経理・経理・経理マンの巣窟

大・中・小あらゆる企業で経理実務経験約40年の蔵研人が、本音で語る新感覚の読み物風の経理ノウハウブログです

シーサイドライン事故

2019-06-04 11:14:24 | 通勤地獄編

 去る6月1日に新杉田駅で、無人運転のシーサイドラインが逆走事故を起こしてから既に4日経過しているのだが、いまだに再開しておらず、通勤客などがため息を漏らしながら代行バスの大行列に並んでいるという。安全のため事故調査に時間を要しているのだと思うのだが、代行バスは限界に達しており、こちらのほうで大混乱や別の事故が起こりかねない。無人運転が原因なのだから、とりあえず有人で間引き運転くらいはできないのだろうか。

 また東日本大震災の東京電力の言い訳からか、いつも大事故が起きると「想定外」という言葉が独り歩きしてしまうのは困りものである。そもそもコンピューターが不具合を起こすのは日常茶飯事であり、無人運転させるためには、あらゆる不具合に対処できるようにプログラミングしておくべきではないだろうか。

  従って想定外などと能天気な言い訳が通用するのは、「車両が空を飛ぶとか、宇宙人に攻撃された場合」など非現実的で対処しようのない事態が起きた時だけと考えよう。だからそれ以外の突発事象については「全て起こりえる不具合」として、事故時の対処方法をプログラムに織り込まなくては、怖くて無人電車などに乗れるはずがないのだ。

 JRなどでは、現在研究している将来の車両無人化計画に大幅な影響を落としたと報じている。この事故で大怪我をした方、通勤に困っているサラリーマン諸氏には大変気の毒であるが、一方でJRなどの無人化計画が今後慎重に進められ、結果的に大惨事が防止されることになれば、不幸中の幸いだったと考えられないこともないだろう。

 評:蔵研人

 下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。


にほんブログ村

人気ブログランキングへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマホ・スマホのオンパレード

2017-09-16 11:16:46 | 通勤地獄編

 久し振りに朝の通勤電車に乗って、改めて驚愕してしまった。なんと車内の95%はスマホ・スマホのオンパレードで、新聞や本を読んでいる人はほとんど見かけなかったからである。そしてたまに本を読んでいる人や寝ている人を見つけても、そのほとんどが年配者であり、若い人たちの99%はスマホに夢中になっているのだ。

 もちろんこの現象を非難している訳ではなく、私も現役なら当然のようにスマホに夢中になっているであろう。そしてスマホは単にラインやツイッターやゲームを楽しむだけではなく、電子書籍やニュースそして音楽なども読んだり聞いたりすることができることも承知している。
 従って新聞や本などを読む手段が変わっただけなのかもしれない。ただ狭い車内の中で、ほぼ全員が夢中になって黙々と小さな画面を覗き込んでいる光景を見ると、なんとなく気味が悪くなってしまうのは年寄りになった証であろうか。

下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マンガを読まない子供たち

2016-09-11 21:19:04 | 通勤地獄編

 最近通勤電車の中では、雑誌・書籍・新聞などを読んでいる人を、余り見かけなくなってしまった。ことにマンガ雑誌を読んでいる人がほとんどいないのだ。私たちが若かりし頃の通勤電車は、どこを見渡しても『少年マガジン』などのマンガ雑誌を読み耽っている人で溢れていた。だから始発駅や終点駅では、網棚に読み終わったマンガが山のように投げ捨てられていたものである。
 
 また日本雑誌協会などの統計でも、2000年頃から急激にマンガ雑誌の販売額が減少しているのだ。これは一体どうしたわけであろうか。考えられるのは、マンガバブルを支えていた団塊の世代が高齢化し、マンガ離れしてしまったこと。また携帯電話や超小型パソコン(含むスマホ)などの出現により、車内での時間の使い方が変化してしまったこと、などが大きな原因と考えられる。さらに最近ではスマホアプリで、無料マンガと言う摩訶不思議なコンテンツさえ登場している始末、ますますマンガ雑誌を買わなくなっている。

