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『ナチョ・リブレ覆面の神様』ヒューマンコメディ

2007-04-05 00:10:28 | コメデイ
ナチョ・リブレ覆面の神様
NACHO LIBRE(2006年アメリカ)
 監督 ジャレッド・ヘス
 出演 ジャック・ブラック、エクトル・ヒメネス、アナ・デ・ラ・レゲラ、ピーター・ストーメア

 ■ストーリー■
 幼いころに両親を亡くしたナチョは、修道院で料理番として生活していた。お金の無い修道院で子どもたちに食事を与えるために、ルチャ・リブレの試合に出る決意を固めるのだった。しかし、ルチャ・リブレは偶像崇拝になることもあり、欲のために試合をするということもあり、修道院では観ることさえ禁止されていたのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 『バス男』(04年)ジャレッド・へス監督の描くレスリングコメディー。
 なんと実話をヒントにしているそうです!今作のヒントになっているのは、孤児院を運営するためにルチャ・リブレに出場したメキシコの伝説的なルチャドール、フライトルメンタの実話だそうです。
 ちなみに「ルチャ・リブレ」とはメキシコのプロレスのことだそうです。で、ルチャ・リブレに出るレスラーを「ルチャドール」って言うんだそうです!

 『バス男』のジャレッド・ヘス監督ということで、もっともっとダタバタコメディを想像していたんですけど、普通のコメディでした!試合とかでも、膨らませようとしたら、もっともっと笑いのシーンを作れたでしょうに、なぜか、普通のコメディに!
 「なぜ??なぜ?」
 もっと笑わせて欲しかったです!それでも“感動させよう的”な『もしも昨日が選べたら』(06年)よりかは、全然良いですけど、もっとスラップスティックな笑いのコメディが観たいです!ジャレッド・ヘスだし、もっともっと笑えると思ったのに!
 なおかつ、いくらでもオカシクできそうな題材のメキシコのルチャリブレを扱ってるのに、なんでこんなヒューマンな感じの作品にしちゃうの??今のハリウッドでは、メジャー作品では、やっぱりヒューマンコメディじゃないとダメなのかな??
 1970年代のフランスのクロード・ジディ監督のコメディ作品みたいな映画が観たいです!『おかしなおかしな高校教師』(74年)、『冒険喜劇・大出世』(75年)、『ムッシュとマドモアゼル』(78年)みたいな作品です!
 あ、この3作品、日本語吹替えつきでDVD化してくれないかなぁ!TBSの月曜ロードショー(『おかしなおかしな高校教師』『冒険喜劇・大出世』)と、土曜深夜『ムッシュとマドモアゼル』)に放映したことありますからね!
 クロード・ジディ、コメディDVD-BOXなんてオシャレでしょ!吹替えで観たら抱腹絶倒のはず!
そういう作品、DVDで発売されないかなぁ!
 
 あ、また話題がずれた!(話題がずれるには、いつものことですけど)ところで今作『ナチョ・リブレ覆面の神様』なんですけど1つだけ言わせて!
 いくらコメディとはいえ、クライマックスのナチョとラムセスとの試合でのことなんですけど、ナ・デ・ラ・レゲラが演じたあこがれのシスターと孤児たちが応援に来たからって、強くなりすぎ!今まで、負け続きだったのに!
 これが、スラップスティックなコメディだったら、「ハハハハ!」って笑って済ませられますけど、こういうマジメなコメディだったら、こういうところには、ストーリーに整合性持たせて!
 でも、今作も何も考えずに観るには十分面白いですよ!ところで、特訓中に動物のフン(何の動物だろう??)を、ジャック・ブラックがエクトル・ヒメネスの顔に塗りつけるシーンがあるんですけど、あれって何の意味なの??65点
コメント (4)
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