『エレクトリック・ミスト 霧の捜査線』
IN THE ELECTRIC MIST(2009年アメリカ、フランス)
監督 ベルトラン・ダヴェルニエ
脚本 イエジー・クロモロウスキ
メアリー・オルソン=クロモロウスキ
ジェームズ・リー・バーク
原作 ジェームズ・リー・バーク
出演 トミー・リー・ジョーンズ
ジョン・グッドマン
ピーター・サースガード
メアリー・スティーンバーゲン
ケリー・マクドナルド
ジャスティナ・マシャド
ネッド・ビーティ
■ストーリー■
ルイジアナの川で売春の逮捕歴のある若い女性チェリー・ルブランの死体が発見される。デイヴ・ロビショーは捜査を始めるのだった。
そんなとき、スピード違反をするスポーティカーを追跡、乗っていたのは映画撮影を行うエルロッド・サイクスと女優だった。エルロッドは飲酒運転とスピード違反を見逃してくれるように頼んでくるのだった。エルロッドは撮影中の現場で死体を発見したと言うのだった。エルロッドが発見した死体は、40年前にデイヴが事件を目撃した事件の被害者だった。
その当時、デイヴの話を誰も信じてくれず、事件になっていなかったのだ。
■感想■
ジェームズ・リー・バーク「エレクトリック・ミスト」(角川文庫)の映画化作品。
主演は、トミー・リー・ジョーンズ。
監督はフランス人監督のベルトラン・タヴェルニエ。
主な出演者は、トミー・リー・ジョーンズ、ジョン・グッドマン、ピーター・サースガード、メアリー・スティーンバージェン、ネッド・ビーティと劇場未公開ながら超超超豪華なキャスティングの作品。
残念ながら、この豪華なキャスティングも、原作がジェームズ・リー・バークのデイヴ・ロビショー物というのも、劇場公開に対してのプラス要素にならなかったようですね。
劇場未公開の作品ですが、ちゃんとした原作があり、豪華なキャスティングということで安心して観ていられるレベルの作品になっています!!
ところが、日本語吹替えなんですが、トミー・リー・ジョーンズの声が加藤優季さんでした。自分的には、なんか、イメージが違うような気が…。加藤優季さんのファンの方、すいません。
『ウォンテッド』(2008年)の主人公ジェームズ・マカヴォイ吹替えをやったDAIGOのような映画そのものを破壊してしまうほどの超破壊力は無いものの、自分的には、ちょっとイメージが違うような気がしちゃいました。みなさんはどうでしょう??
自分的には、トミー・リー・ジョーンズと言えば、『メン・イン・ブラック』シリーズや、飲料メーカーのTVCMのイメージが強くなっちゃってます!!
菅生隆之さんや谷口節さんは使えなかったんでしょうかね??
菅生隆之さんや、谷口節さんだったら、より一層面白く観れたのに。
ストーリーは、原作があるだけに特に問題なく、ランニングタイム117分、最初から最後まで面白く観ることができます!!
キャラクターの活躍を楽しむ作品なので、ミステリー度は高くないので、本格ミステリーのような作品は期待しないで下さい!!
でも、でも、「映画を観た!!」っていう満足感を与えてくれること必至です!!
「これだけの完成度の作品で、有名な俳優が出演しても劇場未公開って、ちょっと悲しくなっちゃいますよね。
ケータイ小説の映画化作品や、TVドラマの映画化作品や、恋愛映画、難病物みたいな、知能指数が観るだけで10くらい下がっちゃうような日本映画を公開するんだったら、こういうちゃんとした映画を上映して欲しいですよね。 70点
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トミー・リー・ジョーンズ,ジョン・グッドマン,ピーター・サースガード,メアリー・スティーンバージェン | |
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エレクトリック・ミスト (角川文庫) | |
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