 それでも大手出版社は、マンガ雑誌の収入減をコミックス(単行本化されたマンガ)の売り上げでなんとか凌いでいた。だが近年はその稼ぎ頭のコミックさえも、少しずつ落ち込み始めていると言う。
 その最大原因としては、マンガ家を志す新人は少なくないのだが、時代を代表するような大作が出現していないこと、マンガを読まない若者たちが増加していることではないだろうか。活字離れというのなら判るのだが、マンガ離れまで起きているとは俄かには信じられない。

 ところでこの現象をよく調べてみると、彼らは子供の時からマンガを見ていないと言うのだ。確かに最近のマンガは一つの文化になり、団塊の世代たちが夢中になった『鉄腕アトム』や『鉄人28号』のような子供を対象とした純然たる少年マンガが影を潜めている。
 マンガは子供の頃に読んでこそ、大人になっても継続して読むようになるのであり、この傾向に歯止めがかからなければ、いずれマンガは戦前のように衰退する運命なのだろうか。もしそうなると、カルチャーの変貌だけに留まらず、経済構造も大変動するかもしれない。

下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大雪と通勤電車

2016-01-18 17:31:42 | 通勤地獄編

 まだ成人の日が1月15日だった頃、首都圏に歴史的な大雪が降って四苦八苦した記憶がいまだに残っているが、ここのところ毎年のように1月半ば頃に雪が襲い掛かってくるような気がする。でも今年は暖冬になりそうだから、雪はないかもとタカをくくっていたら、残念ながらやはり18日の未明から雪が降りはじめてしまった。

 そして結局今回も「雪に弱い首都圏」を露呈してしまった。むろん定年後の私に通勤は無縁なのだが、現役で通勤している息子の話では、駅で約2時間も待たされた上、通常20分で行ける区間を過密状態で1時間もかかってしまったというのだ。そんなとき私には「皆様通勤ご苦労様です」と、ただただ平身低頭することしかできない。

 いつもこういう状況を目の当たりにすると、つくづく「日本人は真面目なんだなあ」と感心するのだが、災害時に無理やり通勤して事故に巻き込まれることもある。そろそろ企業も電鉄会社も災害時の対策を抜本的に見直したほうがよいのではないだろうか。
 つまり大雪や台風の日は、思い切って午前中は運休とか3時間遅れにするなどを早期決定し、マスコミを通じてアナウンスしてしまうのだ。そうすればいつ来るかわからない電車を、わざわざ凍てつくような駅で何時間も待つ必要がなくなるではないか。
 もちろん会社のほうも電鉄会社がこうしたアナウンスをした場合は、遅刻や欠勤しても勤務評定に反映しないと就業規則に定める必要がある。電鉄会社、企業、会社員それぞれが真面目なのには頭が下がるのだが、中途半端な結果しか出せないのなら、いっそ初めからパスしてしまう勇気と決断も必要なのではないだろうか。

下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前に固まる通勤バス

2015-08-31 11:11:03 | 通勤地獄編

 都心の路線バスは、殆どが料金均一なのだが、郊外のバスは距離ごとに料金が異なっているものが多い。距離の長い路線ならば納得出来るのだが、たいした距離もないのに小刻みに料金を変動させている路線もあるのだ。もしかすると郊外や地方にあるバス会社には、料金均一という概念が全くないのかもしれない。
 ただここで私が言いたいのは、料金のことではなく、乗り降りに時間がかかり過ぎることなのだ。つまり変動料金のため、乗ったバス停と降りるバス停の把握が必要になり、スイカやパスモなどのカードを二度通さなければならないこと。さらには運転手が確認するために、降車は必ず狭い前方のドアからということになるのである。

