエール


<何が起こるかわからない サッカーの恐さ>
この、サッカーというスポーツを表現するのに余りにも月並みな言葉。 しかし、今回の試合を語るのに最もふさわしいのは、この月並みな言葉ではないでしょうか。
昨季のCL決勝、3点差をたった「6分間」で追いつかれ、PK戦で敗れたミラン。 今回、絶望から歓喜に変わったのもまた、後半43分からロスタイム4分までの「6分間」の出来事だった。

リヨンのホームで行われた1st legは0-0。
一般的に、1st legをホームで戦うチーム(リヨン)が初戦をスコアレスドローで終えた場合、普通に考えれば他方のチーム(ミラン)は1st legをアウェイで引き分け、2nd legをホームで戦うことになるのだから有利になる。
しかし、「アウェイゴール2倍ルール」という実に奇妙で、CLの醍醐味でもある制度がその一般論を覆す。
後半43分まではそんな試合、つまりリヨンの思惑通りに進んだ試合だった。

立ち上がりは初戦と打って変わってリヨンが主導権を握る。 リヨンの得点はアウェゴール、すなわちミランが勝ち抜くために2点を要することになる。 今季公式戦「アウェイ無敗」のリヨンはACミランを相手にしても落ち着いて試合を運んだ。

しかし、試合が動いたのは前半25分、「CL男」セードルフのクロスをインザーギが頭で合わせて先制!! 「インザーギらしい」相手の視野から消える動きでペナルティエリア内でフリーになって打ったヘディングシュートだった。

しかし、リヨンのエース・ジュニーニョは異様なまでに落ち着いていた。
失点後の、
「1点を返せばウチの勝ちだよ。慌てることはない。」
と言わんばかりの余裕の表情は6分後に現実のものとなる。
31分、リヨンの「十八番」である、そのジュニーニョの強烈なFKからディアッラが頭で押し込み同点!! アウェイゴールの差でリヨンがリード!!
1st legは累積で欠場したジュニーニョ。 押し気味で試合を進め、何度もあったFKのチャンスを生かせずに終わったホームの試合。 全てのリヨンファンが「ジュニーニョがいれば…」と嘆いたことだろう。 しかし、そのジュニーニョがこの試合2度目のFKのチャンスをしっかりとものにした。 やはり彼が「現在世界最高のフリーキッカー」だ。

その後もリヨンペース。 CKからのフレッジのヘッドはポストを叩き、ミラニスタを凍らせ、ミランのエース・シェフチェンコは完全に抑え込まれた。 時間が経つにつれて、ミランはリヨンの術中にはまっていった感が否めなかった。
もう攻撃に出るしかないミラン。 控えにはFWジラルディーノがいたが、アウェイであるはずのリヨンの攻撃が一向に止む気配がないので、中盤以下の人数を削ってまでFWを入れるというギャンブルができない。 リヨンの追加点は即座に昨季ファイナリストのベスト8敗退を意味していたからだ。

攻め手という攻め手もなくなった後半43分、ミランのスタイルとはそぐわないロングボールの放り込み。 しかし、これを途中出場のアンブロジーニが競ると、前でブラインドとなった左SBアビダルがかぶってしまい、ボールはフリーのシェフチェンコへ!! このチャンスにシェフチェンコがシュートを放つが、クペに触れられボールはファーポストを叩き、跳ね返りもニアポストを叩く不運! しかし、これをペナルティエリア内での競り合いで一度転んでいたインザーギが、驚異的な素早さで起き上がり、ボールを押し込み逆転!!! 歓喜のミラニスタ!!!
さらにロスタイム、意気消沈したリヨンは右SBのクレルクのバックパスをシェフチェンコにかっさらわれ、これをシェフチェンコがクペをかわして無人のゴールに流し込んで決定的な3点目!!!
たった6分前にはナイフを喉下まで突きつけられていたミランが、逆にリヨンにナイフを突き返し、とどめを刺した。

スコアだけ見てしまえば、1st legをアウェイで引き分けに持ち込み、ホームで3点を取って勝利したミランの、「イタリアらしい完勝」に見える。 しかし、試合後にまるで優勝したかのように喜ぶミランの選手、ファン、ガッリアーニを始めとした関係者の姿を見れば、この2試合がいかに苦しいものだったかを物語っていた。  2戦を通して内容では圧倒的にリヨン。 インザーギのゴールの起点となったシュートを放ち、試合を決定づける3点目を奪ったシェフチェンコはこの試合ではほとんど消えていたのだから、サッカーは本当に何が起こるかわからない。

