『トゥー・アサシン美しき暗殺者』
TWO TIGERS(2007年イタリア)
監督 サンドロ・チェッカ
脚本 ルカ・ビリオーネ
原案 ジオヴァンナ・カイコ
出演 アンドレア・オスバート、セレナ・クー、チェン・ダミン、オリバー・パージ
■ストーリー■
組織の資金洗浄をやっていたアーサー・クレイニーを殺した女性暗殺者タイガーは、ジルダ・ロビンスという女性経営者として身分を隠し、次の仕事のために上海に潜伏する。早速ジルダに次の指令が降りる。次のターゲットはアリリザ・アシュカンというレバノン人のマフィアのボスだった。そんなとき、隠れ家の隣の部屋に住む娼婦リンと知り合い親交を深めるのだった。リンには奥さんと離婚しようとしているミシェルという恋人がいた。一方、ジルダも車の接触事故からジョージという男性と知り合うのだった。
■感想■
イタリアの女性暗殺者を主人公にした未公開アクション映画。
DVDのパッケージを読んだら、中国を舞台にしてるので、「香港映画??」と思って、キャストを見るとセレナ・クーという名前が。でも良く良く良くDVDのパッケージを観たら「Rome」の文字が!!
「イタリア映画に違いない!!」と思って、早速レンタルしてきました。イタリア映画じゃなくても、香港映画でも、レンタルしちゃうんですけどね!
ハリウッド以外で、自分のエンターテイメント映画の観たい製作国の観たい度の順番は、
1位イタリア
1位香港
3位フランス
4位イギリス
5位カナダ
って順番です!
でも、最近は、劇場未公開のDVDスルーでも思わぬ傑作を観ることが少なくなりました!最近は、なんでもかんでもDVDになる前に劇場公開することが多いですからね!
今作も、拾いモノかな??って思いつつ「イタリア映画だから!!」と思って、鑑賞しました!でも、やっぱり想像通りのデキでした!ちょっとだけガマンしながら鑑賞しました。(本当は、そんなにひどく無いです)
同じく、DVDスルーになったイタリア映画『ザ・ヘル』(06年)よりは、はるかに面白いです!!今作の脚本のルカ・ビリオーネって『ザ・ヘル』の脚本も書いてます。
でも、今作って、イタリア映画なのにヨーロッパの雰囲気は全然無くて、すごいハリウッド的な作品になってます。舞台はアジアだし、俳優の音声も英語だし、世界への輸出を考えてのコトなんでしょうけど、自分的には、もっともっと1970年代チックなイタリアンなアクション映画を観たいのにっ!
今作って、ハリウッドの作品って言われたら分からないくらいアメリカ的な作品になってます!でも、さすが、イタリア映画の低予算映画!突っ込みどころがたくさんありました!
①まず、アメリカの地方警察の刑事のマックが、なぜ外国の中国まで出向いて捜査できるの??ってコト!!こういう作品は多いですけど、今作もです!
②あと、中国でレバノン人のボスが殺された情報だけで「犯人はタイガーだ!」ってオカシイでしょ!それに、その連絡がマックと相棒のティムのところにくるだけでもオカシイですけど。外国で起こった殺人事件なんていちいち情報収集しないでしょ!
③オカシイといえば、マックと相棒のティムの捜査本部(というか部屋)なんですけど、どうみても自宅の部屋なんですけど。メンバーも2人しかいないし!低予算がバレバレ!まぁ、でもこの③番目はオカシイところって言ったらカワイソウですね!低予算の映画だから、しょうが無いんですよね。
あと、良く考えると舞台を上海にしたのは、本当はストーリー的には同じ街を舞台にしていたのに、海外旅行がしたいから、あえて舞台を外国にしたみたいな印象を受けるんですけど!そんな感じがしませんか??
主人公のヒロインが行くアジアの国って、中国なんですよね。途中、日本が出てくるんで、テッキリ、“アジアの某国”が舞台なのかな??って思っていたら、後半、あっさり上海の空港が舞台に!!「やっぱり中国がドラマの舞台だったのね」
空港では日本語のアナウンスが流れてたり、日本の高速道路みたいのが映った気がしたんですよね。
世界への配給を考えてか、「イタリア度」がまるっきりなくてアメリカ映画だと言われたら、そう思っちゃうような感じの作品です。展開がいかにもハリウッド的なところにマイナス10点です!