 従ってラッシュ時の満員バスならば、終点の駅で全員が降車し終わるまでにかなりの時間を要してしまうのだ。途中でモタモタしている乗客などを待っていると、10分近くかかってしまう場合がある。一刻を争う朝の通勤時に10分の遅れは致命的になるかもしれない。
 それでいきおい乗客たちは皆、後ろのほうが若干空いていても、降車ドアのある前のほうに集中するのである。それで車内は熱気満々となり足の踏み場もなくなる。さらに途中から乗車してくる乗客が乗り辛くなり、バスはどんどん遅れてしまう。それが雨の日だと、もう二進も三進もいかなくなり、通常10分で到着するところが30分もかかってしまうのだ。

 だから乗客たちは次第に殺気立ち、益々前のほうへ前のほうへと押しくらまんじゅうとなる。こうして毎日毎日同じことが繰り返されるのだ。バス会社さん、均一料金に設定するなどして、少なくとも終点の駅で、前後のドアが一斉に解放される方法などに改善できないの?

  下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変化する通勤電車風景

2014-09-16 11:38:15 | 通勤地獄編

 まだ携帯電話が登場していなかった昭和時代の通勤電車風景は、新聞、マンガ雑誌、週間誌、文庫本などを読んでいる人たちや、ウオークマンを聴いている人たちで溢れ返っていた。

 ところが平成になって携帯電話が普及しはじめてくると、車内で通話する人が現れてくる。だが車内で大声を出して通話している人を、快く思わない人たちが多く、乗客同士のトラブルが絶えなかった。
 挙句の果てに、トラブルが高じて殺人事件にまで発展することもあった。そんなこともあり車内放送で、車内では通話をしないよう呼び掛けるようになる。そしていつの間にか、車内での通話は、マナー違反なのだと言うことが、常識として認知されるようになったのである。


 それで通話に替わって主流になったのが携帯メールであった。これならば声を出さないので、文句はないだろうと言わんばかりに、大ブームとなってしまう。
 そして右を向いても左を向いても、シャカシャカとメールを打つ人ばかりが目立つようになってしまった。そうなると、それはそれでうざったいのだが、さすがに今度は、これに文句を言う人たちは余り現れなかったようだ。

 やがて携帯がガラケーからスマホに変貌し、一億総スマホ時代を迎えてしまった。従って最近の通勤電車の中は、スマホ画面に向かって指をスライドしたり、トントン叩いている『スマホ族』たちで溢れかえっている。
 まあそれはそれで、時代の変遷なので致し方ないのだが、網棚に投げ捨てられていた新聞、マンガ、週刊誌が姿を消し、タダ読み出来なくなったのが淋しいね。それに何と言っても、一番打撃を受けているのは、文字離れ・紙離れに続き、とうとうマンガ離れにも遭遇し大ピンチの出版界ではないだろうか。

  下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東神奈川駅のホームで首が飛びそうになる

2013-12-24 13:52:18 | 通勤地獄編

 基本的に横浜線は八王子と東神奈川間を運行しているのだが、日中は多くの電車が桜木町まで乗り入れている。だが朝晩のラッシュ時には、ほとんどの電車が基本通り東神奈川止まりである。これは京浜東北線のダイヤが過密になるからであろう。ところが18時以降も一時間に一本だけ横浜方面からの乗り入れ直通電車が走っているのだ。

 東神奈川駅のホームは、一番ホームが京浜東北線の横浜・大船方面行で、二番ホームが町田・八王子方面からくる横浜線のホームである。そして向かい側の三番ホームがくせものなのだ。ちなみに四番ホームは、京浜東北線の品川・東京方面へのホームで全く問題はない。
 だが三番ホームは、向かいの二番ホーム同様、町田・八王子方面からくる横浜線の折り返し終点ホームであると同時に、反対方向の横浜・大船方面から、横浜線に乗り入れている直通電車のホームも兼ねているのである。
 従って電車が前方から来たり後方から来たりと、なかなか複雑なのである。複雑なのは良いとして、かなり危険であるということも忘れてはならないのだ。

