『プレステージ』
THE PRESTIGE(2007年アメリカ)
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
出演 ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、スカーレット・ヨハンソン、レベッカ・ホール、デビッド・ボーイ
■ストーリー■
19世紀末のロンドン、2人の才能あるマジシャンがいた。偉大なるダントン、ロバート・アンジャーと、教授ことアルフレッド・ボーデン、2人は若いときからお互い同じステージに立っていたが、ある日、アンジャーの妻が水槽から脱出するマジックに失敗して死んでしまう。その原因がボーデンのロープの結び方にあったことから、アンジャーはボーデンへの復讐心を抱くのだった。一方、ボーデンはサラという女性と出会い結婚するのだった。アンジャーが、自分が築けなかった幸せな家庭を築いたボーデンに復讐心を燃やす中、ボーデンは瞬間移動のマジックで評判を取るのだった。瞬間移動のマジックに異様な執念を燃やすアンジャーは、自らも瞬間移動のマジックを行うために替え玉を用意するのだった。
■感想■
クリストファー・ノーラン監督、ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール主演のミステリー映画。
今作の予告を劇場で観たときに「面白そうな作品だなぁ!」って思って期待してたんですけど、ごくごく普通の作品でした。
内容的にも大したミステリーじゃないですけど、わざと分かりづらく作ってるみたいに時間軸が行ったり来たりしてます。
ストーリーを分かりづらくして、大したコトない内容をごまかしてるみたいです。ランニングタイム130分も長すぎ!長すぎ!せいぜい100分くらいにできる内容でしょう。それも時間軸が行ったり来たりしないで描いても100分くらいに出来るでしょ。
クリストファー・ノーラン監督って、『メメント』(00年)でも時間軸いじってませんでしたっけ?ってそこがメインの作品でした。今作の内容ならストレートに時間通りに映像化して欲しかったです。それにこんなに格調高く映像化しなくても良かったのに。
発明家ニコラ・テスラが出てくるんですけど、なんの説明も無しって、西洋(欧米)では、説明要らないくらいメジャーなんですよね。日本では今一、有名じゃないですけどね。(あれ、自分だけ??)
ところで、今作って原作と同じなんですかね??ちょっと興味がわきました。今度、関東に遊びに行ったときに原作買って読んでみようかな??
こういう映画としては、最後のオチや、テスラが作った瞬間移動装置のネタも途中でネタを割っていたし、ホントに中途半端な印象が伴うミステリー映画になっちゃってます。こんな見せ方で誰が驚くの??
これなら、もっともっと早くネタを割っちゃって、展開でビックリさせて欲しかったです。途中でネタを割っちゃう『ラッキーナンバー7』(06年)の方が見せ方は上でしょう。まぁ、でもこういう19世紀末のロンドンの町並みとかを楽しむ(楽しむほど出てきませんけど)ってレベルでは、こういう作品も良いのかも。ただ、自分的には、こういう思わせぶりな作品はダメです!とにかくランニングタイム130分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!
この長さだけで観るのを躊躇しちゃうほどでは無いですけど、観終わったあとでちょっと後悔する長さです!これで面白ければ、130分でも140分でもOKなんですけど、今作の130分はちょっとネ!同じお金払うんなら、少しでも長い方が良いって観客もいらっしゃるでしょうけど、自分は最適な時間の作品の方が良いですね。まぁ、DVDをレンタルして観てるんだから、偉そうなことは言えないですけど、早送りだけはしたくないですからね。
時間通りに描いてくれて、100分くらいだったら(せめて110分くらいでも)もうちょっと面白く観れたのに!
確かにニコラ・テスラが発明した瞬間移動装置には驚きですけど、もはやマジックとは言えないですよね。マジックだったら、デビッド・カッパーフィールドのマジックとかを観た方がビックリできるはず!
