『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 “ヘボ”ちゃんの寝顔:野外撮影!!! 』

2007-01-19 22:00:49 | Weblog
        

今日は、天気も良かったので、越冬女王蜂の野外撮影を試みた。
昨年まで、越冬女王蜂の撮影と言うと玄関先の下駄箱の上と決まっていた。ここは、高さといい、光線具合といい、実に好都合な場所であった・・・
特に、Canonの65mmマクロレンズを使う時は、レンズが重いので、此処の場所意外に思い当たる場所がなかった。三脚等使っていたのでは、焦点深度が超浅いので、時間が掛り過ぎ話にならない!!!
昨日までの“ヘボ”ちゃんの顔写真は、これで撮った物である。

さて、今日は、言わずと知れたy流“蟲の眼レンズ”を使っての試みであった。   
100枚位撮ったであろうか?
自分でも、マァマァの射程距離に入って来たのでは?と、思うようになってきた。
三脚等使えば、更に、いいと思うのだが、この“蟲の眼レンズ”、モデルさんにピタリと接近しなけなければ蟲の目画像になってくれない!!!
だから、手持ちでやっている。
当然、手振れが出るので、歩留まりは悪い!!!
でも、この方が思う方向からモデルさんに接近し易いのだ・・・
今、発注中のカメラ(2号機)には、手振れ補正が付いているので、幾らか効果があるかも知れない?

屁理屈はさて置いて、冬眠中の女王蜂を“蟲の眼レンズ”付きのカメラで、野外撮影すると結構雰囲気が出てくる!!!
“ヘボ”ちゃんは、元来、野生のものなので、寧ろ、こうして外で撮ってやった方がいいのかも知れない?
結構、いい画像が、数十枚、撮れた。
今日は、その一端をどうぞ・・・(インターネットの画像は、画像をクリックすると大画面になります)
女王蜂が、ガッチリと落ち葉に噛み付き、自分の体を保持している・・・
結構迫力があると思うが・・・ どうだろう?    

『 “ヘボ”ちゃんの寝顔③ 』

2007-01-18 22:36:44 | Weblog
        


“Fibonacci Sunflower”検索の印刷は、夜中の2時を回っても終わらなかった。
朝見ると優に100枚は超えていた。
ページ合わせをして、ドクちゃんの所へ宅配の手筈をしたら、もう、12時を廻っていた。
序に、ドクちゃんが喜ぶであろう“蟲の眼レンズ"で撮った写真も入れてやった。
ドクちゃんは、こういう画像に、別格、関心を示すからナァーーー
これで、彼の研究の一助になるだろうか?

このような自然界の不思議な現象と併せ、ドクちゃんは、巣盤に入った蜂の子の数を算出する理論を編み出した。よくこのような事に気が付くものだと感心している!!! この理論にも“ Fibonacci 数列 ”と似た法則が成立している。
ドクちゃんの十八番の理論なので少々紹介しておこう・・・

巣盤の育房の数は、
      N =  { n(3乗)-(n-1)(3乗)}
で算出出来る。

また、コロニー全体の育房数は、
      Z=mN=m{ n(3乗)-(n-1)(3乗)}
茲で、nは巣盤の半径にある育房数
   mは巣盤の枚数(個々には大きさが違うので、それらをm1、m2・・・と分けて算出すればよい)

騙されたと思って、一度、育房の数を数えてみるのもいいだろう・・・

ドクちゃんの卓越した能力の一齣を紹介しました。       


さて、今夜は、こんなヘボちゃんの寝顔を御覧下さい・・・
大まか、大体、こんな顔をしている御仁が多い!!!










