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『善き人のためのソナタ』マジメ映画

2007-12-10 00:39:18 | ドラマ
善き人のためのソナタ
DAS LEBEN DER ANDEREN(2006年ドイツ)
 監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
 脚本 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
 出演 ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ   

 ■ストーリー■
 1984年、東ドイツは国家保安省シュタージによって国民は監視されていた。シュタージのヴィースラー大尉は尋問に長けた局員だった。ヴィースラーは、劇作家ドライマンを疑い監視を始めるのだった。ドライマンの部屋に盗聴器をしかけ24時間体制で監視が始まるのだった。しかし、監視中にドライマンが楽しむ音楽や文学に触れヴィースラーの心の中に変化が起こり始めるのだった。

 ■感想■
 東西ドイツが分裂していた1984年を舞台にしたドラマ。
 秘密警察が個人の生活を監視していた時代を舞台にした感動的なドラマです。
 “ゾンビ”もヴァンパイア”も出てこないですし、首チョンパシーンも無くもちろん、銃撃戦シーンも無いマジメな、マジメな、マジメな映画です!!
 
 でも、こういうマジメなドラマが苦手な映画ファンが観ても、十分楽しめる作品になっています!!
 
 
 普段だったら、こういうマジメなドラマは観ないんですけど、誰か有名人が今作を面白いって評していたんですよね。
 
 たしか、東京のラジオ局の文化放送のお昼のラジオ番組「吉田照美のやる気MAN MAN」だったと思うんですけど、司会の吉田照美がゲストに最近感動した本、映画とかを聞くコーナーがあったんですけど、そのとき、あるゲストが『善き人のためのソナタ』が良かったって言ったような気がするんですよね。(←記憶違いだったらすいません)
 たまたま番組にゲストに来た方が「面白い」って言ってただけなんですけど、頭の片隅に記憶に残っていたんですよね。

 ちなみに今作は2006年のアカデミー外国映画賞を受賞してます。
 自分的にはアカデミー賞受賞よりも、「やる気MAN MAN」で薦められた方が、「この映画、観てみようかな??」って思っちゃいますよね!!
 自分には、アカデミー賞って、そんなに意味が無いんですよね!そんな自分にとって影響力の強い番組も今年の3月に終わっちゃいました。残念!再開して欲しいなぁ!自分が関東に戻ってからで良いですけど。

 ところで、今作ですけどランニングタイム138分と少し長めですけど、作品のテーマを考えるとこの長さもしょうがないですかね。
 138分、全然退屈させないのは、さすがです!ゾンビもヴァンパイアも出てこないで“首チョンパ”もなくて、銃撃線もない作品で、香港映画でもなくて、138分退屈させないなんて、それなりに良く出来た作品ってコトですよね。それもどちらかといえば自分が苦手なマジメなテーマの作品なのにっ!
 
 音楽や文学が人の気持ちや考えを変えるコトを描いた素晴らしい内容の映画です!
 ちょっと理想的な感じですけど、映画だから、こういうのも良いでしょ!たまにはこういうマジメな作品も良いですね!60点
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コメント (2)
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