『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 自然界の造形美!!!③:高層住宅 』

2011-12-27 20:39:40 | Weblog
              


そこで見たモノは、瞬時に出来た高層住宅だった。
そして、これで驚くのは、まだ、早い!!! ドッサリ詰まったワヤの中に別棟で3階建て、2階建て、それに平屋があった。
燻した後、20日足らずで造り上げたビルディング群である!!!

この逸材は、Oさんと遊びがてら岐阜まで遠出し移送したものである。
「スガレ追ひ」は、7月下旬、某日、実行された。 言うなれば、他所の社会探査見たいなものだった。 確か、4時に家を出た。 道中は小雨で、「スガレ追ひ」も危ぶまれたが、目的地に近づくにつれ陽が射して来た。
そこは、Oさんが、過って、一度遊んだ事がある近傍だった。
面白い事に、道端に餌を吊るすと、10分も経たない内にバラバラとヘボちゃんが付いた。 近くでは、山を切り開いて居たおじさんが居て、話しかけると色々と情報を伝授してくれた。
瞬く間に道端で1巣見付けた。 中々の通い!!!
そして、3時位までに4巣見付け、Oさんと2巣づつ持ち帰る事にした。 掘り終った所で、雷がゴロゴロ、道中は豪い集中豪雨となった。
この時持ち帰った2巣を翌朝山の飼育場に移植した。 地元の巣との競争!だ・・・
この高層ビルヂィングは、その内の一つである。

パソコン師匠Pensanに食べさせてやろう・・・、と、10月下旬、二人で燻しに。
燻した所、三宅式飼育箱は、ペール缶の底まで巣盤が達していて奴豪い巣に仕上がっていた。 矢張り素姓が良かった。 Pensanが驚いていたのが記憶に新しい。。。

生い立ちは兎も角、
燻した後の通いも良く、燻す前と何ら変わらない程だった。 蜂群が多いとこういう事か!と、内心ホクソ笑んでいた。 初冬の内検が、また、楽しみだ!と・・・
先日、開いて見て、蜂の子を取るより嬉しい造形品が出て来た!!!!!     
それが、この一品である!
一番大きな館は、6階建!、それに3階建、2階建、平屋と続いたのだから吃驚しない方がオカシイ位だ。 卵もチャンと産み付けられて居る!!! そして、かなりの数の女王蜂が剥けていた。 多くは働き蜂だったが・・・ 
それでも大したものだ!!!   

ここで気が付いた御仁は、かなりの蜂狂と言えるだろう?
支柱のジグザグが、実に、興味深い! 何となく通し柱が通って居ないのかなァ~~~と、思った瞬間、柱は立てたが、巣盤形成まで行かない間に隣の柱に巣盤を造り出した御仁達が居たのだろう? 実に、意味深い作品を残している・・・
そして、模様からして、通し柱がツイストしている個所が何箇所かある!!! これも興味深い!!!

もっとモット観察すべく、この作品は、飼育箱の中で眠っているが、最大の願望は、この造形美に隣接して、来春、営巣してくれないか?と、慾深い願いを込めている。。。
最近、願い事が適う事もしばしば起きている・・・        
甘いなァ~~~    

暮に来て、
このシリーズのような素晴らしいプレゼントが授かった事に感謝しなくちゃァ~と・・・