『 “ヘボ”ちゃんの寝顔②・・・ 』

2007-01-17 21:30:36 | Weblog
          

今日は、朝から雪降りだった。薄暗い、嫌な日だった!!!
こういう日は、家に居て本でも読んでいるに限る。
そして、昨日、ドクちゃんから送られて来た論文を読み出した。
が、??????  チンプンカンプン!!!歯が起たない!!!
初めて目・耳にする話が出てくる。 ドキドキ!!! 彼に較べて如何にレベルが低いか思い知らされた。 
コリャーア、困った事だワイなぁー!!!
頭がガンガンしてきた。

丁度、上手い具合に、パソコンのPensan師匠が、yと同じデジカメを買いたいと言うので、ヤマダ電機に出掛ける事にした。
購入の交渉役と言う訳・・・
もう渉りが付いていたので、超格安値段で手に入る事になった。
yのも1ヶ月待ちであるが、2月には、手元に着くだろう?
狙いは、拘りの“蟲の眼レンズ”システムになる筈?
これで、2号機を作る算段をしているのだ・・・ 果たして???   

帰って来て、一杯やり、ウトウトしていると、電話が鳴った。
ドクちゃんからだった。
『“Fibonacci 数列”???を勉強しているから、これをインターネットで調べ、報告せよ!!!』と、言う、指示だった。。。
この理論は、“ヘボ”の初期営巣仕組みの中で極めて重要なポイントを占めているのだと言う? 彼は、今、この研究の最中なのだ!!!
此方もオコボレ頂戴で、老骨に鞭打ってドクちゃんの論文を読み出し、今、“Fibonacci Flower”の資料を印刷中・・・そしてドクちゃんに送らなければならない。
ドクちゃんは、何者???? 
何処からこのような情報を手に入れるのだろう?
それにしても奴豪い男だ!!! これから“ヘボ博士”になること間違いなしだ!!!

今日は、ドクちゃんに、ガァーーーンと、一発喰らった日だった。   
ドクちゃんから New Theory(ニュウ・セオリー) が、ガンガン飛んで来るので、『 Shy..., the Vespula 』の習性・本能の理論編が、数年後には、大分濃くなりそうだ!!! 
このような勉強は、ドクちゃんの遣り甲斐・生甲斐の根幹なのだろう?????  
それにしてもスゲーーーナァーーー!!!     


今日のヘボちゃんは、こんな顔して寝ていたよ・・・可愛いね!!!

『 “ヘボ”ちゃんの寝顔① 』

2007-01-16 21:12:16 | Weblog
         

今日から暫くの間、冬眠中の“ヘボ”ちゃんの寝顔を覗かせて貰おう・・・
“ヘボ”ちゃんの寝顔を見ていると、夫々、色々なポーズを取っていて面白い・・・
或ものは優しく、或ものはユーモラスに、或ものは怒ったような顔をしている。 何故このような表情をとるのだろう? 

先ず、こんな寝姿から・・・

『 ヘボ(軍)の冬眠姿⑤・・・ 』

2007-01-15 10:46:32 | Weblog
        

これまで“蟲の眼レンズ”で冬眠中の“ヘボ”ちゃんを眺めてきたが、少々、角度を振ってCanonのMP-E65と言うレンズで抉って見ると、こんな風に見えてくる・・・
このレンズは、焦点深度が極めて浅いので、焦点を合わせるのに一苦労する・・・
その上、AFが効かないので、更に、難解だ!!!
でも、こうして、この小さな“ヘボ”ちゃんの細部が見えるので有難い・・・      
冬眠姿の注目点は、触覚と翅だろうか? これ等が如何に大切な器官であるか、実に、よく解る!!!      

『 ヘボ(軍)の冬眠姿④・・・ 』

2007-01-15 00:46:39 | Weblog
        

冬眠姿は、区々(マチマチ)だ!!!
こんな御仁も居る!!! 頭隠して尻隠さず・・・   ウウーーーン?
お尻、丸見えだよーー!!!     

