経理と言えば女性が多い。最近では、達人経理マンも男性に限らず、女性ということもありうる。いずれにせよ、女性の多い職場であることは間違いない。
従って一人経理でない限り、達人経理マンは、必ず女性を部下に持つことになるだろう。とかく女性は感情で動きやすい。従って絶対に、好き嫌いの感情を抱いてはいけない。たまにジョークを飛ばしながら、仕事に関してはビジネスライクに付き合おう。
まず一番注意しなければならないのは、差別しているように見せてはならないということ。差別には、男女間の差別と女性間の差別がある。
それは差別ではなく、こちらの人の能力のほうが上だから・・・なんていうのは上司の身勝手な妄想で、彼女たちは決して自分の能力が劣っているとは思っていない。だからそれは、上司のえこひいきとしか映らないのだ。ましてや、美人の女性を可愛がってしまったら、誤解は更に酷くなり、場合によっては、社内にあらぬ噂を立てられることもあるので要注意である。
またビジネスライクといっても、ケチ過ぎるのは良くない。たまには美味しいお菓子の差し入れも忘れないこと。また差し入れさえすれば、何でもいい訳ではない。女性たちの好きなスイーツはきちっと把握しておき、決してつまらないものを買ってこないこと。変なものを差し入れると、知性やデリカシーを疑られて逆効果になってしまうので要注意だ。
またよくブツブツ愚痴をこぼしている女性がいるが、決して無視せずにきちっと彼女の話を聞いてあげよう。良く聞いてみると、実務上かなりネックになっていることが多く、それを改善すればかなりの効果が期待できる場合もあるのだ。また話を聞いてあげるだけでも、彼女のモチベーションは上がるはずである。
まあ、この手の話を書きはじめたら、一冊の本になるほど膨大な量になってしまう。それらをここで逐一書き連ねる気はないが、重要なポイントだけを箇条書きにすると次のようになるだろう。
●男も女も同じであるが、挨拶だけは忘れないように
●女性だからといって、決して甘やかしてはいけない
●女性のキーマンを把握して、彼女を上手に生かすこと
●感情的にならず、論理的に愛情を持って注意すること
●一定の仕事をこなせるようになったら、さらに上の仕事をやらせてみる
●最早常識になったが、来客のとき以外は、お茶出しを頼まないこと
●仕事をきちっとこなしたら、誉めながら感謝の真葉をかけること
●女性を女だという目だけで見ないこと
●黙々と検印を押すだけでなく、分かっていても、あえて時々質問すること
まあ、余りガチンコに考えず、ほどよいさじ加減で、タイミングよく上手に付き合ってみよう。
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