ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「たくさんの手助け」門出に感謝 障害者の新成人を祝う会

2018年01月31日 10時33分19秒 | 障害者の自立

 相模原市在住か、市内の学校に通っていた障害者の新成人を祝う会が同市中央区であり、4回目の今年は57人が大人の仲間入りを喜んだ。保護者や知人らの一般参加者は過去最多の218人が駆け付け、門出を祝った。

 障害者に旧友と再会する機会を提供しようと、市手をつなぐ育成会のメンバーらが横浜市や川崎市で同様の取り組みがあるのを参考に、「新成人を応援する会」(藤井恵美子代表)を結成。2015年から実施している。

 式ではスーツや振り袖などに身を包んだ新成人一人一人の名前が読み上げられた。九嶋(くしま)健太さんら5人が代表して登壇し「ゆっくりと成長してきた僕たちは、たくさんの人の手助けで今日を迎えることができました」と感謝の言葉を述べた。祝賀会で、特別支援学校の恩師が新成人の成長をたたえる場面もあった。

 知的障害と肢体不自由がある息子泰宗(たいしゅう)さんの車いすを押して参加した相模原市南区の会社員小川祐一さん(63)は「20年間、いろいろあったけど、よく来たなあと。息子から日常のささいなことを気付かされたり、教えられたりしてきたし、良い仲間にも出会えた」と感慨深そうに振り返った。

2018年1月30日   東京新聞


障害者が特別でなくなる日 東京パラが20年に開く扉

2018年01月31日 10時26分25秒 | 障害者の自立

半世紀前に「東京パラリンピック」があった(5)

 「障害があるから何か手を差し伸べるのではなく、その人がやりたいことを見守って、必要なときにちょっとだけ手を貸すということが、あちこちで自然に行われたらいいなあと思います。『何かお手伝いできることはありませんか』と問いかけていただけるとうれしいです。『大丈夫です』というときもあるかもしれませんが」

――人々の意識を変えるうえで、東京パラリンピックはどんな役割を果たせそうですか。

 「パラの選手たちは障害があることを前提に、自分たちの限界に挑戦しています。できないことには目を向けず、できること、得意なことをさらに伸ばしていくと、一体どんなことができるのだろうという人間の可能性を示してくれるのがパラリンピックです。日本の若い人たちが今まで知らなかったカテゴリーの障害者を見て、『この人たちすごい』という羨望のまなざしになれば、『かわいそうな、助けてあげないといけない人』という固定観念はがらっと変わると思います」

 ――64年の東京パラは、まだリハビリに近いものでした。20年は格段に競技レベルが上がっているので、観戦する側のインパクトも大きいのではないですか。

 「そうですね。ただ残念ながら、日本では障害者スポーツを見るときにフィルターがかかっていると思います。というのも私の夫はカナダでパラアイスホッケーをしていたのですが、大会があると地元の人たちはお金を払って試合を見に行きます。そして応援しているチームが、どうでもいいパスで失点したときはブーイングをします。『そんなところにパスを通したら駄目じゃないか』と、みなはっきり言うのです」

 「でも日本ではブーイングはありません。障害のある人ががんばっているだけですごいんだから、思っても言わないのか。障害がある人に罵声を浴びせるのは、人間として失格と思っているのか。そうしたフィルターが消えたときに、私も普通の感覚で生きられるようになるのだと思います。見たものをそのまま感じて、言いたいことを素直に言えるようになったらいいなあと思います」

 ――20年の東京パラでは、会場を満員にしたいという声をよく聞きます。有料で、それができそうですか。

 「私は、ただ人がいればいいわけじゃないと思っています。16年のリオのパラリンピックは満員ではありませんでしたが、来ている人がみなエキサイトしていました。だから満員の会場を上回る声援が送られていました。わけが分からず連れてこられているのなら、意味がないと思います」

(聞き手はオリパラ編集長 高橋圭介)


障害者を対象とした教育委員会臨時職員を募集します

2018年01月31日 10時16分43秒 | 障害者の自立

担当 : 生涯学習課 / 掲載日 : 2018/01/30

  四万十町教育委員会では、町立図書館・美術館に勤務いただく、障害者を対象とした臨時職員を募集しています。

 希望される方は、申込書・履歴書に必要事項を記入し、障害者手帳等の写しを添付のうえ教育委員会まで提出してください。

 受付期間は、平成30年2月1日から2月15日までとなっております。

 なお、採用選考・面接の日程については、別途通知します。

お問い合わせ先

  • 四万十町立図書館・本館

  • 電話:0880-22-5000  FAX:0880-22-5001
  • 四万十町教育委員会 生涯学習課

  • 電話:0880-22-3576  FAX:0880-29-0073

担当 : 生涯学習課 / 掲載日 : 2018/01/30


障害者へ不妊強制「子供が不幸に」 複数県が偏見で審査

2018年01月31日 09時58分51秒 | 障害者の自立

 旧優生保護法のもと、障害者らが不妊手術を強制された問題で、朝日新聞が複数の県への情報公開請求などで入手した文書から、手術を決めた審査会の状況が明らかになった。「子供が不幸になる」など偏見や誤った認識に基づいて委員が発言し、判断していた。30日には宮城県の女性が同様の手術の違憲性を問い、国に賠償を求める初の訴訟を仙台地裁に起こす。

 鳥取県優生保護審査会の議事録によると、1978年11月、遺伝性疾患とされた女性について医師が申請した手術が審査され、委員9人のうち8人が出席した。厚生省(当時)は通知で裁判官や検事、大学教授、都道府県医師会長、民生委員らが委員を務めるよう求めていた。

 審査会では事務局が、女性の家族構成や生活歴を説明。「妊娠させられると困る」との理由で、父親が手術を求めたと述べた。

 ある委員は、親族の病歴を調べ切れておらず、遺伝の根拠が薄いと指摘した。すると、精神科医の委員が「精神病というものは遺伝性が多いという原則論に基づいて、1人でもあったら関連性があったことにしないと」と発言した。

 「生(産)んでも育てられない」「誰の子供かわからない」などの発言の後、委員長が「子供が最も不幸になることですね」。手術を認めるかを問うと、一同「異議なし」と答えた。

審査会が開けないため、書類で審査するよう委員に依頼する福岡県の文書案(写し)

朝日新聞デジタル             2018/01/30


家族の交流で悩み共有=発達障害者に新支援-厚労省

2018年01月31日 09時45分14秒 | 障害者の自立

 厚生労働省は2018年度、自閉症など発達障害がある人の家族同士が交流を進める事業をスタートさせる。交流の場づくりなどに取り組む自治体に経費の2分の1を補助。同じ立場にある人が悩みや経験を共有して支え合う「ピアサポート」を推進し、家族が悩みを抱え込まないよう支援する。
 事業では、発達障害者本人や家族同士のピアサポートの場づくり▽発達障害の子どもを育てた経験を踏まえて相談に乗る親「ペアレントメンター」の養成やその活動支援▽子どもの成長に関する保護者向けの講座実施-などに取り組む自治体を支援する。 

時事通信社        (2018/01/30 19:51)