経理・経理・経理マンの巣窟

大・中・小あらゆる企業で経理実務経験約40年の蔵研人が、本音で語る新感覚の読み物風の経理ノウハウブログです

注意されたことのない人々

2012-05-31 09:05:12 | 通勤地獄編

 どうも最近の若者は、注意すること、されることに疎いようだ。
 だから文句があっても言葉で注意しないで、すぐ睨みつけたり、体を押しつけたり、物を投げたりする傾向がある。また逆に注意されると、反論もせずに、すぐカッときて体で表現してしまうのであろう。最近はそれらが高じると暴力に繋がり、果ては殺人事件にまで発展することも少なくない。

 先日通勤電車の7人掛シートの中央で、お互いに横を向き合って3人分のシートを占領している若い男女がいた。その他の座席は満員であり、私も非常に疲れていたので、『すみません、詰めてもらえますか?』と声をかけた。
 すると、男のほうが、私を睨みつけると、いきなり席を立ったのである。一瞬少し怯んでしまったが、男は無言で私を睨んだままで立ちつくし、女のほうも慌てて席を立ったのである。
 私は座リながら『7人掛けなので、ちゃんと座れますよ』と言ったのだが、その男女はさっさと別の車両に移動してしまった。多分この若者は、子供のときから他人に注意されたことがないのだろうな・・・。

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固定資産管理と減価償却

2012-05-29 10:05:02 | 達人経理マンへの道

 大企業では、なぜか固定資産の管理と減価償却計算の担当を新人に任せている例が多い。固定資産の管理は、他の会計システムと分離し易く、パソコンのパッケージソフトを使う企業が多いからであろうか。それに現物とのチェックなどの雑務が伴うため、まだ文句の言えない新人に押し付けているのであろう。
 だが固定資産管理には、税務をはじめとしていろいろな要素が絡んでおり、実はかなり重要な業務なのである。だから本来担当者の選択は、ベテランと新人の組み合わせとしなければならない。
 ところが、超巨大企業を除いた大・中企業の大半が、新人一人に丸投げしているようである。従って大企業においても、一度固定資産管理について、じっくりと内部監査をして欲しい。きっとびっくりするような実態が浮かび上がってくるだろう。

 周知の通り会計上の固定資産とは、企業が一年を超えて使用または保有する資産のことをいう。具体的には、土地・建物・構築物・機械設備・什器備品・車両運搬具などの有形固定資産と、工業所有権・借地権・営業権などの無形固定資産、及び投資有価証券などの投資等の総称である。
 だがここでいう固定資産管理には、投資等は含めないことにする。投資等については、通常財務部門が管理することが多く、その性格が異なることから、ここでは分離して考えたいのだ。
 さて固定資産管理と一口に言っても、その内容はかなり広範囲に亘る。ざっとまとめると次のようになるだろう。

①固定資産の取得・移動・廃棄記録と現物管理
②建設仮勘定の管理
③資本的支出と修繕費の区分判定
④減価償却計算(通常の減価償却、リース資産、一括償却資産、特別償却、圧縮記帳などがある) 
⑤固定資産税のチェックと納付
⑥償却資産税の申告及び納付
⑦事業所税の資産割りの計算
⑧リース資産の管理
⑨減損会計
⑩研究開発費とソフトウェア会計
⑪資産除去債務
⑫賃貸等不動産の時価等の開示

 かなり中身が濃いのが分かったであろう。またそれぞれが一冊の本になるほどのボリュームなのだから、固定資産管理の担当者は税務と会計の大ベテランでなくては勤まらない。そのうえ税務調査や会計監査でも、かなり精査される項目が多い。とてもじゃないが、新人任せに出来るはずがないのだ。
 さて減価償却については、税法がかなり詳細に定めていたため、従来は会計も税法に従っていた。ところが会計ビッグバン以降は、微妙な食い違いが生じている。さらに今後は、第二次会計ビッグバンといえるIFRSの強制適用により、さらに会計と税務が乖離する可能性があるだろう。

 固定資産管理の重要性について延々と述べてきたが、これらの大半は大企業に関連するものである。ことに⑧~⑫に関しては中小・零細企業には縁のない項目かもしれない。だがそれらを除いても、固定資産管理のボリュームは膨大である。
 また減価償却には、中小企業だけを対象にした特例も多い。そして法的義務がなくとも、土地建物などの最新評価額は、中小企業にとっても重要な関心事である。
 従って達人経理マンになるには、固定資産についての十分な知識の習得が必須であることは言うまでもない。

