大阪市長選挙で橋下徹氏が圧勝し、改めて分かるのは、教師、教育委員会への反感の強さではないか。
今回の選挙で、主に争点となったのは、大阪都構想だとされているが、そんなもの一体誰が理解しただろうか。
それよりも、多くの若者、アンチャンやヤンキー連中に強くアピールしたのは、橋下氏の教育委員会、現状の公的教育制度への攻撃である。
多分、今回の選挙で橋下氏を強く支持した彼らは、小中時代の学校で良い思いを持っていないと思う。
彼ら曰く、「先公」には、不愉快な思い出しかないはずだ。
そして、先公の上にあるのが、教育委員であり、教育委員会である。
「そんな連中はすぐにやめさせて、改革しろ」という気分に、橋下氏の教育基本条例などの攻撃は、上手く合ったと思う。
その上、平松氏の応援に行ったのが、大学教授等の知的な人間だったことも、余計彼ら若者の反発を生んだと思う。
「みな同じ穴のむじなで、いい思いをしている連中ばかりだ。そいつらと橋下は違う」と。
勿論、橋下徹氏は、基本的に新自由主義者であり、誰を優遇し、誰を切り捨てるかは、本当は明確なはずなのだが、それは上手に隠したというべきだろう。
まことに上手い選挙戦であった。
今回の選挙で、主に争点となったのは、大阪都構想だとされているが、そんなもの一体誰が理解しただろうか。
それよりも、多くの若者、アンチャンやヤンキー連中に強くアピールしたのは、橋下氏の教育委員会、現状の公的教育制度への攻撃である。
多分、今回の選挙で橋下氏を強く支持した彼らは、小中時代の学校で良い思いを持っていないと思う。
彼ら曰く、「先公」には、不愉快な思い出しかないはずだ。
そして、先公の上にあるのが、教育委員であり、教育委員会である。
「そんな連中はすぐにやめさせて、改革しろ」という気分に、橋下氏の教育基本条例などの攻撃は、上手く合ったと思う。
その上、平松氏の応援に行ったのが、大学教授等の知的な人間だったことも、余計彼ら若者の反発を生んだと思う。
「みな同じ穴のむじなで、いい思いをしている連中ばかりだ。そいつらと橋下は違う」と。
勿論、橋下徹氏は、基本的に新自由主義者であり、誰を優遇し、誰を切り捨てるかは、本当は明確なはずなのだが、それは上手に隠したというべきだろう。
まことに上手い選挙戦であった。
当方は小泉以来選挙に全く興味が持てなくなってしまった。