『ブラック アンド ブルー』
BLACK AND BLUE(2019年アメリカ)
監督:デオン・テイラー
脚本:ピーター・A・ダウリング
出演:ナオミ・ハリス
タイリース・ギブソン
フランク・グリロ
マイク・コルター
リード・スコット
■ストーリー■
元軍人のアリシア・ウェストは婦人警官として故郷ニューオーリンズの町に帰って来る。パートナーのジェニングスが突然命じられた夜勤を交代で行うことになりディーコンと組み夜の町へパトロールする。
ディーコンが情報屋と会っている間、パトカーで待機するよう言われるが、銃声がしたため工場に入っていくと、麻薬課の警官が売人を撃っている現場をボディカメラで撮影してしまうのだった。警官の1人スミッテイに撃たれるものの防弾ベストで助かりその場を逃げ出すのだった。マローンとスミッティとディーコンの3人の警官に追われ、知り合いのマウスのスーパーマーケットに逃げ込むのだった。アリシアはパートナーのジェニングスに助けを求めるのだが、、、。
■感想■
『UNCHAIND アンチェインド』(2010年)、『侵入する男』(2019年)のデオン・テイラー監督のサスペンス映画。
『パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間』(2016年)も監督&脚本してるんですがこちらは未見です、、、。
デオン・テイラー監督作には日本未公開作があり、ネオナチとそのガールフレンドに人質にされる家族を描いたスリラー映画”Supremacy”(2014年)”も観たくなりました。
今作や『侵入する男』は同じ2019年の作品なので、同じ年に2本作っちゃったんですね。『侵入する男』は本当に良くある普通のスリラー映画でしたが、今作はすごく面白かったです。
脚本は『サブウェイNY』(2009年)のピーター・A・ダウリング。『フライトプラン』の脚本も書いていたりします、、、。(『フライトプラン』とかあげると駄作感が漂っちゃいますが、、、)。
出演はナオミ・ハリス、タイリース・ギブソン、フランコ・グリロ、リード・スコットとやたら豪華です。
自分が良く観るB級、C級、Z級作品と比べたらですけどね。
汚職警官の犯罪現場を見てしまった婦人警官の活躍を描くオーソドックスなストーリーですが108分間だれることなく楽しく観れます。
サスペンス映画好きなら観ておいた方が良い作品なのは確か!!
身内の警官が犯した犯罪現場を見てしまったらという、こういう警察物が好きな人にはたまらない設定の作品です。
主人公もアフリカ系アメリカ人の女性警官。
これが、主人公がチャック・ノリスだったら、全然心配しない上に、余裕しゃくしゃくな感じなんですが、、、今作はそうもいかないです。
チャック・ノリスが『野獣走査線』(1985年)で居合わせるのは、汚職警官の売人殺害現場でなく、少年誤射事件の現場ですが、、、。
サスペンス度 ★★★★
警察物度 ★★★★
チャック・ノリス度 なし
今作くらいの面白い映画を地上波でゴールデンタイムとかに放映したら、映画ファンも、もっともっと増えると思うんですが、どうなんでしょう??
ゴールデンタイムが無理なら土日祝の午後とかに放送でも、、、。
チャック・ノリスの警察物です。
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