goo blog サービス終了のお知らせ 

@KOBAのムービー!ムービー! 

映画感想のブログ!!
自分勝手な感想です!
このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています!

『ブラックエンジェル黒衣の天使』ステルヴィオ・マッシ監督ジャッロ

2007-12-05 23:46:03 | イタリア映画
ブラックエンジェル黒衣の天使
BLACK ANGEL(1989年イタリア)
 監督 マックス・スティール(ステルヴィオ・マッシ)
 脚本 R・フィリプッチ
 出演 ティニ・カンシーノ、ヴァレンチノ・ヴィスコンティ、フランチェスコ・カッサーレ、イブリン・スチュアート

 ■ストーリー■
 町はずれにある娼館が警察の手入れにあい、そこにいたデボラは逃げ出す。しかし、彼女は刑事に見つかってしまい犯されてしまうのだった。デボラは人気作家フランクの妻だったが、新婚旅行中、事故に遭い、フランクは下半身が不自由になってしまったのだ。性的欲求を求め、夜の町にくり出していたのだ。刑事に犯されたときに、荷物を忘れたデボラの元に刑事がやってくる。刑事は自宅でデボラとやろうとするが、不審に思ったフランクに見つかってしまうのだった。とっさのことにデボラは刑事をハンマーで殴り殺してしまうのだった。
 フランクはこの事件を通報せずに、小説のテーマになるからとの理由で、今回の事件のもとになったデボラの夜の生活を続けるように指示するのだった。しかし、この日以降、デボラの周りでは猟奇的な連続殺人事件が起きるようになるのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 イタリアのアクション映画を得意とするステルヴィオ・マッシ監督による1980年代中盤のジャッロ映画。
 ステルヴィオ・マッシ監督といえば、イタリアンアクション映画好きだったら、1度は耳にしたことがあるはず。かつてはTVの映画劇場で何回も放映された『フェラーリの鷹』(76年)をはじめ、中古ビデオ屋には多分置いてある可能性が高い『ブラック・コブラ』(86年)などや、『アウトロー・コップ』(87年)等を監督してます。
 
 今作は、なんと、日本では18禁の作品としてリリースされました!そんなにいやらしいシーンも無いのに!
 「なぜ??なぜ??なぜ??なぜ??なぜ??」
 あ、でも、今作を観るときは、小さなお子さんとは観ないでね!(それなりに裸のシーンやH系シーンがあるから)

 「ステルヴィオ・マッシ監督のジャッロ!」なのに、アダルト作品としてのリリース!
 「やめて!やめて!やめて下さい!18禁でリリースするの!気がつかないでしょ!」
 18禁の作品としてリリースするより、ステルヴィオ・マッシのジャッロとしてリリースした方が絶対に観る人が多いはず!(本当かな??)
 それに、監督名もステルヴィオ・マッシでなく、マックス・スティールの方でのリリースです。まぁ、クレジットもマックス・スティール名義だから、そっちは、しょうがないんですけど。
 今作以降の『オペレーション・インポッシブル』(94年)、『バルカン・ランナー』(94年)は、マックス・スティール名の方で監督してるみたいですね。
 
 今作は、ヒロインはデボラだと思ってると、途中から、連続殺人事件の捜査を担当するやり手の女性警部ジーナが中心になってきます。この警部、なぜかレズビアンっていうキャラクター設定までついてきます。ランニングタイムが、わずか90分の作品なのに、二転三転するストーリーと、余計とも思われるキャラクター設定!
 余計なキャラクター設定は、彼女だけでなく、デボラの夫フランクのキャラクター設定も複雑!複雑というよりも、歪んでます!はっきり言って、それこそアダルトビデオにでも出てきそうなヒネクレ方!どうオカシイのか書くと、ホントのネタバレになっちゃうので書けませんけど、いかにも映画的なキャラクターです。
 あと、もう1人のヒロインのジーナ警部の助手も、複雑なキャラクターです!それもスグに退場していくのに、この設定!
 へたなミステリー小説より、よっぽど、マジメに作りこんでます!ジャッロ映画ファン以外にも、観て欲しい作品の1本です。
 