翅を何処に折り畳んでいるか?憶えて置いて下さいね・・・ 
翅が如何に重要であるかヨーーーク解ります。    

   『 ヘボ(軍)の冬眠姿③・・・ 』

2007-01-13 22:19:36 | Weblog
        

“ヘボ”の冬眠姿を野外で見ると、こんなだ・・・
普通のマクロレンズで撮ると、確かに、冬眠している姿を確実に撮る事は出来る。が、しかし?
“ヘボ”ちゃんの冬眠姿ソノモノで、生息環境等は、全く、判らない・・・
が、拘っている“蟲の眼レンズ”を使うと、周辺環境は、必ずしもクリヤーではないものの、生息環境はかなり見えている・・・
ここに価値がある!!!と考える。

今日のこんな姿を見て頂ければ、幾らか納得していただけるだろうか?      
この寒空の下、よく頑張っているネェーーー

『 西尾先生を偲んで・・・ 』

2007-01-12 22:20:10 | Weblog
           

『西尾亮平先生追悼集』を一気に読んだ・・・
『タカ研』の今井会長さんから西尾先生のスケールの大きさを折に触れて聞いてはいたが、今回、“追悼集”を読んで改めて心の広い先生だったんだと知った。
そして、岐阜県では、“ヘボ”の先生、師匠で通っていた!!!
この“追悼集”に80数名の方々(ご家族、学生時代の同級生、教師仲間、幼友達、教え子、それから蜂狂仲間等)から在りし日の西尾先生の思い出が寄せられているが、異口同音に語られている事は、“ヘボ”の先生・研究家だった事、物凄い読書家だった事、曲がった事が嫌いで正義感溢れる熱血漢だった事等が述べられている・・・そして、生徒からは、亮平先生で罷り通り、ザックバラン、面倒見が良い為、憧れの先生だったと言う・・・

高校の社会科:西洋史の教師だった事もあり、益田高校、中津高校、瑞浪高校等転勤されていたようだが、どの高校に行ってもビニール・ハウス等の“ヘボハウス”を建てられ、“ヘボ”の研究をされていた・・・
授業が無い時は、職員室には居い。“ヘボハウス”か、図書館だった。
言うまでもなく、“ヘボ”の研究が専らで、空いた時間、本を読み漁っていた・・・


この“追悼集”を読んで、在りし日の先生の逸話を沢山紹介したと思うのだが、スペース的にも限界があるので、3点に絞りたい。

1.大変な蜂狂だった!!!
何れの高校でも授業以外、ヘボハウスに常駐・・・其処には、教科書や読書の本が満載されていた。同僚先生、生徒は、“ヘボハウス”を訪れたと言う・・・
そして、この“ヘボハウス”で、今日、我々が、盛んにやっている『ヘボの交尾蜂捕獲』を編み出した!!!そして、惜しげもなく我々蜂狂に公開し、“ヘボ”激減の危機を救ってくれたのだ・・・そして、交尾蜂の越冬法を見出し、“ヘボ”増殖と言う途轍もない手法を見出してくれた・・・
同僚先生、教え子が言うのに、亮平先生の手には、何時も、砂糖水の入ったスプレイがあり、“ヘボ”ちゃんに与えていたと言う・・・
ここで、逸話を一つ・・・
修学旅行で厳島神社界隈に出掛けたらしい。そこで、生徒は、予科練上がりの軍隊調パリパリの指導官からカヌーの訓練を受けたと言う。この指導教官、厳格過ぎて、気に入らない生徒を『岐阜に帰せ・・・』と、言い出した。
この訓練中、亮平先生はと言うと、何と、山に入り、“蜂追い”をしていた!!!
これも気に入らない要因となり、二人して追い返されたと言う・・・
この追悼文を読み、腹を抱えて笑いたくなった。実に、西尾先生らしく豪快で、頼もしく、自然体で素晴しいと思った。

2.聞きしに勝る読書家・・・
西尾先生の読書量は桁が外れていた!!!特に、東洋史、古代中国・韓国の歴史観は軍を抜いていたと言う・・・一頃は、漢字辞典10数冊を置き、漢文をナマで読破した。かなりの教養がないと出来ない相談だ・・・
そして、引退されてからは瑞浪図書館通い、又、病院のベットにあっても本から手を離す事はなかった。
yも、西域(敦煌・楼蘭等)物は大好きなので、チャンスがあれば、先生の教えを請いたかった。

3.誰からも好かれる自然体、正義感溢れる指導者・・・
何時も、常に自然体の亮平先生・・・同僚先生、生徒から好かれていた。
圧倒的な亮平フアァンが居た!!! だから、授業が終わると、ヘボハウスに飛び込み、“ヘボ”との会話・・・誰も何も言う筈がなかった。。。

