ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

高齢者らランウエーでポーズ 神戸でショー

2016年12月06日 02時54分55秒 | 障害者の自立

 高齢者や障害者らがおしゃれを楽しむ「モダンシニアファッションショー」が4日、神戸市兵庫区荒田町1の兵庫公会堂であった。「楽しいおしゃれで明るく元気に!」をテーマに、手作りの洋服や、思い入れのある着物などに身を包んだ出場者がランウエーを歩いた。

 高齢者がおしゃれをする様子を発信しようと、同区自治会や婦人会などでつくる実行委員会が開催。今年で12回目となり、過去最多の約75人が出場した。

個性あふれるファッションで障害者の部に登場した男性。同部では車いすや杖を使う人も多かった

2016/12/4   神戸新聞NEXT


リオの絆が力に、全盲ランナー和田さん日本新 福岡国際

2016年12月06日 02時43分37秒 | 障害者の自立

 4日にあった福岡国際マラソン。70回目の今年も選手は様々な声に支えられ、走った。リオデジャネイロ・パラリンピックで活躍した視覚障害者のランナーは、今回は同じランナーとして出場したリオの伴走者の励ましを力に、日本記録を更新した。熊本地震で救助にあたった地元消防士は、「熊本頑張れ」の声に感謝しながら走りきった。

リオデジャネイロ・パラリンピックの男子マラソン(視覚障害)で5位入賞の全盲のランナー、和田伸也さん(39)=大阪府茨木市=はこの日、2時間32分11秒で走り、自身が持つ日本記録を1分35秒更新した。普段は伴走してくれる仲間の応援を力に、スピードに乗った。

 和田さんはリオでは、1500メートル決勝で日本記録を更新して6位。5千メートルも6位で、マラソンは5位。「福岡では日本新記録をめざす」。好調を維持して、記録が狙いやすい福岡に乗り込んだ。

 リオで伴走者を務めたのが中田崇志さん(37)=東京都世田谷区=だ。実業団で活躍し、ニューイヤー駅伝などに出場した。今は伴走者として活躍する。

 視覚障害があるランナーに伴走者は欠かせない。重要なのは二人の間合い。むやみに声をかけても、選手が落ち着いて走れない。絶妙のタイミングで道のりや他の選手との距離感、フォームの崩れなどを伝える。

 和田さんのようにトップクラスとなると、走力もなければ、口頭で指示をしながらの伴走などできない。和田さんは朝夕2回の練習のために毎日伴走者を探す。多いときは1日約20通のメールで調整する。

 これまでに練習を含め100人以上の伴走者と組んだが、国際大会の経験が豊富な中田さんを、和田さんは「とても信頼しています」。今年2月のパラリンピック日本代表の選考レースでは、中田さんの合図でスパートをかけてライバルを引き離し、リオへの切符を手にした。

 その中田さんがこの日は一般参加で出場。同じレースを別々に初めて走った。

 中田さんの目標は2時間27分を切ること。折り返し点を過ぎた後、後から来る和田さんとすれ違う際に声をかけ、力を与えるつもりだった。

 だが、足にけがをして万全でなかった中田さんは苦しんだ。39キロ手前で和田さんにとらえられた。それでも抜き去られる際、中田さんは伴走の時と同様の間合いで声をかけた。「リラックスして」。和田さんは「気合が入って、スピードを上げることができた」と振り返った。

 和田さんの目標は、2020年の東京パラリンピック出場と、あと12秒で追いつく世界記録の更新へと移った。「これで2時間30分を切ることも視野に入ってきた」とも。さらに先を見据えるレースとなった。(伊藤繭莉)

■「熊本頑張れ」声援が後押し

 荒木諭志(さとし)さん(31)は、熊本市消防局の消防士。4月の熊本地震では、被害の大きかった熊本県益城(ましき)町や熊本市内で、倒壊した家屋からの救助活動に携わった。救助要請が次から次に入り、息つく暇もないほどだったという。自宅アパートは壁にひびが入り、4月いっぱいは断水が続いた。

 そんな中で「こんな時に走っていていいのかという葛藤があり、走る気も起きなかった」。5月に入り、ランナー仲間からの誘いもあって徐々に練習を再開。それでも車中泊をしている被災者を見ると「申し訳ない」という思いを抱えながらの練習だった。