 映画としては、すごく面白いんですけど、ジャッロとしての犯人当てのミステリー要素の部分は、ちょっとだけ魅力不足かも!期待して観なければ大満足ですけど。
 勘の良い人は、映画が始まって50分もしたら、犯人の動機やら(軽くですけど)、犯人がわかっちゃうかも!逆に何も考えずに観てたら、もっともっと早く気づくかも!(これ以上は書けませんけど、勘の良い人は、あんまり考えずに観て下さい)
 でも、ヒロインが冒頭の方で悪徳刑事を殺しちゃうとか、それなりにストーリーは工夫されてるんですけどね。登場人物が少ないから、犯人はすぐに分かっちゃうかな??
 でも、自分は、そうは1回は、思ったんですけど、「まさか、違うよね~。1番怪しい人が犯人だなんて無いはず!」って思って「犯人は○○だ!」って勝手に違う人を疑っちゃいました。「でも。もし○○じゃなかったら、犯人は△△だ!」って思っちゃいましたけどね。
 
 今作のビデオは、裸やら、H系シーンが多いから、ボカシばっかりなんですけど、ボカシ抜きでDVD化されないかなぁ~!こういう、ちょっとしたミステリーがDVD化されるとウレシイのに!68点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『狼たちの影』マカロニ・ユーロ・アクション

2007-12-04 00:34:27 | イタリア映画
狼たちの影
THE “HUMAN” FACTOR(1975年イタリア、イギリス)
 監督 エドワード・ドミトリク
 脚本 トム・ハンター
     ピーター・パウエル
 音楽 エンニオ・モリコーネ
 出演 ジョージ・ケネディ、ジョン・ミルズ、ラフ・ヴァローネ、バリー・サリバン

 ■ストーリー■
 ナポリのNATO軍基地で働く電子技師ジョン・キングスデールが家に帰ってくると、何者かに家族が殺されていた。NATOの最新のコンピュータを使い、ジョンは妻が持っていた頭髪から必死に調査をするが犯人は分からなかった。そんなとき、アメリカ人の家族が惨殺される事件が起きるのだった。ジョンは、その事件現場にいた外務省の男から、今回の事件が捕らえられた政治犯を解放させるために、テロリストがアメリカ人家族を3日おきに殺していることを知るのだった。

 ■感想■
 1970年代の大作パニック映画の常連、ジョージ・ケネディ主演のアクション映画。
 イタリア、イギリス合作のアクション映画ですけど、監督がエドワード・ドミトリクなんで、マカロニアクションっていうよりかは、地味めなイギリス製のアクション映画の雰囲気が強いです!!
 でも、音楽がエンニオ・モリコーネで、素晴らしすぎる音楽が、いかにもイタリア映画的な雰囲気がしてきます!!まぁ、エンニオ・モリコーネも、どこの国の映画にでも音楽を提供してますけどね。

 ジョージ・ケネディは、NATO軍の基地に勤めるコンピュータ技師の役です。調査のため、大使館員になりすましたのが、ジョージ・ケネディだと気づいたイタリアの警察の警部が、
 「身長2メートル体重100キロで金髪の男か??」
 って聞くシーンがありますけど、そんな大男のコンピュータ技師って設定自体オカシイ気が!
 そんな身長2メートル、体重100キロの大男が、復讐心に燃えて迫ってくる姿を見るだけで怖いです。
 
 人間の行動を分析するコンピュータによると、素人のジョージ・ケネディがテロリストたちに勝つ確率は“8%”って!

 「なぜ??なぜ??なぜ8%なの…」
 
 どうみても8%には見えないです!!
 ジョージ・ケネディの方がテロリストたちより強そうです!大男のジョージ・ケネディが、走って!追いつめて!撃って!
 “まるで殺しのプロみたいです”
 巨体で、動きが機敏なジョージ・ケネディだからこそクライマックスの銃撃戦もアクション映画度120%!