“追悼集”を読んでいて、先生を応援したくなるような追悼がザラザラでてきた。
こんな事を書くと叱られるかも知れないが、我々蜂狂に“ヘボ”をググット曳き寄せてくれる為に西尾先生が居たのかも知れない? この橋渡しをしてくれた事に感謝を申し上げねばならない・・・
『全国蜂サミット』設立の実質功労者、交尾蜂・越冬の研究、ヘボコンテスト・講演会での功績等々考えると、本当に惜しい師匠を失った。
今頃、松浦先生、加藤名人等と高度なヘボ談義をしているのかなぁーーー?

人間:西尾亮平先生の人生の一端を紹介させて頂きました。

写真は、亡くなられる2ヶ月前、11月12日、豊田市・石野町で開催された、ヘボコ・ンテストで計量されている先生と三宅さん・・・(魚眼レンズで御免ね…)

  『 ヘボ(軍)の冬眠姿②・・・ 』

2007-01-11 21:10:46 | Weblog
        

昨年、5月から始まった、当サイト、今日、10,000ショットを迎える事が出来ました。
これは、偏に、ここにアクセスして下さった皆様方のお陰です。
有難う御座いました。これから、一層の充実を計りますので宜しくお願い致します。


さて、
ヘボちゃんの冬眠状態を、時々、覗き込むが、先週から一層寒くなった昨今、その越冬姿から、唯、只管に耐え忍んでいる様子が伺える・・・
可愛いネェーーー
冬でも、このようなヘボちゃんを観察出来るのも交尾蜂捕獲を手掛けているからである・・・ 依って、一年中ヘボちゃんと遊んで居られると言う事になる!!!
蜂狂にとってこの上ない喜び・・・蜂狂冥利に尽きると言うもの???    

今日は、こんなチャッカリした顔を“蟲の眼レンズ”で撮ってみた。
正直の所、もっとアップしてみたいね・・・
それにしても、このヘボちゃん、ゴミだらけの顔をしている・・・
交尾後、オスと共に、地面に落ち、ホコリが付いた侭なんだろうか?一寸可哀相だ!!!レンズを通してみてこのような事が判ってくる・・・


  今日は、朝から、一昨日送られて来た『西尾亮平先生追悼文集』を読み終えた。
“ヘボ”の巨匠であり、文豪ライター:西尾先生の非凡さが、多くの方達によって書かれていた。
昨年、今井会長さんが、10数回亘り『タカ研』で供養のお披露目をされていたが、その時は、マサカ?本当か?と多少の疑念を抱いていたのだが、この追悼文集をを読み終えて、それが、大げさな表現ではない事が、実に、よく解った・・・
人間:亮平を目(ま)の当たりに突き進んだ稀に見る現代の正義感溢れる大好人物像!!!が、見えてきた。
今日でも、西尾先生のような教育者が居るんだ!!!

“ヘボ”の巨匠が、居なくなり、早くも、一年経ってしまったが、寂しい・・・
明日は、『ヘボの冬眠』に割り込んで、人間:亮平先生を紹介させて頂こうかと思っている。

『 ヘボ(軍)の冬眠姿・・・ 』

2007-01-10 21:04:41 | Weblog
         

今日は、『キイジス』に引き続き、『シダ』の冬眠姿をお送りしようと思います。

『シダ』に関しては、既に、多くの方が見てきていて、お馴染みのものですが、此方も可愛いですネェーーー
長い間、8000匹近く捕まえていたので、本当に選り取り見取りのモデルさんがズラズラ居た!!!
最近、と、言うより、暫くの間、山の飼育箱を其の儘放置した自然蜂放に切り替えているので、8000匹と言う訳には行かないが、モデルさんくらいは、何とか確保している・・・
今回、これ等がモデルさんになってくれた。

画像は、例によって、“蟲の目レンズ”も併用した。
マクロレンズと違った、また、一味も二た味もある画像になります。これの良い所は、生息環境が一目瞭然で判る事だ。
野外で使うと、抜群の威力を発揮します!!!