経理・経理・経理マンの巣窟

大・中・小あらゆる企業で経理実務経験約40年の蔵研人が、本音で語る新感覚の読み物風の経理ノウハウブログです

無能力大臣が続出

2017-04-26 15:02:45 | 経済ニュース編

 悲しいかな、ここにきて安倍内閣の相次ぐ失言・暴言ラッシュが止まらない。
山本幸三地方創生担当相の「一番の“がん”は文化学芸員。この連中を一掃しないとダメだ」発言。
今村雅弘復興大臣の「自己責任」発言とブチキレ会見。さらには東日本大震災の被害が「東北で良かった」発言。
金田勝年法務大臣の「成案を得てから説明したい」と壊れたレコードのような繰り返し発言。
稲田朋美防衛大臣の無知さ加減と、泣き虫女の子作戦。
豪雨被害で岩手県岩泉町を視察した務台俊介・内閣府政務官兼復興政務官の「長靴業界が儲かった」発言。

 ざっとあげてもこれだけアホさ加減を露呈している。これでは大臣どころか政治家失格いや人間としても未熟すぎないだろうか。
 もちろん他に優秀な大臣も大勢いるのだが、首相のお気に入りだから、或は当選回数が多いからそろそろ大臣にしてあげようかといった理由で大臣に任命された人たちが、失言や暴言を繰り返し自ら無能力さをさらしているようだ。
 大臣と言えば、企業なら取締役のような存在であり、税金から年収として約3000万円支払われているのだ。従ってもうそろそろこのような安易な任命はやめて、真に実力のある者を任命していただきたいものである。

下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント

給与の袋詰め作業

2017-04-16 17:16:26 | たそがれ経理マン編

 現在では例え零細企業でも、ほとんどの会社がパソコンで給与計算を行い、銀行口座への給与振込を行っている。だが私が若かりし頃は、手計算で給与計算を行い、現金を袋詰めして従業員一人一人に手渡ししていたものである。
 とっくの昔に時効が成立し未解決事件となってしまったが、1968年12月10日に東京都府中市で約3億円を積んだ銀行の現金輸送車が、白バイ警官を装った男に騙されて、現金を載せた輸送車ごと奪われる事件が発生した。いわゆる昭和の『三億円事件』である。
 これは銀行が東芝府中工場に『賞与』用の現金を運ぶ途中に起きた事件であり、少なくともこの当時は、まだ大企業でも給与を手作業で袋詰めしていたということなのだ。もっともこの事件を境に、給与振込制度が増えてきたと言われている。

 ところがその後1970年代に入っても、当時私が勤務していた中小企業では、まだまだ手作業の給与計算と現金袋詰めが続いていた。そしてパソコンも使わずに、60名前後いた社員の給与計算を私一人で、経理作業の傍ら残業なしで軽くこなしていたものである。
 さすがに年末調整の時だけは、2時間程度の残業をした記憶があるが、それ以外に残業の記憶はない。ちょっと自慢して申し訳ないが、我ながらスーパー経理マンだったなと自己陶酔してしまう。
 ただし給料の袋詰めと銀行から現金を運ぶ時だけは、社長室長と二人で共同作業を行うことが原則であった。ところがある給料日、その社長室長が急病で欠勤してしまったのである。
 袋詰めは一人でも何とかなるものの、銀行から現金を運ぶのが不安だった。メインバンクが大手町にあり、神田にある会社まで地下鉄に乗って現金を運ばなくてはならないからである。それも2千万円近い金額なのだ。現在の金額にしたら5千万円位だろうか、運搬保険をかけている訳でもなく、護衛がいる訳でもない。

 その当時の経理部には、私のほかにも6人程度在籍していたのだから、誰かに同行を頼めばよかったはずである。だがこの会社の給与形態の異常さを知っていたのは、社長と社長室長と私だけだったため、迂闊に給与関連の仕事を他人に頼めないと言う特殊な事情があった。
 それで一人で銀行に行って現金を引き出したのだが、銀行を出てから地下鉄に乗り会社の入口に到着するまでの約20分間は、生きた心地がしなかった。絶えず周囲を伺いながら、体でカバンを覆うようにして一瞬たりとも隙を見せないように歩いていた。冷静に考えれば、そんな態度こそ「大金を持っているよ」と言わんばかりだったのだが…。

