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『16ブロック』残業に気をつけろ

2007-04-12 04:36:22 | アクション
16ブロック
16 BLOCKS(2006年アメリカ)
 監督 リチャード・ドナー
 脚本 リチャード・ウェンク
 出演 ブルース・ウィリス、モス・デフ、デビッド・モース、ジェナ・スターン

 ■ストーリー■
 ニューヨーク市警の刑事ジャック・モーズリーは、酒浸り生活を送っていた。夜勤明けに上司から残業を命令される。事件の証人エディ・バンカーを裁判所まで護送する任務だった。裁判所までの距離は16ブロック、簡単な仕事のはずだったのだが。

 □■□ネタバレあり!□■□
 ■感想■
 ブルース・ウィリス主演、リチャード・ドナー監督のアクション映画。
 ブルース・ウィリスも、自分にとってはやっぱりアクション映画のヒーローっていうイメージが強いんで、良いですよ、こういうキャスティング!今回は、酒浸りのアルコール依存症気味のダメダメ刑事役です。ブルース・ウィリスも、まだまだ50歳強なんで、まだまだアクション映画に出演して欲しいです。
 良いですよ、いつもダイハードなヒーローって年齢でもないですしね。でもやっぱり、ダイハードなヒーローが観たいといえば、ブルース・ウィリスの最新作は「ダイ・ハード」シリーズの4作目“LIVE FREE OR DIE HARD”も今から楽しみです。“FREE OR DIE HARD”の監督は『アンダーワールド』(03年)、『アンダーワールド エボリューション』(06年)のレン・ワイズマンなんで楽しみ、楽しみ!

 『ダイ・ハード』も1988年の作品ですから息の長いシリーズですよね。でも、ブルース・ウィリスといえばやっぱり“ダイ・ハード”のジョン・マクレーン刑事ですからね。

 リチャード・ドナー監督も、『リーサル・ウェポン』(87年)や『リーサル・ウェポン2炎の約束』(89年)のときは良かったですけど、「リーサル・ウェポン」も3作目、4作目とシリーズを追うごとにファミリー路線になって、もうアクション映画はダメなのかな??とか思ってたんですけど、今作を観る限り中々良いですよ!アクション映画っていうより、良質な刑事物って感じですけど。(そうは言っても、アクションシーンはそれなりにスゴイですよ)

 ダメダメ刑事が、警察内の不正に対して正義の心を燃やすの??とか思ってると、最後に軽い軽いドンデン返しが!いつも正しいヒーロー役っていうより、こういう人間味ある役も良いです。
 でも、アルコール依存症気味の今作のブルース・ウィリスですけど、アパートの一室からダイアンを呼ぶシーンや、ダイアンの部屋で、敵を待ち伏せするシーン等、超やり手刑事じゃないですか!!
 ダイアンと言えば、モス・デフが別れた奥さんだと勘違いするシーン、面白かったです。自分も勘違いしちゃいましたよ!まぁ、そういう演出なんだろうけど。

 ところで、今作が劇場公開されるときのTVCM良かったです!サラリーマン姿の温水洋一が、突然上司から残業を言われるやつです。
 「上司から突然の残業、ロクなことないんですよねぇ~。そういえば、彼も…」って今作の予告に切り替わるCMです。 
 ところで、アメリカでも。突然の残業ってあるんですね。あれ、それとも警察だからなの??良くわからないですけどね。アメリカの人って残業断りそうですけどね。残業を断ったら、今作の場合、映画が始まらないですね。
 
 『アサルト13要塞警察』(05年)といい、今作といい、最近は、不正してる警官が映画の悪役になる傾向なんですか??悪徳警官っていうほどの悪党でもないですけど、不正は不正で、死人も出てますしね。
 いつもは見ないDVDの映像特典ですけど、今回は別エンディングがあるっていうんで鑑賞しましたけど、別エンディングバージョンは、いかにも映画的でまとまりすぎっていう印象でした。いつもはハッピーなエンディングの方が映画的とか思っちゃうんですけど、今作の場合は、別バージョンの方が、良くありがちな映画みたい(最近のハリウッドのメジャー作って感じじゃないですけど)。自分も劇場公開版の方が好きかも。
 映画的と言えば、ダイアンの部屋から逃げ出したモス・デフを、ブルース・ウィリスが地下鉄で発見しますけど、あそこのシーンは映画的!ニューヨークの街で逃げ出した人間をあんなにすぐ見つけちゃうなんてね。まぁ、そういう細かいところを気にしなければ、かなり楽しめる作品ですよ!67点
コメント (4)
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