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『殺人療法2』ダラダラ展開

2009-09-22 21:34:57 | ホラー

殺人療法2
PRESCRIPTION FOR MURDER(1995年アメリカ)
 監督:キャサリン・シラン
 脚本:サム・モンゴメリー
 出演:アダム・ボールドウィン
    ニーナ・シーマスコ
    バーバラ・カレラ
    ドン・ハーヴェイ
    ドン・ストラウド

 ■ストーリー■
 意識のある状態で麻酔をかけられ臓器を摘出され殺すという連続殺人事件が発生する。事件の捜査にあたったミラー刑事は、被害者に残された外科手術の縫合痕から、犯人は医師希望の者ではないかと推理するのだった。

 ■感想■
 『殺人療法』(1995年)から始まったシリーズの1本。
 シリーズといっても全て無関係の作品なんです、、、。 
 今作の他に
 『殺人療法 臓器強奪』(1995年)
 『殺人療法 シャナン・ドハーティインボンテージ』(1994年)がありますけど、全部の作品がすべて関係無い作品という良くあるシリーズ物です、、。
 「NAKED」シリーズみたいな感じでしょうか??

 B級作品をいくつも観てますけど、久々に観ました!
 本当にヒドイ作品を!!
 ストーリーがメチャクチャです!
 
 まぁ、ストーリーは良くあるサイコパスと警察の対決を描いた作品なんですけど、細かいところがスゴイです。
 被害者に外科手術のような縫合痕があるからって、犯人は医者を目指しているヤツだ!!って断定しちゃって、実際、その通りの展開!!
 
 いくらなんでも、この推理は乱暴すぎ!

 その後は、ダラダラ、ユルユルの警察物の捜査シーンと退場シーンが描かれるだけ!!
 捜査シーンといっても入学事務局の受付のヒロインに書類をもらうだけですけどね。

 最後の方でヒロインが犯人に襲われて気を失って、次のシーンでヒロインが気がついたら、ヒロインは無事に病院の手術台の上っている??

 犯人にさらわれたのは、同じ場所にいたバーバラ・キャレラとヒロインの恋人なんですけど、その説明も一切無し!!
 サイコキラーなんだから、ヒロインのことも誘拐すると思うんですけどね。
 なぜ犯人がヒロインを誘拐しなかったのか一切説明なし!!ヒロインが病院の手術台に載せられていたのかも説明なし!!
 「えっ、これってどういうコト??」
 
 
 これって、レストランの巨大な冷蔵庫に外から鍵かけられて閉じ込められたマイケル・ケインとキャサリン・ロスが次のシーンになったら、キャサリン・ロスが気づいたら病院で目覚めるシーンになっていた『スウォーム』(1978年)なみの展開かも??

 犯人がつかまったあと、主人公の刑事がヒロインに渡す紙の説明もないし、なぜ??なぜ??それくらい説明してくれても良いのに!!
 それより、なんでヒロインが犯人に誘拐されなかったのかの方が理由を知りたいですけどね。

 クライマックスで主人公の刑事が現場にたどりつく前に、ヒロインが犯人に反撃してほとんど戦意喪失してます。
 最後も襲ってきた犯人にとどめの一発を撃つのもヒロインだし。なぜ??主人公の刑事がほとんど活躍してないのも。わざと観客に肩透かしを食らわせるため?

 低予算のホラー映画なんで、登場人物が少なかったり、画面が暗いのとかはしょうがないですけど、観てる人間が、「えっ、何??何??」って思っちゃうようなシーンの連続で、逆に楽しめるかも?? 

コメント
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