株主・銀行・債権者・税務署など外部の者は、常に貴方の会社をチェックし、もしおかしな経営状態であれば、更に厳しく追及しようと、手グスネを引いている。ところが肝心の会社のほうは、余り自己診断をしていないというのでは非常に情けない。それより反省なき所に発展なしで、いつも同じ過ちを繰り返すことになるだろう。
それで毎年一回は自己評価を行い、自社の弱点と強みを把握しておこう。これが将来の経営力アップに必ず結び付くはずである。
とりあえず中小企業用の自己評価例を簡単に述べておこう。
●決算数値分析表
決算数値を使った経営分析指標のうち、健全性・収益性・資金性・安定性・生産性に係る主な指標10件を例にあげたが、自分の会社にあった指標を選んでもよい。
目標(業界平均値など)を定め、ほぼ目標を達成した場合は2点とし、目標を10%以上上回るものを3点、倍以上上回る場合は4点とする。同様に目標を10%以上下回るものを1点、倍以上下回る場合は0点とする。
従って10項目全てが満点なら、40点となるわけである。
以下は次回に続く 次回は (トップの経営資質分析)
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