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頭が良いと言う意味は

2012-05-26 13:22:33 | 一口メモ

 この言葉は比較的、幾つかの使い回しをされているようである。簡単に網羅すると下記の通り。
1.記憶力が良い
2.学業成績が良い
3.已の分をわきまえている
4.世渡りが上手い
5.とっさの対応力がある
6.正しい判断力を持っている
7.創造力がある
 などの意が考えられるのだが、社会経験の少ない人や高学歴の人ほど、1と2を持って『頭の良い人』と、決めつける傾向が強いようだ。
 逆にべテランサラリーマン達は、3~6の能力が高い人を『頭の良い人と』考えているような気がする。
 そして最後に『創造力がある人』は、『頭の良い人』というよりは、えてして変人とか天才とか呼ばれているのではないだろうか。
 それにしても、悲しいかな、どれにも当てはまらない自分は、とても寂しい存在なんだな。トホホホ。

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生活必需品に対する消費税について

2012-05-25 10:37:31 | 経済ニュース編

 消費税国会がもめにもめている。その争点は自民党が提案する「生活必需品に対する軽減税率」と政府が主張する「低所得者に対する簡素な給付措置」である。そもそもこの問題は、消費税がはじめて導入されたときから論じられていたのだが、我が国の消費税率が当初3%、現在でも5%と欧州等に比べて著しく低いため、大きな論点とはならず、企業が処理しやすい一律同税率に納まってしまったのである。

 だが今後欧州並の税率にシフトしようとすると、どうしても生活必需品等への軽減税率を無視する訳には行かない。ところが政府は、生活必需品の線引きが難しく、企業に過度な事務負担をかけたくないという理由で、「低所得者に対する申告還付」という方法を導入しようとしていた。しかしながら、もしまっとうな申告をしようとすると一般消費者にはかなりの負担となるばかりか、税務署も大混乱して収拾がつかなくなってしまう。そこで国民総背番号制を導入するまでの繋ぎとして、「低所得者に対する簡素な給付措置」という奇妙な仕組みを考え出したというのだ。いつもながらだが、まことに官僚たちの辻褄合わせの巧さには感心してしまう。

 それはともかくとして、まだはっきりとした運用方法は発表されていないものの、この「低所得者に対する簡素な給付措置」は、どうも低所得者に対して、生活必需品増税相当額を睨みながら、一定の金額を低所得者だけに支給してしまおうということのようである。しかしこれでは、ある意味で生活保護などの増額みたいなもので、評判の悪いバラマキ政策の延長でしかない。それにしても民主党という政党はバラマキしか能がないのだろうか。腹が立つと言うより、情なくて泣きたくなってしまうよね。

 いずれにせよ、未来永劫に亘って消費税率が10%で終わる訳がない。いずれは欧州同様、最高税率は25%程度に落ち着くに決まっている。だからいつかは欧州と同様に、多段階税率を使わざるを得ない日が来るのである。もう企業の事務負担がうんぬんと言っていても始まらないのだ。従来の一律税率が暫定的で例外的な処理方法だっただけであり、これを正規の方法に戻すだけなのだから、企業が文句を言う筋合いではない。もういい加減に、既得権の主張はやめてもらいたい。もはや他の国に出来ることが、日本で出来ないということは、単に世界中の笑い者になるだけであろう。そもそも自民党が与党時代に創った暫定的な一律税率。今になってその自民党が多段階税率を主張しているというのもおかしな話だが、「低所得者に対する簡素な給付措置」ではなく、多段階税率を導入すべきという理論は間違っていないと考えたい。

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死について考えるのはまだ早い

2012-05-23 13:48:55 | 経済ニュース編

 最近証券会社や銀行などで、相続や遺言の書き方についてのセミナーを開催しているのをよく見かけるようになった。またイオングループでは、前述のセミナーはもちろんのこと、葬儀事業にも進出しているとのこと。
 もちろん誰にでも死は訪れるものであるから、自分の死後について考え、自分自身の総括も含め、遺族に対して自分が死んでもバダバタしないよう、いろいろな準備をしておくことは必要だろう。
 だがどうもこの話に乗り切れない。金融機関やイオンが、死に対するお手伝いをしているのは、あくまでもビジネスのためであり、決して慈善事業を行っている訳ではないからである。団塊の世代の老齢化を向かえて、きっとビジネスとしては成功し発展する可能性が高い。だがあくまでもそれは社会心理学を応用したビジネスなのだということを忘れないで欲しい。

 ところが団塊の世代を含めた高齢者たちが、人生の終活と称して、死後の準備に興味を持ちはじめているようである。もちろん全ての人が、金融機関やイオンの影響によってそうなったといっている訳ではない。私が言いたいことは、人は死について考えはじめると、知らず知らずに自己暗示にかかって、早死にしてしまうということなのである。私はそうした人を何人もみている。
 早く死にたい人は別として、長生きしたいなら、50~60代位で自分自身の死について考えるのはやめたほうが良いということなのだ。それよりも生きているうちにやりたいことにのめり込んで、生きた証を確立しようではないか。ことに定年後は第二の人生が目の前に延々と広がっているのだ。今まで出来なかったことを、しっかりやり遂げて悔いのない人生を終えることこそ、真の終活であり、心置きなく死への旅路へ向かうことが出来るのではないだろうか。

