後期高齢者などずっと未来の話だと思い込んでいたのだが、コロナコロナと騒いでいるうちにあっという間にお迎えが来てしてしまった。その第一報が『高齢者免許 認知機能検査』の案内状だったのである。
● まず75歳の誕生月の約5か月前に認知機能検査のお知らせのハガキが届く
● 混んでいるので、ハガキがきたらすぐにでも、最寄りの自動車教習所で認知症検査と高齢者講習の予約をとろう
● 認知症検査と高齢者講習は同日に受けるのだが、もし前半に行う認知症検査で不合格になったら、高齢者講習には進まない
● 認知症検査に合格し高齢者講習が終われば、あとは誕生日の1か月前に届く免許更新連絡のハガキの到着を待つ
● 上記のハガキが届いたら、指定された警察署に出向いて免許の更新を行う
こんな流れで免許更新が行われるのだが、とにもかくにも最初に行う「認知症検査」に合格しないことにはどうにもならない。この認知症テストの合格ラインはたった36点なので、ほとんどの人が合格するはずだが、万一不合格になってしまった場合でも救済措置はある。とはいっても医師の診断を受けたり、再度諸手続きを行ったりと、時間と費用の浪費に繋がり、場合によっては免許取り消しになってしまうので、「認知症検査」には必勝しなければならないのだ。
だがいらぬ心配は無用だ。「認知症検査」の内容については、書籍やインターネットにその全貌が公開されているからである。せっかく公開されているのだから、その情報を事前にきっちり把握し、記憶すべきものは丸暗記しておけば良いのだ。
その検査内容は次の4項目で構成されている。
まずパネルに描かれた16枚のイラストを4枚ずつ見せられるので、それを4枚1分合計4分間で記憶する。
1.指定された数字に斜線を引く
2.記憶した16枚のイラストの名称を3分間で解答用紙に記入する(順番や漢字・ひらがなは問わない)
3.上記とダブルようだが、イラストの種類などのヒントが記載されている解答用紙に答えを記入する
4.今年は何年ですか、今月は何月ですか、今日は何日ですか、今日は何曜日ですか、今は何時何分ですかの5つの問いの答えを解答用紙に記入する
ただし指定された数字に斜線を引く問題は、その前に行った「イラストの記憶を消すために創られた問題」で、かつ配点対象外なので、むきになって回答する必要はない。いずれにせよ、圧倒的に配点が多いのが、イラスト問題なのでこれを制覇すれば圧勝である。
ただ16枚で1セットのイラストが4パターン用意されているのだが、どのパターンが出題されるのかは当日まで分からない。とは言ってもその4パターンは、毎回同じイラストで構成されているので全64個のイラストを事前に覚えてしまえば満点は間違いないだろう。1か月もあれば完璧に記憶できるので、是非チャレンジして欲しい。
作:蔵研人
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