 もう7、8年前の話になる。当時私は、横浜線で東神奈川まで出て、そこから京浜東北線に乗り換えて品川方面に通勤していた。横浜線は朝は3分おきくらいに頻繁なダイヤが組まれているのだが、なぜか夕刻は6分おき、20時以降は10分おきと、極端に本数が減少してしまうのである。
 その日はとても疲れていて、東神奈川から早く横浜線に乗って帰りたかった。それで三番ホームで、なかなか来ない横浜線をイライラしながら待っていた。この時間になると、横浜方面からの直通電車はほとんどなく、大方の電車が東神奈川止まりの折り返し電車だ。それで思わず町田・八王子方面に向かって、ホームに身を乗り出してしまったのである。

 その瞬間である。「バオー!!」という猛烈な警笛がなった。私が一瞬身をひるがえすと、突如私の髪の毛が突風で逆立ち、顔面の近くを鉄の塊が走り抜けているではないか。そう今度の八王子方面行きの横浜線は、運悪く一時間に一本しかない横浜方面からの直通電車だったのである。
 もし一瞬身をひるがえすのが遅かったら、また数センチずれていたら、私の首は胴体から切り離されて、ホームの近くにすっ飛んでいたに違いない。今まで何度か怖い経験をしてきたが、まさにこれはベスト3に記録されるほどの出来事であった。だから、今でもたまに東神奈川のホームに降り立つと、このときの恐怖感が私の脳裏に浮かび上がってきて、なんとも堪らない気分に襲われてしまうのである。

  下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恐ろし過ぎる『歩きスマホ』

2013-06-13 09:35:21 | 通勤地獄編

 34年前にSONYからウォークマン発売されて大ブームになったとき、耳を塞いで歩いたり自転車に乗るのは危険だと、マスコミが大騒ぎした記憶がある。それがまさに歴史は繰り返すの格言通り、最近は歩きながらスマートホンを使う『歩きスマホ』が大問題になっているようだ。

 ことに駅構内での『歩きスマホ』は大変危険であり、ホームから転落したり電車に挟まれて、重体または死亡するケースが増えているという。ウォークマンと違って、スマホは耳も目もふさぎっ放しなので、危険このうえないのだが、スマホ夢中人はそんな簡単な道理も忘れてしまうらしい。

 もっと言えば、スマホ使用者だけが危険な目に合うのなら自業自得だが、他人にぶち当たって、相手に大怪我させたり、場合によっては死亡させたりすることもあるのだ。また自分自身だけが鉄道事故に巻き込まれたとしても、結果として電車の遅延などにより数百万人の人々に迷惑をかけることになる。

 「スマホ命!一秒たりともスマホから離れられない」のであろうか。それほど超多忙なのか、そうでなければスマホ病なのか!立ち止まって隅っこのほうで、迷惑にならないように使用することは出来ないのか。喫煙場所と同様にスマホ場所の設置が必要なのか。
 いずれにせよ政府や地方公共団体は、無限定になりつつあるスマホ使用に歯止めをかけ無くてはならないだろう。少なくとも、駅周辺や繁華街での歩きスマホと自転車スマホについては、タバコ同様に罰金をかける必要があるのかもしれない。

  下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電子書籍リーダーを買ってみた

2013-05-08 18:36:25 | 通勤地獄編

 今世界で話題の電子書籍。ところがなぜか、日本では今一つ盛り上がらないのだ。1990年にもソニーが火をつけたのだが、パッとしないまま、いつの間にか消えてしまった。
 だが今回は、少し事情が違ってきているようである。それというのも、オンライン書店最大手のAmazonと検索サイトのGoogleの2社が、紙媒体で存在するメディアの電子書籍化を大規模に進めているからである。そしていよいよAmazonが、電子書籍リーダー「キンドル」の日本版を発売し、併せて日本向けのKindleストアを開設することになった。
 
