ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

駅員と視覚障害者が勉強会 JR草津駅で介助知識や安全対応

2019年04月08日 15時19分01秒 | 障害者の自立

 JR草津駅で六日、転落事故防止を目的とした駅員と視覚障害者の合同勉強会が開かれ、約八十人が参加した。

 JR西日本では二〇一七年から勉強会を実施し、今回で三回目。県内では初という。一七年十月には、大阪府高石市の富木(とのき)駅で視覚障害者の転落死亡事故が起きており、駅員が介助の知識や対応を学ぶことで再発防止に努めている。

 勉強会では、駅員らが視覚障害者と二人一組で行動。線路上に降りて、ホームの高さや線路の構造を確かめる視覚障害者を誘導した。ホーム付近を歩く視覚障害者への声かけも学び「体を触ってもらった方が分かりやすい」などとアドバイスを受けていた。

 彦根駅員の北村優幸さん(29)は「電車から降りてきた視覚障害者の方には気付かないことも多いので、カメラなどで確認して対応できるよう心掛けたい」と話した。湖南市の視覚障害者園田哲生さん(47)は、駅のホームから転落した経験が二回あるといい「線路に降りてみて、改めてホームは高く逃げる場所も無いことを実感した。本当に危ない時には、遠慮せずに体を使って止めてほしい」と呼び掛けていた。

線路上の構造やホームの高さなどを確認する駅員と視覚障害者

2019年4月7日     

 


障害者の生涯学習 担い手づくりに期待 卒後の学びを推進する有識者会議

2019年04月08日 14時56分18秒 | 障害者の自立

個性生き生き、アートに没頭 遠軽・障害者施設 /北海道

2019年04月08日 14時42分13秒 | 障害者の自立

「長老」格の入所者、三沢隆さん(89)と沢瀬武さん(79)は今日もつえをつきながら部屋を訪れた。

毎日新聞      2019年4月7日


芸術活動を多様な視点で 障害者支援センター、各地の実践事例を報告

2019年04月08日 14時19分38秒 | 障害者の自立

 障害のある人が芸術文化活動を行えるよう、地域で支援する「障害者芸術文化活動支援センター」の実践事例などの報告会が3月5日、東京都内であった。ニーズや地域の人材の掘り起こし、作品の著作権保護など、多様な視点で参加者が学び合った。

     障害者の芸術活動は当事者にとっては大切な社会参加の一つ。近年は、既成概念にとらわれない表現が、国内外で一定の評価を受けている。国はモデル事業を経て2017年度から「障害者芸術文化活動普及支援事業」に取り組み、18年度は24都道府県に拠点となる支援センター、5カ所に広域連携する「広域センター」を設置。

2019年4月7日        毎日新聞


視覚障害者の中丸さん、アマ囲碁都大会に出場

2019年04月08日 13時12分02秒 | 障害者の自立

 囲碁のアマチュア強豪で視覚障害者の中丸仁(なかまるひとし)さん(42)が7日、東京・市ケ谷の日本棋院で開かれた朝日アマ名人戦東京都大会に出場した。日本棋院によると、ほぼ碁盤の見えない人が全国規模の一般大会に参加するのは珍しいという。 

     熊本県荒尾市出身の中丸さんは10歳で父に勧められて囲碁を始めた。全国高校選手権県代表にもなったが、病気で徐々に視力が落ち、23歳ごろには盤面が見えなくなった。視覚障害者用の特製碁盤があると知って、好きな囲碁を続け、今では全国視覚障害者囲碁大会で10回以上の優勝を誇るアマ高段者になった。

     視覚障害者用の碁盤は手で触って盤面を把握できるよう線が立体的で、石の裏の切れ目をはめて盤面に固定する。黒石の表面にある突起で碁石の白黒を判別する。視覚障害者の大会では通常、縦横の線が少ない9路盤を使うが、この日は19路盤が使われた。

     中丸さんは頭の中で棋譜を描きながら対局。囲碁経験者の妻由紀さん(45)が中丸さんの手を取って相手の着手を教え、時計を押すなどサポートした。2敗して2日目に進むことはできなかったが、中丸さんは「強い人、初めての人と打つことはとても楽しかった。これからはアマ本因坊戦などどんどん一般大会に挑戦していきたい」と笑顔を見せていた。

囲碁の朝日アマ名人戦に参加した中丸仁さん(中央左)の2回戦の相手は張栩名人の次女、心治さん(右手前)。対局には敗れたが、会場に来ていた心治さんの母、小林泉美六段(左)も参加し、対局を振り返った。中央右は中丸さんの妻由紀さん
 
毎日新聞     2019年4月7日