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守るべく資金運用上の注意点

2012-05-22 10:52:55 | 達人経理マンへの道

 ある程度利益が続き、資金に余裕が出てくると、「余剰資金を活用せよ」とばかりに、本業意外の不動産投資や株式投資などに資金をつぎ込みたくなる経営者が多い。だが過剰な投資が原因で、バブル崩壊とともに会社の屋台骨も崩壊してしまった会社が沢山あった。逆に地道に本業だけに専念して、余計な運用を行わず、急成長した会社をいくつか知っている。これは全て経営トップの経営に対する姿勢の違いが原因であろう。

 不動産屋や証券会社の営業マンは、経理部に売り込みに行っても、余り乗ってこないのを熟知している。それで勢い経理部長を飛び越え、社長と直接会ってしまう輩が時々いるのである。そしてド素人の社長に美味しい話をして、訳のわからないデリバディブ等を勝手に売り込んでしまうのだ。
 これが一番困ってしまう。既にトップがOKしてしまったものを経理で覆すわけにもゆかず、渋々契約をするのだが、こうした類の投資は必ずといっていいほど失敗するものである。

 また本業に対する投資でも、費用対効果を無視した莫大な金額の製造設備や、十分な事業計画を立てないまま行う新規事業や海外展開も要注意である。ただ闇雲に反対ばかりしていても、「保守的な経理の言うことを聞いていては、チャンスを逃してしまうじゃないか」と文句を言われるだろう。
  だからといって思い付きや無計画な投資を安易に許容してしまっては、あとで取り返しのつかないことになる。例え社長といえども、本業意外の投資や莫大な投資に対しては、投資計画書や事業計画書を作成しなくてはならないというルールを創っておいたほうがよい。そして、幹部全員が納得したうえで「決定」するシステムも併せて構築しておこう。
 具体的な計画書作成の方法等は後で述べる事として、ここで言いたいことは、重要な投資については、聖域や例外を作らずルール化し、幹部全員の検討と理解が必要だということである。ことにワンマン社長の中小企業では重要な課題ではないだろうか。

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攻撃は最大の防御なり

2012-05-20 18:47:08 | ひとりごと

 今場所の大相撲は珍しいほど、大荒れに荒れている。14日を終わって3敗が3人、4敗が3人で優勝争い。うち平幕力士が4人を占めるという低レベルの、酷い体たらく振り。だがある意味ではこんな面白い展開はないとも言えるだろう。
 そもそもこんな状況を産んだ原因は、横綱白鵬の不調と6人もいる大関たちの不甲斐無さに尽きる。そんな大関の中で唯一好調だった稀勢の里も、12日目に栃煌山に破れ、翌日不調の横綱白鵬にも負けて、一挙に優勝争いが混沌としてしまったのである。

 もし稀勢の里が栃煌山に勝っていれば、ほぼ優勝は決まっていただろう。だがこの一敗の失望感は強く、翌日に復調気味の横綱白鵬に簡単に負けてしまったのである。これで3敗を拝して、残り2日を全勝しなくてはならない。そしてそれでも優勝決定戦の可能性さえ見えている。また残る対戦相手は、苦手の大関日馬富士と把瑠都という絶望的な状況に追い込まれてしまったのである。

 彼は初優勝というプレッシャーに負け、彼本来の力を出し切れずにズルズルと黒星を重ねてしまった。きっと明日も明後日も負け続けて、優勝どころか万年大関で終わるだろう。誰もがそう思った14日目の日馬富士戦だったのだが、以外にも彼は疾風の如く立会いで、怒涛の寄り身を見せあっという間に日馬富士を押し出してしまった。
 彼はやっと悟ったようである。負けを恐れる余り守りに徹していた相撲を、思い切り攻撃する相撲にチェンジしたのである。まさに攻撃は最大の防御なり。真正面から思い切りぶつかって、彼に勝てる力士は、おそらく把瑠都以外にはあり得ない。それほど彼のパワーはもの凄いのだが、なぜか今場所は守り相撲が多く、勝ってもハラハラ相撲が多かった。

 自分の力を信じること。そして迷いなく攻撃を続けること。これは相撲の世界だけの教訓ではなく、囲碁においてもビジネスにおいても同じことが言えるのである。もちろん簡単に引き落とされても困るので、細心の用心を怠ってはならない。千秋楽でこの用心を怠った稀勢の里は、把瑠都に逆転負けを許してしまい、初優勝を逃してしまった事実はまだ記憶に新しい。なんとしてもただ単純・ガムシャラだけでは通用しないのだ。用心しながらも、パワー全開で相手を苦しめながら、じわっと攻め続けてゆくところに活路があるのである。

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地獄の月曜日

2012-05-19 12:30:37 | 通勤地獄編

 月曜日が好きな人は、趣味もなく家庭での居場所もないおじさんくらいで、普通のサラリーマンにとっては、まさに地獄の日であろう。そしてその兆候は、日曜日の午後9時頃から始まるのだ。まさにNHKの大河ドラマが終了し一服すると、これで休みも終った。いよいよ明日から出勤だな、トホホホホホ・・・・と、だんだん暗い気分に陥ってゆくのである。
 
 それにしても、どうして月曜日の通勤電車は混んでいるのだろうか。そう考えて、いつもより心もち早く家を出るのだが、始発電車の第1弾には座れない。いつもなら、ギリギリ数席の空席が残っているのに。すでに立っている人がパラパラなのだ。
 仕方ないので、始発電車の第2弾に乗ろうと、ホームに戻って並ぶのだが、ギョギョギョ・・・ギャーッ!すでに6列も並んでいるじゃないか。5列までは確実に座れるが6列は運次第。ましてその後の7列目となると絶望的である。

 なんでなの~いつもより早く家を出てきたのに!月曜日はどうしてこんなに混雑するのだろうか。地方へ単身赴任している人が、金曜日に家へ帰り、本社で行われる月曜の会議に出るというパターンが多いと聞く。あるいは、月曜日はみんな同じ心配をしていて、普段より出足が早いのかもしれない。それとも日曜日に遊び疲れ、絶対始発で座って行きたいという人が増殖するのだろうか。

 それでも始発電車に座われる人はまだよいほうなのだ。もし座れなければ、1時間以上体を捻ったまま立ってゆかねばならない。さらに網棚に荷物を置けない状態なら、それはもう生き地獄となろう。
 定年後の再雇用で、月・水・金の3日間のワークシェアリングを選択した人がいる。「毎日が金曜日のようで良いですね」と言ったら、「最初はそう思ったけど、結局は毎日が月曜日なんだよ」と苦笑いをしていた。サラリーマンをやっていて、なにが一番苦痛かと言えば、やはり月曜日の存在である。はやく月曜日のない世界にゆきたいものだ。

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フレックスタイムは一体何処へ行ったの

2012-05-18 10:15:02 | サラリーマンは魔術師

 フレックスタイムなんて言葉が流行ったのは、もう20年以上前だったかな。その頃の勢いからすれば、とうの昔に日本中フレックス制に移行していてもおかしくないのだが、未だにシステム部門などの特殊な職種にだけ限定されている。

 通勤電車は空くし、残業も減るし、朝寝坊の人は体調が良くなるし、何と言っても自分の時間を有効に使えるのにね。ところが会社側も従業員側も、余りこの制度に積極的ではないようだ。そしてバブルの崩壊とともに、いつの間にかフレックスタイムに対するボルテージも消失してしまった。

 やはり日本人は、何でもかんでも皆一緒でないと不安なんだね。そして新しい制度が大嫌いで、「従来通り」が大好きな人種なのだろう。この調子では、在宅勤務やワークシェアリングなんていうものも、夢のまた夢ではなかろうか。

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悲しき定年後の節電対策

2012-05-15 11:38:06 | ひとりごと

 またまた節電の夏がやってくる。しかも7月からは、約10%の電気料金の値上げが申請されている。但し独身や共稼ぎ家庭には、夜間料金が極端に安いプランも用意されているという。
 いずれにせよ、これらの人々は遅くまで残業し、外食して家には寝るためにだけ帰ってくるのだから、10%程度の電気料金の値上げなどは、痛くも痒くもないだろう。だから別段「夜間料金が極端に安いプラン」など選択する必要はないかもしれない。

 一方、朝から晩まで家の中に閉じこもっている年金生活の定年退職者たちには、かなりの負担増になるに違いない。しかもオール電化だとしたら、全く逃げ道がないじゃないの。
 仕方がないから、夕暮れになったら夕食を摂って、早々と寝てしまうしかないだろう。そして深夜になったら、ゾロ目を覚まして、TVやパソコンで情報を得たり、娯楽を楽しむのである。そのあとに掃除・洗濯と食事の作り溜めをして、風呂に入ったら、夜明けまでの小一時間「夜寝」をするのである。

 夜が明けたら、深夜になるまでは、なるべく電気を使わないこと。散歩をしたら、庭いじりをするも良し、本を読むも良し、とにかく電気を使わない生活を心がけよう。さらに昼から夕暮れまでは、市営プールや図書館、公民館などで過ごして、なるべく家には寄り付かないこと。そしてまた夕暮れになったら、夕食を摂って早々と寝てしまうという繰り返し人生しかないだろう。なあんてね・・・。

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