「ジェット機」や「自由の女神」や「オリエント急行」を消しちゃうんだから!「万里の長城」を通り抜けたことも!!デビッド・カッパーフィールドの大掛かりなイリュージョン、もう1回観てみたいなぁ!60点
テスラを知ったのはこの本でした。
THE PRESTIGE(2007年アメリカ)
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
出演 ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、スカーレット・ヨハンソン、レベッカ・ホール、デビッド・ボーイ
■ストーリー■
19世紀末のロンドン、2人の才能あるマジシャンがいた。偉大なるダントン、ロバート・アンジャーと、教授ことアルフレッド・ボーデン、2人は若いときからお互い同じステージに立っていたが、ある日、アンジャーの妻が水槽から脱出するマジックに失敗して死んでしまう。その原因がボーデンのロープの結び方にあったことから、アンジャーはボーデンへの復讐心を抱くのだった。一方、ボーデンはサラという女性と出会い結婚するのだった。アンジャーが、自分が築けなかった幸せな家庭を築いたボーデンに復讐心を燃やす中、ボーデンは瞬間移動のマジックで評判を取るのだった。瞬間移動のマジックに異様な執念を燃やすアンジャーは、自らも瞬間移動のマジックを行うために替え玉を用意するのだった。
■感想■
クリストファー・ノーラン監督、ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール主演のミステリー映画。
今作の予告を劇場で観たときに「面白そうな作品だなぁ!」って思って期待してたんですけど、ごくごく普通の作品でした。
内容的にも大したミステリーじゃないですけど、わざと分かりづらく作ってるみたいに時間軸が行ったり来たりしてます。
ストーリーを分かりづらくして、大したコトない内容をごまかしてるみたいです。ランニングタイム130分も長すぎ!長すぎ!せいぜい100分くらいにできる内容でしょう。それも時間軸が行ったり来たりしないで描いても100分くらいに出来るでしょ。
クリストファー・ノーラン監督って、『メメント』(00年)でも時間軸いじってませんでしたっけ?ってそこがメインの作品でした。今作の内容ならストレートに時間通りに映像化して欲しかったです。それにこんなに格調高く映像化しなくても良かったのに。
発明家ニコラ・テスラが出てくるんですけど、なんの説明も無しって、西洋(欧米)では、説明要らないくらいメジャーなんですよね。日本では今一、有名じゃないですけどね。(あれ、自分だけ??)
ところで、今作って原作と同じなんですかね??ちょっと興味がわきました。今度、関東に遊びに行ったときに原作買って読んでみようかな??
こういう映画としては、最後のオチや、テスラが作った瞬間移動装置のネタも途中でネタを割っていたし、ホントに中途半端な印象が伴うミステリー映画になっちゃってます。こんな見せ方で誰が驚くの??
これなら、もっともっと早くネタを割っちゃって、展開でビックリさせて欲しかったです。途中でネタを割っちゃう『ラッキーナンバー7』(06年)の方が見せ方は上でしょう。まぁ、でもこういう19世紀末のロンドンの町並みとかを楽しむ(楽しむほど出てきませんけど)ってレベルでは、こういう作品も良いのかも。ただ、自分的には、こういう思わせぶりな作品はダメです!とにかくランニングタイム130分は長すぎ!長すぎ!長すぎ!
この長さだけで観るのを躊躇しちゃうほどでは無いですけど、観終わったあとでちょっと後悔する長さです!これで面白ければ、130分でも140分でもOKなんですけど、今作の130分はちょっとネ!同じお金払うんなら、少しでも長い方が良いって観客もいらっしゃるでしょうけど、自分は最適な時間の作品の方が良いですね。まぁ、DVDをレンタルして観てるんだから、偉そうなことは言えないですけど、早送りだけはしたくないですからね。
時間通りに描いてくれて、100分くらいだったら(せめて110分くらいでも)もうちょっと面白く観れたのに!
確かにニコラ・テスラが発明した瞬間移動装置には驚きですけど、もはやマジックとは言えないですよね。マジックだったら、デビッド・カッパーフィールドのマジックとかを観た方がビックリできるはず!
「ジェット機」や「自由の女神」や「オリエント急行」を消しちゃうんだから!「万里の長城」を通り抜けたことも!!デビッド・カッパーフィールドの大掛かりなイリュージョン、もう1回観てみたいなぁ!60点
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〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)クリストファー・プリースト,古沢 嘉通早川書房このアイテムの詳細を見る |
テスラを知ったのはこの本でした。
テスラの最終兵器〈上〉ジョン マルコム,汀 一弘扶桑社このアイテムの詳細を見る |
テスラの最終兵器〈下〉ジョン マルコム,汀 一弘扶桑社このアイテムの詳細を見る |
ともやは映画にニコラ・テスラが登場するって知ってから、真面目なミステリーではなくトンデモ系だと思っていたので、割と楽しく観ちゃいました。
ニャンコと帽子がいっぱい出てきた時点でオチは判っちゃいましたけど…。
いや~、19世紀のロンドンって、面白い不思議がいっぱいあっていいですよね~。
錬金術師。
魔術と科学が混沌としていた時代。
切り裂きジャックが徘徊していた街。
ワクワクの闇がいっぱいです~!
トンデモ映画だと思って観れば、もっと楽しく
観れたのに。
A級のミステリー映画だと思って観ちゃいました。
たしかに、あのネコと帽子でネタが割れちゃってますよね!