 それから10年後、私は中小・零細企業を転々としたのち、運よく上場会社に入社することが叶った。そして自ら手を挙げて、本社から静岡にある工場に転勤したのだが、なんとそこではまだ給与を手作業で袋詰めしていたのである。
 もちろん本社では給与振込だったのだが、静岡工場では別組織の労働組合を構成していたため、古い体質の組合員の要望により、いまだに給与を袋詰めしていたのである。それにしてもさすがに1000人近い従業員の給料となれば、一人や二人で袋詰め出来る訳がない。
 このときは総務課と経理課の精鋭9名で袋詰め作業を行ったのだが、三人ずつ三組に分かれて「現金を数える者、それを検証する者、袋に詰める者」と作業分担し、どのチームが一番早いかを競い合っていた。だから中小企業時代に独り密室で、黙々と袋詰めしていたときとは大違いで、かなり楽しく袋詰め作業をすることが出来た。もちろん今現在は全社・給与振込制となっているが、これら遠き日の『現金袋詰め作業』は懐かしき思い出として、いつまでも私の心の中に染み込んでいることだろう。

下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント

告げ口野郎にご注意

2017-04-06 11:33:25 | サラリーマンは魔術師

  ある上場企業で、まだ若いのにいきなり部長に抜擢され、その1年後には取締役にまで昇りつめてしまったAという男がいる。このAはどう見ても実務能力は全くないし、先輩に対しては慇懃無礼で同僚や部下の評判も余り良くない。
 なぜこんな男が出世してしまうのか、不思議でたまらなかった。だがこのAと何度か飲食を共にする機会があり、その謎が少しずつ解明してきたものである。

  サラリーマンなら、酔った時くらいは会社やトップに対する愚痴をポロリと吐露してしまうものだ。それが人情というものであり、サラリーマンたちの手っ取り早いストレス発散法なのである。
 だから愚痴をこぼしたからと言って、決して会社やトップに対して激しい怨念を抱いている訳でも、謀反を企てている訳でもないのだ。ところがそんな他愛もないサラリーマンの愚痴を、なんといちいち社長に告げ口している野郎がいるらしい。
 と言うのも、絶対に社長には知り得ない下々の噂話などを、俺は何でも知っているかのように、社長が時々自慢げに喋っていることがあるからだ。

  そして奇妙なことに、実力・人望の双方を備え、数年前までは社長に重用され将来を嘱望されていた有能な部長4名が、次々に閑職に追いやられたり、小さな子会社に出向させられてしまったのである。だからと言って彼等が重大なミスを犯した訳でもなく、全く理解不能の人事であった。
 彼等は部下と飲みに行った折り、部下の愚痴に相槌を打つ程度の臨機応変さを持っていた。だからこそ人望もあったのであろう。その程度のことをまるで『悪意』があったように再編集し社長に告げ口した人非人がいたとしか考えられないではないか。

  ここまで読んだ聡明な人なら、タレコミ犯はたぶん「冒頭に述べたA」だとすぐ想像できるだろう。もちろん確かな証拠はないので、あくまでも推測の域を出ないのだが、Aはどんなときでも決して会社やトップの悪口は言わない。もちろん他人の愚痴に相槌も打たないし、その愚痴を否定もしないが全く無反応で興味のなさそうな雰囲気だけを漂わせているのだ。
 またAは広報部という立場から、社長と直接話をする機会が多い。さらには冒頭に述べた出世の早さを考え併せると、Aがタレコミをしたのだろうと考えてもおかしくはないのだ。

  このAを陰で非難する者は多い。だがなにせ証拠が無いうえに、『告げ口』という余りにも子供じみた行動なので、誰も対処出来ないままなのである。まあ余り調子に乗っていると、やがてAもいずれは失脚するのが世の習いというものであろう。
 だが一番の問題は告げ口の実態を良く調べもせず、単純に『告げ口』を信じて有能な社員を切り捨ててしまい、告げ口した者を忠義者として出世させてしまう「この三代目社長」が一番の「癌」なのかもしれない。これではまるで、どこかの国の独裁者と全く変わらないではないか。

 

下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント