『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 自然界の造形美!!!① 』

2011-12-24 23:21:33 | Weblog
             


寒び~一日だった!!!
昨夜は今冬一の冷え込みで-8℃まで下がった!!!
朝から雪が舞う薄暗い日で温度が上がらなかった。
考えたら、今年も余す所1週間余りになり、家の周りの清掃や山の飼育箱の整理等、まだ、残っている・・・  何とかしなくちゃァ~~~と気になっていた。
寒かったが、山の飼育場に出掛け残務整理をする事にした。 と、言うより、自然放蜂した巣がどれほどの巣に巣立っていたのか?の確認をしたかった。 午後から、BSで天皇杯の放映が4試合続けてあるので、それまでに何とかしなくては・・・
一寸遅かったが、11時、家を出た。
山の飼育場は冷え込んでいて、車を降りるともう鼻水が垂れ出した。 辺りには、雪がチラホラある! これが解けていないから寒い訳だ!
飼育箱の清掃は、ワヤや巣盤を掻き出し、腐らないようにする。
用意した草刈り鉋でガリガリワヤを掻き出す。 そして、自然放蜂の飼育巣を残った巣盤で発育状態を推測、見る・・・

晩秋、飼育状態を確認する為4/7巣燻した。
これ等もどんな状態にあるのか、一寸、関心があった。 燻し上げ後かなりの通いを呈していたからである!!!
3/4巣に極めて珍しい自然の造形が見い出せたので、紹介しておこう。。。 それは、稀に見る珍品!!!!!
先ずは、
燻した箱は、どれもこれもワヤで隙間という隙間を埋め尽くされよくもまァ~これ程にしたものだ!と、感心させられた。 そして、15~20㎝もある分厚いワヤの中に巣盤を見出した。
なんとまァ~~~奇怪な巣盤だろう!!!!! 自然の造形とはこういうモノか? そして、燻し上げられた働き蜂の本能を垣間見た! そこには、飽くまでも段造りに拘る本能が覗き見られる・・・
そして、3/4巣それぞれにこれ等個体の生命力が滲み溢れていた・・・ これを3回に分けて書いて見たい

< 段重ねの珍棚 >
大凡200~300gの王台巣盤の下にこんなが!!! なんと良く出来た珍品だろうか? この珍品には、王台であり、働き蜂の育房でもあった!!! こういうものが出来ていたとなると、元々の女王蜂ガ燻し後も健在だった事が伺える!!! この巣は、6㎏程に発展していたコロニーで、煙幕を3発くれ、漸く、蜂を払う事が出来た!!! 通いバンバン、後処理をするのに、少々、躊躇った! それ程の働き蜂が外役に出ていた・・・
多分、燻した後、女王蜂を200~300匹は産出したものと思われる。 大きな育房が綺麗に剝け出ていた。
そして、どうしても解せない点は、その下段に稀に見る自然の造形美を創作してくれていたのだ!!! Top画像にもこの珍品を載せておこう!