『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 終焉を迎えた “軍” の交尾・・・ 』

2008-12-01 00:24:31 | Weblog
             


蜂飼育のメイン・イベントだった“軍”の交尾活動が終焉を迎えようとしている・・・     寂しい限りである。
昨日、今日と外気は寒いものの小春日和となった。 当然、日中、サテアンの温度は上がる。が、朝からの交尾促進の為、ボイラーを焚き、温度補助をし、交尾を促している。
一頃の勢いは無いが、それでも迫力のない交尾行動が展開されている。     

この画像を見て、オヤ!!!!! と、思われた方は流石!、だと思う。。。  
  そうです!!! 雄と女王蜂が逆!、詰り、雄が、死んだ女王蜂を交尾器を外せないまま吊るしているのだ!!!      
先日の初雪の後からこのようなおツルミさんが目立つようになった。
地べたに落ちているカップルからこのような番(つがい)を多く見出している・・・    
何故? 何故??
一番の原因は寒さにあると思われる?
一般的に、スズメバチの交尾は、雄が把握器:バルバで雌(女王蜂)の性器を挟みペニスを挿入して交尾が成立している・・・
yの個人的な推測だが、寒くなると雄のバルバがいう事を効かなくなり、ロック状態に陥る? この為、外れなくなるのでは? と・・・    
どう言う訳か? 長時間この状態が続くと、雌(女王蜂)は死滅する!!!!!    
雄が死んだのは見た事が無い!!! 何故こうなるのか?不思議でならないが、現実に起きている。
この現象を見ていて、交尾期の後半、女王蜂が雄蜂の尻:第3~4節辺りを物凄い剣幕で齧る!!! このディスプレーは、見方によっては、「もう十分精液を貰ったから精子は要らないよ!」と、雄のバルバを外させるべく咬み付いているようにも思えるし、精液を絞り出させているようにも思える? また、観点を変えると、この現象を防ぐべく齧り刺激で雄のバルバを外させているとも解釈出来なくはない?
最近、寒い日が続き、とてもじゃぁーないが、交尾日和と言う訳にはいかない?
その為、この女王蜂死滅現象がしばしば見られる・・・

面白い事に、寒さで地べたに落ち、ノロノロ状態の交尾蜂を拾い上げ、日向の暖所に置いて遣ると活気が漲り、交尾器を外させるべく齧り現象を呈し、スー~ッと外れている・・・ 
逆に、地べたに置いた侭だと、非常に外れ難い!!!   

この現象は、11/初の頃は滅多に見られない!!!
そして、さらに不可解な交尾行動に出会った!!!      この話は明日に回しましょう・・・

(注)
 美濃屋のブログでもこの現象を取り上げているので、参照されるといいだろう・・・



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