あと、甘いラストの展開もマイナスポイント!このラストにもマイナス10点!55点
TWO TIGERS(2007年イタリア)
監督 サンドロ・チェッカ
脚本 ルカ・ビリオーネ
原案 ジオヴァンナ・カイコ
出演 アンドレア・オスバート、セレナ・クー、チェン・ダミン、オリバー・パージ
■ストーリー■
組織の資金洗浄をやっていたアーサー・クレイニーを殺した女性暗殺者タイガーは、ジルダ・ロビンスという女性経営者として身分を隠し、次の仕事のために上海に潜伏する。早速ジルダに次の指令が降りる。次のターゲットはアリリザ・アシュカンというレバノン人のマフィアのボスだった。そんなとき、隠れ家の隣の部屋に住む娼婦リンと知り合い親交を深めるのだった。リンには奥さんと離婚しようとしているミシェルという恋人がいた。一方、ジルダも車の接触事故からジョージという男性と知り合うのだった。
■感想■
イタリアの女性暗殺者を主人公にした未公開アクション映画。
DVDのパッケージを読んだら、中国を舞台にしてるので、「香港映画??」と思って、キャストを見るとセレナ・クーという名前が。でも良く良く良くDVDのパッケージを観たら「Rome」の文字が!!
「イタリア映画に違いない!!」と思って、早速レンタルしてきました。イタリア映画じゃなくても、香港映画でも、レンタルしちゃうんですけどね!
ハリウッド以外で、自分のエンターテイメント映画の観たい製作国の観たい度の順番は、
1位イタリア
1位香港
3位フランス
4位イギリス
5位カナダ
って順番です!
でも、最近は、劇場未公開のDVDスルーでも思わぬ傑作を観ることが少なくなりました!最近は、なんでもかんでもDVDになる前に劇場公開することが多いですからね!
今作も、拾いモノかな??って思いつつ「イタリア映画だから!!」と思って、鑑賞しました!でも、やっぱり想像通りのデキでした!ちょっとだけガマンしながら鑑賞しました。(本当は、そんなにひどく無いです)
同じく、DVDスルーになったイタリア映画『ザ・ヘル』(06年)よりは、はるかに面白いです!!今作の脚本のルカ・ビリオーネって『ザ・ヘル』の脚本も書いてます。
でも、今作って、イタリア映画なのにヨーロッパの雰囲気は全然無くて、すごいハリウッド的な作品になってます。舞台はアジアだし、俳優の音声も英語だし、世界への輸出を考えてのコトなんでしょうけど、自分的には、もっともっと1970年代チックなイタリアンなアクション映画を観たいのにっ!
今作って、ハリウッドの作品って言われたら分からないくらいアメリカ的な作品になってます!でも、さすが、イタリア映画の低予算映画!突っ込みどころがたくさんありました!
①まず、アメリカの地方警察の刑事のマックが、なぜ外国の中国まで出向いて捜査できるの??ってコト!!こういう作品は多いですけど、今作もです!
②あと、中国でレバノン人のボスが殺された情報だけで「犯人はタイガーだ!」ってオカシイでしょ!それに、その連絡がマックと相棒のティムのところにくるだけでもオカシイですけど。外国で起こった殺人事件なんていちいち情報収集しないでしょ!
③オカシイといえば、マックと相棒のティムの捜査本部(というか部屋)なんですけど、どうみても自宅の部屋なんですけど。メンバーも2人しかいないし!低予算がバレバレ!まぁ、でもこの③番目はオカシイところって言ったらカワイソウですね!低予算の映画だから、しょうが無いんですよね。
あと、良く考えると舞台を上海にしたのは、本当はストーリー的には同じ街を舞台にしていたのに、海外旅行がしたいから、あえて舞台を外国にしたみたいな印象を受けるんですけど!そんな感じがしませんか??
主人公のヒロインが行くアジアの国って、中国なんですよね。途中、日本が出てくるんで、テッキリ、“アジアの某国”が舞台なのかな??って思っていたら、後半、あっさり上海の空港が舞台に!!「やっぱり中国がドラマの舞台だったのね」
空港では日本語のアナウンスが流れてたり、日本の高速道路みたいのが映った気がしたんですよね。
世界への配給を考えてか、「イタリア度」がまるっきりなくてアメリカ映画だと言われたら、そう思っちゃうような感じの作品です。展開がいかにもハリウッド的なところにマイナス10点です!
あと、甘いラストの展開もマイナスポイント!このラストにもマイナス10点!55点
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