【函館】函館市は22日、「サツキエデュケーション」(高石勇光社長)が運営する障害者向けの2福祉施設でサービスの給付金を不正受給したとして、障害者総合支援法に基づき2施設の事業所指定を取り消す行政処分を行った。市は同社に給付金の返還を求めている。

 同社は函館市内で知的・精神障害者などが入所する3施設を運営する。市によると、残る1施設では男性職員が3月下旬、女性入所者の首を絞め、あざができる虐待をしていた。女性入所者が相談した市内の支援機関からの連絡で6月に発覚し、市が調査し確認した。

12/23     北海道新聞