なんとあの安倍総理が辞任し、あっという間に菅政権が誕生したのだが、8月1日に本ブログに掲載した「コロナで死んだ安倍政権」で予測した通りに事が進んでいるではないか。まだ菅政権に関しては未知数なので評価のしようがないのだが、新設された「デジタル庁」には淡い期待を抱いている。
ただデジタル庁が実際に稼働するのは、2022年4月頃からであり、その役割の多くは「マイナンバーカード」の普及のようである。しかしながら、それだけに留まらず次のような役割も担って欲しいと期待している。
1.お役所・学校・病院などの完全デジタル化とネットワークによる一元化
2.ハッカー防止策の検討及び実施
3.各方面でのAI活用の普及と指導
4.介護や危険作業などを的確に処理できるロボットの普及・指導
まあこれらは理想論に近いのだが、まずは役人たちの意識改造から進めなくてはならないだろう。彼等はいつだって今のままが大好きで変化を嫌う、またハンコだけを押している人は、仕事がなくなることを恐れている。この壁は分厚く今までもなかなか崩せなかった。
いずれにしてもデジタル庁が形骸化しないためには、ここから地道に改革してゆかねばならない。そのためには、大臣同士も縦割りを廃止し、デジタル改革大臣に任命された平井卓也氏と行政・規制改革大臣の河野太郎氏が手を組んで実行する必要があるだろう。
作:蔵研人
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