 地震から1カ月半が過ぎたころ、復興のためにはいつまでも自粛ムードではいけない、と気持ちを切り替えた。仲間と走っていると元気も出てきた。「普通に走れることのありがたさ」をかみしめた。

 地震で経験した苦しみを全てぶつけようと挑んだこの日のレース。自己記録は更新できなかったものの、「熊本市消防局」と胸に書かれたユニホームで走っていると、「熊本頑張れ」と沿道から多くの声援を受けたという。「終盤はスタミナが切れたが、熊本への声援に後押しされ、感謝しながら、最後まであきらめずに完走することができた」

写真・図版 

ゴールに向かう和田伸也さん(左)

2016年12月4日   朝日新聞


共生へのドア開け 補助犬法に理解を 神戸 /兵庫

2016年12月06日 02時34分46秒 | 障害者の自立

 介助犬を通して多様性社会のあり方を考える特別セミナー(神戸大医学部付属病院など主催)が4日、神戸市中央区の神戸大医学部神緑会館であった。日本介助犬協会関係者の他、介助犬シンシアとともに国会に法整備の要望を続けた車椅子の障害者、木村佳友さんらが登壇。介助犬と、その使用者の社会参加などについて意見を交わした。

 手足が不自由な人をサポートする介助犬は、2002年に成立した身体障害者補助犬法で、障害者の社会参加…

介助犬を通して多様性社会のあり方を考えた特別セミナー
 
 毎日新聞   2016年12月5日

抗精神病薬  知的障害児の1割に処方…「自傷防止」

2016年12月06日 02時23分59秒 | 障害者の自立

過剰投与、副作用の危険

 主に統合失調症の治療に使われる抗精神病薬が知的障害児の約1割に処方されていることが、医療経済研究機構などのチームが健康保険組合加入者162万人を対象に行った調査で分かった。人口に対する統合失調症患者の割合よりはるかに高く、うちほぼ半数で年300日分以上も薬が出ていた。チームは「大半は精神疾患がないケースとみられ、知的障害児の自傷行為や物を破壊するなどの行動を抑制するためだけに処方されている可能性が高い」と警鐘を鳴らす。

  チームは、健康保険組合の加入者162万人の診療報酬明細書(レセプト)のデータベースを使い、2012年4月~13年3月に知的障害と診断された患者2035人(3~17歳)を1年間追跡調査。その結果、抗精神病薬を期間内に1回でも使った人は12.5%いた。年齢別では、3~5歳が3.7%▽6~11歳が11%▽12~14歳が19.5%▽15~17歳が27%--と、年齢が上がるほど処方割合が高くなっていた。

 また、2種類以上の薬が31日以上継続して処方される「多剤処方」の割合も年齢と共に増加していた。

 統合失調症患者は人口の0.3~0.7%とされ、発症も10代後半から30代半ばが多い。患者の大半には抗精神病薬が処方されるという。

 知的障害児の行動障害の背景に精神疾患が認められない場合、世界精神医学会の指針では、まずは薬を使わず、環境整備と行動療法で対処するよう勧めている。抗精神病薬は興奮や不安を鎮めるが、長期服用により体重増加や糖代謝異常などの副作用があるほか、適切な療育が受けられない恐れも出てくる。

 チームの奥村泰之・同機構主任研究員(臨床疫学)は「国内でも指針を整備し、知的障害児に安易に抗精神病薬が処方されないようにすべきだ」と指摘する。

毎日新聞   2016年12月4日


科学者ら、目の見えない人に視力を取り戻させるワクチンを開発

2016年12月06日 02時14分51秒 | 障害者の自立
カリフォルニア大学の科学者らがAAQと呼ばれる革新的な化学化合物を作成。それにより、盲目のマウスに視力を取り戻させることに成功した。近い将来にこの薬で人の視力が回復するようになるかもしれない。

物質が眼に注入されると光感受性細胞が活性化する。

実験では視力の回復効果は数時間から2日の範囲でしか持続せず、薬物はまだ不安定という。 それでも最初の段階はクリアされた。見ることができなくなった網膜細胞が再び光を感じられるようになる世界的なワクチンが発見されたのだ。手術なしに視力を回復できるようになる未来のために、研究が続けられる。 先に視覚障害者はどんな夢をみるかについて報じられた。

 
2016年12月04日    Sputnik 日本