それにしても、インザーギの2ゴールは実に「インザーギらしい」ゴールだった。 大きな怪我から復帰後、絶好調のインザーギ。 この試合でミランでのポジションを確保しただけでなく、来たるW杯のイタリア代表のポジションまで手の届くところに引き寄せたかもしれない。 そして、この勝利でミランは乗ったはずだ。

Milan Team Statistics Lyon
 3 Goals 1
 1 1st Half Goals 1
 6 Shots on Target 4
 8 Shots off Target 10
 2 Blocked Shots 2
 7 Corners 9
 12 Fouls 14
 4 Offsides 3
 4 Yellow Cards 0
 0 Red Cards 0
 72% Passing Success 65.5%
 20 Tackles 31
 85% Tackles Success 83.9%
 58.2% Possession 41.8%
 42.6% Territorial Advantage 57.4%


 

 

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データで見るCL決勝T1回戦 1st leg プレビュー

2006-02-22 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

今日深夜に行われる「レアル・マドリードVSアーセナル」以外の3試合を、グループリーグ6試合でのデータで比較します!!


◯バイエルン・ミュンヘン VS ACミラン
 

Team Name Bayern Munich Milan
Games Played 6 6
Goal Attempts    
Goals 10 12
Ave Goals per game 1.67 2.00
Shots (excl blocked shots) 85 90
% Shots on Target 41% 50%
% Goals to Shots 12% 13%
Passing    
Passes Attempted 2529 2739
Overall Pass Completion % 80% 82%
Crossing    
Total Crosses 162 111
Cross Completion % 28% 24%
Defending    
Goals Conceded 4 6
Ave goals conceded per game 0.67 1.00
Tackles 111 108
Tackles Won % 77% 93%
Blocks, Clearances & Interceptions 236 181
Discipline    
Fouls 104 90
Yellow Cards 10 7
Red Cards 0 1


「チェルシーVSバルセロナ」に注目が集まりがちだけど、それに負けないぐらいの予想が立てにくい好カードがコレ!!

でも、初戦のバイエルン勝利は鉄板かな? サッカー専用スタジアムのアリアンツ・アレーナに移ってから、ホームでのバイエルンの強さは図抜けてる。 ただ、心配なのはカーンの負傷。 控えのレンジングでは心許ない…
もし、ミランがアリアンツで「アウェイゴール」でも入れたら、勝機は一気にミランへ。

 

◯ベンフィカ VS リバプール

Team Name Benfica Liverpool
Games Played 6 6
Goal Attempts    
Goals 5 6
Ave Goals per game 0.83 1.00
Shots (excl blocked shots) 74 77
% Shots on Target 39% 39%
% Goals to Shots 7% 8%
Passing    
Passes Attempted 1989 2302
Overall Pass Completion % 74% 74%
Crossing    
Total Crosses 142 132
Cross Completion % 23% 30%
Defending    
Goals Conceded 5 1
Ave goals conceded per game 0.83 0.17
Tackles 112 182
Tackles Won % 83% 87%
Blocks, Clearances & Interceptions 166 246
Discipline    
Fouls 94 100
Yellow Cards 7 8
Red Cards 0 0


「CLのアウェイのリバプール」はガチガチに守っていくこと間違いなし。
引き分け以上の結果を残して、楽にアンフィールドに帰るんじゃないでしょうか?? 

 

◯PSVアイントホーフェン VS リヨン

Team Name PSV Eindhoven Lyon
Games Played 6 6
Goal Attempts    
Goals 4 13
Ave Goals per game 0.67 2.17
Shots (excl blocked shots) 46 84
% Shots on Target 52% 52%
% Goals to Shots 9% 15%
Passing    
Passes Attempted 2188 2462
Overall Pass Completion % 80% 80%
Crossing    
Total Crosses 76 138
Cross Completion % 28% 28%
Defending    
Goals Conceded 6 4
Ave goals conceded per game 1.00 0.67
Tackles 144 146
Tackles Won % 80% 81%
Blocks, Clearances & Interceptions 256 214
Discipline    
Fouls 118 104
Yellow Cards 6 11
Red Cards 1 0


昨季、準々決勝の再現!!
戦力面ではリヨンが有利、しかし監督の采配ではPSVが有利。 どっちにしろ、「玄人好み」の渋い試合になりそうですね~♪

 

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FIFAトヨタカップクラブ選手権 決勝戦

2005-12-18 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

リバプール 0-1 サンパウロ

得点)ミネイロ

リバプール)

