いじめ重大事案の二つ目

今朝の朝日新聞記事をご覧になって、驚かれた方もいらっしゃると思いますが
吹田市立学校でのいじめ重大事案の二つ目があるという記事でした。

このことについては、６月にいじめ重大事案についての第三者委員会からの調査報告が提出され
７月定例会で、いじめ重大事案についての質問をするための担当者との調整の場では
重大事案と認知しているものがあります。そして第三者委員会立ち上げに向けて検討(協議？）していますということでしたが、まだ正式には聞いていませんでしたので、
議会質問で初めて正式に質問し、いじめ重大事案の二つ目があるということが明らかになりました。
しかし、それ以上は深くは尋ねていません。

それは、おそらく教育委員会からきちんと(正式に）議会に説明があるだろうという信頼の上で、
また、被害者、加害者、保護者のことを考えた場合、
今の状況で、断片的な情報を流すということがよいことではないだろうとの判断からです。

しかし、正式な報告、説明がないまま、今回の報道があり、
議会事務局に、「議会に対して説明を求めたい」と伝えておいたところ
明日、午後4時から5時まで議員のみ対象の説明があると決まったとの連絡が全議員にありました。

先日まで、一つ目のいじめ重大事案の対応についての反省に立ち
今後、このようなことがないようにする、と言っていたのに
いったい、何を反省したというのでしょうか。
私にはわかりません。

7月定例会で補正予算として提案された(仮称）こどもＳＯＳカードも、
ＳＯＳを出そうとする子どもたちの手段が増えるという点では、悪いことではありませんが、
一つ目にしても二つ目にしても、ＳＯＳを出していたのに、
対応できなかった、応えられなかった、
そのことが大きな問題であり、
どうも、行政の対応は的外れではないのか、そういう思いを今回も強く思いました。

苦しんでいる子どもたちがこれ以上増えないように
一日も早くつらい、苦しい日が終わりますように
今一度、大人の私たちが
きちんと真正面から受け止め、考え、行動を起こさないといけないと思います。

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