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『爆裂都市』相変わらずの香港映画

2005-05-16 03:20:38 | 香港映画

爆裂都市
EXPLOSIVE CITY 爆裂都市(2004年香港)
 監督          サム・レオン
 脚本          サム・レオン
              ポール・チュン
 出演          アレックス・フォン
              しらたひさこ
              サイモン・ヤム
              千葉 真一
              ラム・シュー

 ■ストーリー■
 香港を訪れたマカオ行政長官がマスコミを装った女性テロリストに空港で襲撃される。しかし、チョン管理官の活躍により暗殺は失敗する。テロリストは逃走中に撃たれ記憶喪失になってしまう。テロリストの名はジェイド、幼いころ“おとうさん”に誘拐され、暗殺者として育てられたのだ。“おとうさん”とは各国で幼い子供を誘拐し暗殺者を育て上げ組織を作った国際的テロリストなのだ。刑事ミンは女性テロリストを手がかりに捜査を始めるのだった。

□■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 アレックス・フォン主演の香港映画お得意のノワールアクション。

 幼い息子が人質に取られた主人公が息子を救出するため、事件を起こした記憶喪失の女性テロリストと協力して敵を追う。っていうどこかで見たようなデジャブ感がいっぱいのストーリーですが、さすが香港映画、容赦の無い展開で観る者を飽きさせません!!
 
 なんと、幼い息子が人質に取られるときに、奥さんはすでに殺されています!
 もうこのシーンのおかげで、息子も殺されても全然不思議じゃない展開になりますからね!
 ハリウッドでは考えられない展開!

 幼いころから暗殺者として育てられたテロリストたちという設定もどこかで見たような感じの設定ですが、香港映画なんで全然OKです。

 誰が味方で誰が敵なのか??
 
 2転3転するストーリーが、かえってアクション映画として、ストレートに楽しめない要素になっていますけど、これはこれでOKです!
 けっこう魅力的なキャラクターが数多く登場します!
 ミン警部の同僚の刑事や、テロリストなどが出てきますが、みんな大した活躍する見せ場もなく、ドンドン途中退場していきます。後半、1番目立つのは、ラム・シュー演じる協力者でしょうかね??

 とにかく目新しい題材、ストーリー、キャラクターではないですけれど、今までの映画の良いトコ取りしちゃえ!みたいな作品になっています!
 アクション映画なんてこんなもんだろって感じで、チョチョイのチョイ感たっぷりな感じなアクション映画ですが、数多くのアクションシーンとムダに複雑なストーリーで、見応えある作品になっています!!
 でも、観終わった後の爽快感は少し低いのが残念です!!
 「人質になるのかなぁ??」って思った主人公の奥さんが殺されちゃいますからね
 全体的にトーンも暗くて、画面も乾いた感じで、ハードな印象はかなりのモンですけどね。香港映画ファン以外のアクション映画ファンも必見。

 あと、吹替え版を観たんですが、女性テロリストを演じた日本人のしらたひさこさんの吹替えは、誰が吹替えてるんでしょう??もし、本人だとしても、完全にミスキャストです!声優の方がみんなウマイので、彼女の場面だけ浮いています!彼女の声が気になって、今一つ集中できなかったです。 65

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