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『沈黙のステルス』セガール!

2008-03-03 23:28:52 | アクション
沈黙のステルス
FLIGHT OF FURY(2007年イギリス、アメリカ、ルーマニア)
 監督 ミヒャエル・ケウシュ
 脚本 スティーブン・セガール、ジョー・ハルピン
 原案 ジョー・ハルピン
 出演 スティーブン・セガール、スティーブ・トゥーサント、アンガス・マッキネス

 ■ストーリー■
 命令通りの任務を行ってきたが、知りすぎているということで記憶に消されそうになったジョンは仲間の手を借りて脱出に成功する。一方、エドワーズ空軍基地からテスト飛行で飛びだった最新ステルスの試作機X-77が、行方不明になった。従来のステルス機を発展させたもので、アクティブステルスというもので、電磁パルスで機体を包み込み視界からも機体を消すことができるのだ。機体を奪ったのはラッチャーというパイロットだった。逃亡中のジョンは偶然遭遇した強盗を正当防衛で殺したため警察に捕らえられるのだった。バーンズ将軍は、X-77を奪還するため、ジョンを警察から引き取り、ラッチャーが潜伏するアフガニスタンへ向かわせるのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 スティーブン・セガール主演のアクション映画。
 監督は『沈黙の奪還』(06年)のミヒャエル・ケウシュ。
 脚本は『イントゥ・ザ・サン』(05年)、『沈黙の奪還』(06年)のジョー・ハルピン。

 もうスティーブン・セガールの映画はセガールファンしか観ないんですよね!意味のない強盗を倒すシーン!記憶を消されそうになって脱出したのに、雑貨店の強盗を退治して警察に捕まっちゃう展開!!そのあと、ホイホイ、軍のいうことを聞いて協力するセガール。敵地に潜入したのに、意味もなく、あっという間に退場しちゃうシールズの隊員たち。
 もう突っ込みどころどころか、全然盛り上がらないし、ストーリーもしっかりと良く観てないと意味不明な感じ。
 なんで、C級アクションなのに、真剣に観てないといけないのかわからない気持ちに!
 
 最後の方で、雇い主を平気で裏切る悪党ラッチャーとか、ラッチャーを倒せるチャンスがあるのに、生け捕りにしようとしてせっかく助けた仲間を殺されたりと、もう観ているこっちが混乱しまくり!
 「なんで、こいつにF-16を操縦させようとしてるの??」
 「今、ここで手錠とかはめちゃうか、ロープで手を縛っちゃえば良いのに!!」
 スティーブン・セガールの作品で突っ込んじゃいけないんでしょうけど、ここまでラストが盛り上がらないのは、やっぱりストーリーがおかしいからでしょう!
 
 だって、結局、ラッチャーとドッグファイトして撃墜しちゃうんだから!だったら最初からあの場で殺しちゃうとかしちゃえば良かったのに!まぁ、人道的に殺すのはダメでも、ロープで手を縛らないと!!
 それに、ステルス機が置いてあった場所にF-16があったからなんとか計画的には全員が脱出できる設定になりましたけど、あの場にF-16が無かったら、どうやって全員が脱出するつもりだったの??
 ステルス機って2人乗りなんでしょ!捕らえられた仲間と、現地での協力者2人とどうするつもりだったの??
 まぁ、ファンしか観ないから、これでも良いんでしょうけど、もう少し細かい部分でストーリーを練って欲しいです!良く見たら、脚本にスティーブン・セガールが関わってました。40点
沈黙のステルス

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