 先に述べたAmazon、Google、ソニーのほか各社から電子書籍リーダーが販売されているが、ここでその比較をするつもりはない。また私が購入したのは、Sony Reader PRS-T2という機種であるが、この機種が最善だと思って購入したわけでもない。たまたまソニーストアのポイントがたまったから、このソニー製の電子書籍リーダーを購入したという、単純な理由からなのである。

 ただこの製品が、他社製品に比べて最軽量であることと、リーダーストアで2000冊の青空文庫を簡単に無料ダウンロード出来ること、バッテリーの充電時間が最短であるにも拘らず、その持続時間が最長であること、そして電子書籍文中の単語をクリックすると、電子辞書が起動して、その単語の意味を表示してくれるなどの機能が、大いに気に入っていることも確かである。
 もちろん問題点も分かっている。まず価格が 9980円と、他社製品に比べてやや高めであること。またディスプレーの解像度が、600×800ドットと余り高くないため、マンガや写真及び図版を沢山使った書籍は、非常に読み辛いということである。また同様にPDFファイルも読み辛い。従ってこれらを読むことが多い人は、キンドルのようにもっと解像度の高いリーダーを選んだほうが良いかもしれない。

 まあ私の場合は、無料の青空文庫を読むために買ったようなものなので、このソニー製の電子書籍リーダーに全く不満はなく、非常に便利でありがたく使っている。もちろんこのリーダーは、電車の中で使うだけではなく、家でソファーに座って使うことも多い。PCにダウンロードした青空文庫を机の前に座って読むのはかなり辛い。その点電子書籍リーダーならば、ソファーに寝転んで読むことが出来るのである。いずれにせよ、1万円以下の廉価な製品なので、通勤時間の長い人には貴重な通勤ツールではないだろうか。まずは無料の青空文庫の活用をお薦めしたい。

 ※ちなみに青空文庫とは、著作権の切れた作品を電子化し、インターネット上で無料公開されている電子図書館のことである。今年から「宮本武蔵」や「三国志」で知られる吉川英治や民俗学で有名な柳田國男の作品がフリーとなる。詳しくは下記サイトを参考のこと。
http://www.aozora.gr.jp/

  下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一体どこで降りるのさ

2012-09-22 11:03:11 | 通勤地獄編

  遠距離通勤の電車の中で、運悪く座れず吊り皮にぶら下がっているときは、目の前の座席に座っている人が早く降りてくれないかと、そればかりを祈ってしまう。ましてや座っている人が、腕時計を見たり窓の外を見たりと、今にも降りそうな気配を匂わせるていると、俄然期待感が高揚して思わず身を乗り出しちゃうんだね。
 ところがこういう人に限って、なかなか降りないものである。まるでわざと降りるような素振りを見せて、立っている人の期待を裏切って、心の底でほくそえむのが楽しいのだろうか。過去に何度もこのタイプには騙されている。本当に意地悪な野郎だ。余り期待すると疲れが倍増するので、まだ車内を動ける余裕のあるうちに、他の場所に移動してしまおう。

  少なくとも高校生や年寄りならそんなに遠く迄は行かないだろうと見当をつけて、それらの人の前へと移動することにした。 しかし悔しいことに、それらの人々は途中身動きひとつせず、結局終点迄降りなかったのだ。そして終点になってあたりを見回すと、なんと皮肉なことに、移動前に目の前に座ってキョロキョロしていた人が見当たらないではないか。
 ガ~ン!!彼のほうが先に降りちゃたようなのだ・・・。こういうときは、体中が自己嫌悪とみじめさに染まりきって、腰へのダメージが倍増いや四倍くらいになって襲いかかってくる。そういう朝に遭遇した日は、もう1日中死ぬ程疲れて、仕事なんかする気にもならないのである。

  下記の2つのバナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ! またこのブログ記事が役立った又は面白いと感じた方も、是非クリックお願い致します。

にほんブログ村 経営ブログ 財務・経理へにほんブログ村

 人気ブログランキングへ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする