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取手市議会のオンライン視察(感謝)

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今日の午後は、オンライン視察
実は、議会運営委員会の行政視察として取手市議会に行く予定でしたが
新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大がすごすぎて、視察は中止になりました。

幸いにも取手市議会さんが、オンラインでも視察できますよ、と言ってくださったので
議会運営委員会の委員以外の議員も参加できる有志議員によるオンライン視察(ZOOMを使って)をさせていただきました。

午後1時半から3時半までの予定でしたが、
質問が結構たくさん出て、3時半過ぎても終わらず
45分ぐらいだったかな、一応、視察は終了として
のちは取手市議会の岩崎次長さんが対応してくださるということで
まだ質問がある議員は残って、予定がある議員は失礼させていただき(退室)ました。

私もできるだけ残っていたかったのですが
午後4時半に千里山のクリニックに予約を入れていたので
4時前には退室させていただきました。

長時間対応してくださいました、取手市議会の斎藤議長様はじめ議員のみなさま、また事務局の皆様、ありがとうございました。

さて、視察を通して私が得たものは、
やはり、オンラインやICT機器を用いれば、効率的に効果的に議会活動ができること
そして、それは議会だけでなく執行部職員にもメリットがあること
なにより、市民の皆さんに議会のこと、議案のことを知っていただくことができることはとてもいいことだと思いました。

例えば、議案説明については、吹田市議会でしたら、定例会初日に提案説明があります。
そして定例会1週間前に議案と議案参考資料をもらいます。
この1週間の間にできる限り、議案について聞きたいことがあれば聞いておきます。
もちろん、提案されたのちも担当部局に聞くこともあります。

取手市議会さんの場合は、この提案説明を先に議場で議案資料とともに担当者(予算だったら財政担当部長というように)が説明をします。
その説明の状況を(市長の場合は市長の映像を映しますが、部長の場合は部長の映像ではなく議案や議案参考資料を映します)動画として撮っておき、それをyoutubeで流すということです。
また、この時、字幕スーパーも入りますので、それらをもとに説明を文字化したものもできるそうです。
そして、議会初日の朝までに動画は見える状況にしておいて
議会の提案説明は、動画で配信した通りなので、議場での説明は省略してもいいかということを議決するということでした。

また、気になる議案(予算案)の場合、現地確認に行くのですが、それも議員が行くのではなく
担当部の職員と議会事務局の職員が現場に行って、説明動画を撮って、それを議員が見て、議案審査に生かす、ということでした。
現地確認の往復の時間、現地での調査の段取りなどの時間や手数が不要になるので、メリットが大とのことです。

ほかにも、吹田市議会で今、検討していること、
例えば、タブレット端末の使い方や契約方法、ペーパーレスのこと、字幕のことなど、ほんと、先に先に取手市議会さんは進んでいるので、お聞きしていて勉強になることがたくさんありました。

驚いたのは議会だより「ひびき」の紙版をやめてWEB版変えたということです。
変えるときには議会内でも反対意見もあったそうですが、思い切って変えたところ
市民の方から、よく変えた、もっと前に変えればよかったのに、というようなお褒めの言葉をいただいたとのことです。
変えて2年ぐらいたつとのことで、この間、紙版を復活させてほしいという市民からの請願も出てきたそうですが、賛成少数で不採択となったとのことでした。

議会だより「ひびき」のほかにSNS(議会事務局のFacebook、メールマガジン「ひびきメール」、ツイッター)を使って議会広報されています。
質疑応答の中で、このようなSNSのために使われる事務局職員の労力は?という質問に対して、「そんなにかからない、例えば今日のオンライン視察についても、実際に対応している事務局職員以外に裏方としてオンライン視察の様子を文字化している職員がいて、そこに少し手を加えるだけです」とのことでした。d

360度カメラのこともお聞きしました。
これは、小さなカメラで360度撮影ができて、その映像を見るときに好きな方向を見ることができたり、もし3Dに見えるゴーグルがあれば、その場所にいるように見えるそうです。
実際の360度カメラを使った映像はこちら(映像の左上の四方向の矢印<とか>とかをクリックすると好きな角度にターンします)

こんな風に新しいことに取り組み、取り込んでおられる取手市議会ですが、
すべて、スクラップ・アンド・ビルドでしているので予算がかさむ一方ということはなく、
新しいこんなことをするんだから、もう前からしていることはやめてもいいんじゃないか、
というように議会で議論して前に進んでいるということでした。

また、デモテック(デモクラシーとテクノロジーの合成語)の協定
を結んでいるので
予算がかからない代わりに、結果をお渡ししている、ということでした。

なるほどなぁ~と思うことばかり。
取手市議会の皆さんもすごいですが、岩崎さんはじめ議会事務局の皆さんもすごいです。
新しいことをしたらどうなるかなぁ~と心配するのではなく
まあ、やってみようや!という精神でやっているんですって。

一つ一つ取り上げてご紹介すると、とってもたくさんの文章量になるので、
皆様も一度、取手市議会のHPをご覧いただき、ご関心のあるページをクリックしてみてください。

いいお話お聞かせいただき、本当にありがとうございました。

【 ご支援ありがとうございました。頑張ります! 】 ★いけぶち佐知子の情報は「いけぶち佐知子.NET」でも発信しています。
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