 とにかく今作の魅力はジョージ・ケネディです!
 テロリスト相手に、自動車で轢く!鎖で首絞める!銃で撃って倒れてる女性テロリストにトドメの1発!
 チャールズ・ブロンソンより怖い!いや、そこまでは怖く無いですね!だって『バトルガンM-16』(89年)のときは、ブロンソンはまさに大量殺戮者でしたから!
 まぁ、今作でチャールズ・ブロンソンが主人公を演じたら、ブロンソンがテロリストたちに勝つ確率は300%ですけどね!
 ブロンソンこそコンピュータ技師に見えないですね!まぁ、見えないといえば、ジョージ・ケネディもジャンボジェット機のパイロットか船長か刑事くらいにしか見えないですけど…。

 今作の最大の目玉のシーンは、クライマックスでスーパーマーケットに立てこもったテロリストと警察が交渉中に、自動車をかっ飛ばして、スーパーマーケットに突っ込むジョージ・ケネディです!
 このシーンは、余りにも唐突でなおかつ突然で、シリアスを通りこして笑いそうでした!このクライマックスのシーンは、さすがイタリア映画!やりたい放題!

 「警察のバリケードはどうした??」

 映画の本筋に入る前の「ダーティハリー」シリーズのハリー・キャラハン刑事の活躍も真っ青のシーン!
 この車でスーパーマーケットに突っ込んだあとの銃撃戦を観ても、どう考えても、ジョージ・ケネディの勝つ確率8%には見えないです!ジョージ・ケネディが勝つ確率が80%にしかみえないです!そういうところも大好きです、イタリア映画!

 かつて、ビデオバブルのころ、ユニバーサルビジョンさんからビデオが発売されてましたけど、説明的な会話の多い今作こそ「日本語吹替え」で観たい1本です!ぜひ、DVD化して欲しい1本です。DVD化するときは、日本語吹替えつけて!20年くらい前に、TBS深夜の金曜ロードショー(日本テレビの「金曜ロードショー」じゃないですからね)で放映したと思うんですけど。あれ、フジTVの深夜だったかな??
 
 イタリア映画のアクション映画も、もっともっとDVD化して欲しいです!
 大好きなんですよね!1970~1980年代のイタリア映画!もちろん、どうしようもない作品を含めて!75点
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『双子』香港ホラー

2007-12-03 23:36:56 | 香港映画
双子
双子 FUTAGO(2005年香港)
 監督 フォン・ユン・マン
 出演 しらた ひさこ、トニー・ホー、エミリー・クワン

 ■ストーリー■
 香港のあるアパートに、行方不明の妹、内田浅を探しに双子の姉がやってくる。しかし、彼女を見た住人たちはなぜか怯え始めるのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 ユン・ピョウの甥、フォン・ユン・マンが描く香港ホラー。アクション映画やコメディ映画にはすばらしい香港映画ですけど、ホラー映画は、今1な作品の多い香港映画なんですけど、やっぱり今1でした!
 行方不明になった双子の妹を探しにやってきた姉が、関係者をどんどん殺していくだけの作品でした。いわゆる単なる幽霊物でした!しらたひさこを見た住人たちが恐れていた通りなんですね!
 「何のヒネリもない!」
 2005年の作品とは思えないストーリーです。70年代どころか1960年代のホラー映画を、今風の残酷シーンを盛り込んで作った感じ(ホメテないですからね!)いい意味で60年代、70年代風なら良いですけど、ストーリーが単純すぎての1960年代って意味ですからね!
 
 イヤ、イヤ、1960年代の作品をバカにしちゃいけないですね!ハマープロのホラー映画を出すまでも無く、低予算のロジャー・コーマン監督の『古城の亡霊』(63年)とかマリオ・バーヴァ監督の『呪いの館』(66年)とかが60年代のホラーですもんね。
 まぁ、そういうメジャー作品でなく、1960年代のC級ホラーレベルっていうことで。
 
 ランニングタイム90分ですけど、長く感じちゃう作品でした!あと10分以上短くても全然OKです!長すぎ!長すぎ!長すぎです!
 香港映画って、アクション映画は、あんなに素晴らしいのに、なぜホラー映画は、60年代くらいな感じで止まってるの??今作もホラー映画じゃなくて、本当に双子の姉が、妹を探しにやってくるサスペンス映画にした方がまだ良かったのに!