                  モリエンテス

                 ルイス・ガルシア
         キューウェル              ジェラード

               シソッコ   シャビ・アロンソ

       ワーノック                     フィナン
               ヒーピア    キャラガー


                    レイナ


サンパウロ)

              アロイージオ   アモローゾ

                   ダニーロ

        ジュニオール               シシーニョ

               ジョズエ     ミネイロ


         エジ・カルロス  ルガーノ    ファボン


                  ホジェリオ・セニ


<FIFAトヨタカップクラブ選手権の今後>
勝って大会初代王者となったのは、より強い勝利への執念を見せたサンパウロだった。
ミネイロの先制点(写真下)後は徹底して守備を固め、1点を守りきった。 個々の能力の差、戦術の差を考えると、サンパウロには「これ」しか勝利する方法がなかったが、それをやり通す当たりはさすが南米王者。 終盤の時間の使い方は日本の選手も学ぶべきところが多かったはず(結果、延長戦でクフォーのゴールで敗れはしたが、2001年に行われたトヨタカップ「バイエルン・ミュンヘンVSボカ・ジュニオルス」の退場者を出して1人少なくってからのボカのPK戦へ持ち込むための徹底した時間稼ぎを思い出した)。


それにしても、終わってみれば大方の予想通り、決勝戦は「ヨーロッパ」VS「南米」の構図となった。 決勝の内容を見ればそれは必然に思えるし、その他の大陸とのレベルの差はやはり感じてしまう。 しかし、こうなってしまうと問われるのが、「トヨタカップ」から「FIFAトヨタカップクラブ選手権」に大会レギュレーション変更をした意義。 このレギュレーションが続く限り、過密日程で苦しむヨーロッパのクラブからの批判は止まないだろうし、リバプールはよく戦ってくれたが、もっと「手抜き」をするクラブが出てくる可能性がある。 また、決勝戦が「ヨーロッパ」VS「南米」のカードばかりではこの大会の存続が危うくなる。
ヨーロッパと南米以外の大陸のクラブ、そして日本のクラブが世界で羽撃くためにも、あと1、2回の間に「ヨーロッパ」VS「南米」の構図を崩す必要がある。


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FIFAトヨタカップクラブ選手権 準決勝

2005-12-16 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯リバプール 3-0 ディポルティボ・サプリサ

得点)クラウチ2、ジェラード

リバプール)

                クラウチ      シセ

          リーセ                  ジェラード

              シャビ・アロンソ  シソッコ

        トラオレ                      ホセミ
                ヒーピア    キャラガー


                     レイナ


ディポルティボ・サプリサ)

             ロナルド・ゴメス    サボリオ

                   ボラーニョス

          センテーノ                ベネット

                   アソファイエ

       バディージャ                    ドゥルモンド
                コルデロ   ゴンサレス


                     ポラス


クラウチの2ゴール、ジェラードのボレーでリバプールが快勝!!
今大会初めて、対戦する2チーム間のレベルの差を感じた。 サプリサはリバプールに「敬意」を表しすぎてしまった印象だ。
リバプールは結構ベストメンバーに近い布陣で臨んだなぁ~。 日本のファンにとっては何よりなことで♪


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◯アル・イテハド 2-3 サンパウロ

得点)ヌール、アルモンタシャリ / アモローゾ2、ホジェリオ・セニ(PK)

アル・イテハド)

                ヌール     カロン

                    チェコ

          アボシュガイル           ソウェド

                    フリリ

       アドナン・ファラタ                  ドキ
             アルモンタシャリ   タカル


                    ザイド

サンパウロ)

              アロイージオ   アモローゾ

                   ダニーロ

        ジュニオール               シシーニョ

               ジョズエ     ミネイロ


         エジ・カルロス  ルガーノ    ファボン


                  ホジェリオ・セニ


サンパウロの試合はリベルタドーレスで見ていた(準決勝①準決勝②、 決勝①決勝②)が、この日の出来はひどかった。 高いモチベーションで臨んだ大会の初戦、ということで硬さもあっただろう。
しかし、何より驚きはアル・イテハドの健闘だ。
彼らがサンパウロと互角に渡り合う姿を見ていると、開催国・日本のクラブの出場は来年も実現が難しいように思えてならない。 ACLに出場するクラブに対する協会のサポート不足が取り沙汰されるが、優勝を本気で目指すとなると、解決しなければならない問題はそれだけではないだろうし、埋めがたい差を感じてしまう。


エジ・カルロスがついにレギュラーになったかぁ~。 ワールドユースでは目立っていたし、順調にステップアップしてるなぁ~。


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