先日の都議会議員選挙では、選挙前の43議席から15議席と大幅に議席数を減らしてしまった民主党。さらには共産党の議席数にも及ばずなんと第一党から第4党へと転落してしまった。それも「維新の会」橋下共同代表の、いわゆる従軍慰安婦発言による支持率急降下で漁夫の利を得たにもかかわらずである。
これで来月の参議院選挙においても、先の衆議院選挙と同様に、「自民党大勝・民主党大敗」がほぼ確定したと言ってもいいだろう。そしてたぶんそこで民主党の内部崩壊が勃発し、気の利いた議員たちは自民党に入党するはずである。さらにその先には社民党同様この党には「消滅」する運命だけが待っているに違いない。
こんな単純なストーリーは、誰でも分かる優しい論理である。それにもかかわらず、衆議院選大敗後の半年間に何もせず、相変わらずバラバラの党内もまとめられず、挙句の果てはかつて自分たちが提案した法案にさえ反対しているお粗末さ。また今回の都議選大敗北には大ショックを受けたとうそぶく何も分かっていない幹部たち。冗談だろ、もし維新の会が躍進していたら、10議席も取れなかったはずだということさえ理解していない。
それにしてもよくもまあこんな政党が、3年間も政権を運営していたものである。あの時間が逆流していた3年間を思い返すと、まさに身の毛がよだつ。もう二度と国民は騙されない。あと一か月、このままだと、この党は完全に終わってしまうだろう。
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