 全然、人にススメられないです!好きなジャンルの作品には、けっこう甘い評価をする@KOBAですけど、今作はダメダメ!90分の時間を返して!って感じです。日本未公開のままでも良かったのに!でも、未公開だったら、未公開で見たくなっちゃうんですけどね!

 未公開といえば、すごく評判の悪い映画化作品ですけど、A・J・クイネルの「燃える男」の映画化作品“MAN ON FIRE”(a.k.a.“UN UOMO SOTTO TIRO”)とかが観たいんですけどね。1987年のイタリア、フランス合作のアクション映画です。ただでさえ公開されにくいヨーロッパ映画なんで厳しいですね!それに1987年の作品だし。
 出演は、主人公クリーシーにスコット・グレン。
 同じ原作を映画化したデンゼル・ワシントンの『マイ・ボディガード』(04年)がソフト化されるときに「ソフト化されないかなぁ」とか思ってたんですけど甘かったです!

 あと、ヤコブ・エルクンドがユーアン・ファルクを演じるシリーズ第3弾“THE THIRD WAVE”(“Den Tredje vågen”)とかも観たいなぁ!1作目は『ゼロトレランス』(99年)、2作目は『エクゼクティブプロテクション』(01年)です。
 2作目まで公開(DVDスルーですけど)してくれたんだから3作目もぜひ!!

 あれ、また違う映画の話になっちゃいました!なんか興味が余り無い作品だと、感想が違う作品のコトになっちゃいますね!とにかく、今回は香港映画の単なる幽霊物っていうことで。20点
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バリシネ「デスレース2000年」放映

2007-12-02 19:19:42 | ホントの日記
 今日は、自分的に「事件」があったので記事にします。関東から離れて数ヶ月!最近もネットで関東のTV番組の放映する映画のチェックだけしてるんですけど、昨日もネットで関東のTV局(って、TV東京ですけど)のサイトを観てたら、土曜深夜の「バリシネ」で12月1日の深夜(正確には12月2日の早朝のことです)27:35~29:00に、1975年の傑作SF『デスレース2000年』を放映するっていうんで。
 
 「あ”~っ△●×□○!どうしよう!!!!」

 今回の放送を録画するために、関東に住んでる友人に連絡するか、東京の実家に急ぎで帰っちゃおうかな??って思って、自分の中で大騒ぎでした!!!!
 「どうしよう!!」
 「どうしよう!!」
 でも、よくよく調べたら、なんと“字幕放送”でした。
 
 「なぁ~んだ!」っていうより、ショック!TV東京まで字幕で映画を放映しちゃうようになっちゃったの??『デスレース2000年』を日本語吹き替えで放映してくれたら、それこそ大事件だったのに!(もちろん、良い意味で!)
 『デスレース2000年』も、ここ20年くらいTVの映画劇場で放映されてないはず!以前の放映もTV東京の90分枠の映画劇場での放映だった記憶があるんですけど。
 TV東京の「午後のロードショー」で吹き替え音源を使うためなのか『レッド・サン』(71年)を2004年に、新たな日本語吹き替えで放送してくれたことがありましたけど、今回の「バリシネ」での放映もてっきり『』のDVDの再発のために日本語吹き替え音源新録したのかな??って期待しちゃいました。残念です。
 
 自分的には、以前発売された『デスレース2000年』のDVDをもっているので、今回のTV放映にすごく期待しちゃいました。
 
 
デス・レース2000

パイオニアLDC

このアイテムの詳細を見る
日本語吹き替えつきで再発お願いします。

 
レッド・サン ニューマスター版

ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る

 吹き替え新録でのDVD再発は、大快挙でした!
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『イタリアン・チェーンソー』イタリアC級ホラー

2007-12-01 01:07:58 | イタリア映画
イアリアン・チェーンソー
IL BOSCO FUORI(2005年イタリア)
 監督 ガブリエル・アルバネージ
 脚本 ガブリエル・アルバネージ
 出演  ダニエラ・ビルギリオ、ダニエル・グラセッティ、ジェンナロ・ディアナ
 
 ■ストーリー■
 リノとオーロラのカップルは郊外の森へドライブに出かける。しかし、三人の若者に襲われてしまうのだった。リノは襲われケガを負い、オーロラは犯されそうになるが、偶然通りがかったアントニオとクララの夫婦に助けられるのだった。オーロラはリノの手当てするために、森の奥のアントニオの屋敷にへ行くのだった。

 ■感想■
 2006年「ラベンナ映画祭」で上映されたイタリアのホラー映画。
 って、ところでみなさんは「ラベンナ映画祭」ってどんな映画祭か知ってましたか??
 フランスの「ジェラルメルファンタスティック映画祭」とか、ベルギーの「ブリュッセル国際ファンタスティック国際映画祭」とか、スペインの「シチェスファンタスティク国際映画祭」とか、ポルトガルの「パンタスポルト」とかは超有名ですけど、自分は「ラベンナ映画祭」って知りませんでした!勉強不足です。
 イタリアのラベンナでの映画祭なんだろうなぁってイメージですけどね。
 来年、日本でも公開予定の2006年のスウェーデン映画の吸血鬼物『フロストバイト』は「ラベンナ映画祭」で最優秀特殊効果賞を獲ってるみたいですね。
 
 で、今作『イタリアン・チェーンソー』なんですけど、森の奥の屋敷に行ったカップルを襲う異常者の恐怖を描くホラー映画としては定番中の定番のストーリーの作品です。でもストーリーが定番なだけに、今作の独特の魅力は「何??」って聞かれると、返事に困ってしまうような厳しいデキの作品です。

 ランニングタイムが85分と短めなのが、唯一の救いかも??自分的には、あと10分くらい短くてもOKな感じです。ストーリーも演出も平凡な作品です。後味の悪い印象しか残らないです。まぁ、ある程度覚悟はしてたんですけど、「イタリア映画」だっていうんで、観ちゃいました。
 もしかすると「面白いかな??」って思ったんですけど、やっぱりダメでした。
 想像通り、チェーンソーを使う場面はほとんど無いです。まぁ、観る人のほとんどの映画ファンがそう思ってるでしょうけどね!一切画面に出てこない“ジョギリ”を宣伝するよりは“偽りなし”ですからね!自分的にはたとえ「ジョギリ」が出てこなくても『サランドラ』(77年)の方が好きですけど!

サランドラ コレクターズ・エディション

キングレコード

このアイテムの詳細を見る
 

 途中、ヒロインたちを襲った若者が、仕返しにやってきて、結果として異常者たちと戦う形になるんですけど、どっちのキャラクターにも感情移入出来ないところは、いかにも、イタリアの低予算ホラーって感じで良い感じなんですけどね。
 「どっちもくたばっちゃえ!」って感じ。
 後味も悪くて、あんまりおすすめ出来ないですけど、ハリウッドのメジャー作品ばかり観てるとたまには、こういうB級(C級)系も良いかも。
 
 でも、ホラー映画初心者には、やっぱりおすすめ出来ないです!ホラー映画初心者の映画ファンが、今作を観てホラー映画ファンになるとは思えないですからね!アメリカ製のホラー映画『クライモリ』(03年)を観てホラー映画ファンになる人はいても、今作ではちょっとね。
 でも、マニアックなイタリア映画のホラー映画ファンは、誰が何ていっても観ちゃうんでしょうね!自分もマニアックじゃないですけど観ちゃいましたけどね。20点
クライモリ デラックス版

ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る
イタリアン・チェーンソー

エプコット

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする