ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

アジア理解深めて 知的障害者がアニメ制作

2016年12月17日 15時21分05秒 | 障害者の自立

アジア理解深めて 知的障害者がアニメ制作

アニメ作品展をPRする信耕さん=象の鼻テラス

 「信耕ミミとアジアの仲間たちによるアニメーション作品展」が14日、横浜市中区の象の鼻テラスで始まった。来年5月の第50回アジア開発銀行(ADB)年次総会横浜開催連携事業の一つで、アジアへの理解を深めるのが狙い。NPO法人スローレーベルとアニメーション作家の信耕さんが、今夏タイで実施した知的障害者のトレーニングプログラムの成果を展示している。

 プログラムには、タイ、カンボジア、ミャンマー、ラオスの4カ国から計12人の知的障害者と保護者が参加。4日間にわたるアニメ制作を通じ、自己表現の仕方などを学んだ。

 完成した約4分間のアニメには参加者が描いた「自分」が登場。メコン川を旅するワニが、それぞれの国の参加者たちと出会うストーリーになっている。


 「参加者の自由な発想に驚かされた。想像以上の仕上がり」と笑顔で話す信耕さん。面識のなかった参加者たちが次第に打ち解け、言葉や国の違いを超え、時には音楽に合わせて体を動かし、アートを楽しむ様子が印象的だったという。

 会場では、参加者の顔写真や作品の一部を展示。プログラムの様子を写したビデオも上映している。

 16日午後7~8時はプログラムの報告・交流会を開催。18日午後2~4時は信耕さんが講師となり、アニメを作るワークショップを予定している(事前申し込みが必要。定員20人。若干の余裕あり)。

 25日まで、入場無料。問い合わせは、象の鼻テラス電話045(661)0602。 


障害乗り越え自立 金ケ崎 はり・きゅう師 小澤さんに大臣表彰

2016年12月17日 02時39分42秒 | 障害者の自立

 金ケ崎町西根道ノ町の小澤信男さん(74)は、視覚障害を持ちながらも43年間、はり・きゅうマッサージ師として働いていることが評価され、第66回障害者自立更生等厚生労働大臣表彰(自立更生者)を受けた。15日に町役場で伝達され、小澤さんは「やれる限りは続け、地域の皆さんの健康に貢献したい」と意欲を新たにしている。

 自立更生者への表彰は自らの障害を克服し、他の模範となっている人をたたえて行われ、今回県内では小澤さんだけ。他に県内では更生援護功労者として種田捷記さん(80)=大船渡市=も同大臣表彰を受けた。

 小澤さんは20歳から視力が低下し始め、21歳で両眼同時に網膜剥離を起こし、25歳の頃に失明したという。一時は死を考えるほど思い詰めたが、長女の誕生を機に「こんな考えではいられない。娘を一人前にしないと」と発起してはり・きゅうマッサージ師を志し、県立盛岡盲学校で5年間学んだ。

 卒業後の1972年4月、同町西根古寺地内に「小澤はりきゅうマッサージ理療院」を開業。長きにわたり人々の健康増進に貢献し、現在も続けている。町身体障害者福祉協会理事、奥州市視覚障害者福祉協会顧問なども務め、身障者の社会活動促進にも尽力した。

 伝達式には、妻のトヨ子さん(73)と共に出席し、髙橋由一町長から表彰状と記念品を受け取った。髙橋町長は「町民や患者の方々に真心ある対応をしていただいた。これからも元気で活躍してほしい」と激励した。

 小澤さんは「地域の人たちに助けてもらった。微力だが少しでも役に立てれば」と話し、理療院への送迎など長年健身的に支え続けたトヨ子さんに対しては「家内には苦労を掛けた。足を向けて寝られない」と感謝の気持ちを示していた。

表彰伝達を受ける小澤さん

(12/16)   岩手日日新聞


同時代の伴走者

2016年12月17日 02時31分43秒 | 障害者の自立

 今日付の別刷り特集は、第30回青島太平洋マラソンのフル完走者だ。あらためて感慨に浸ったり、知り合いを見つけて記録を祝うなど、いろいろと話題が広がることだろう。

 フルの視覚障害者の部には47人が参加。うち県外が83%を占める。視覚障害者が参加できるフルマラソンの大会は全国的に少ない。わが社からも伴走した社員がいて「完走できてよかった」と話していた。通して伴走するには実力がかなり上でなければならない。

 健脚な彼も初の体験に重圧を覚え、半年前からランナーと練習を続けた。小石一つでつまずく。何歩も先の路面を広く注視し、張り出した木の枝や看板にも気を使いながらペースを守った。「自分の走りにも参考になった」と振り返る。

 コースが一ツ葉方面だったころに見たMRTの大会ドキュメント。伴走者の方が足の痛みで走れなくなるハプニングがあった。マッサージが得意な視覚障害者ランナーが足をさすったりして、まさに「二人三脚」で走り続けたが、助け合う光景がほほ笑ましかった。

 障害の程度に応じて2、3人伴走者が付くこともある。差しのばす手は多い方が心強い。深刻化する子どもの貧困問題に取り組むため、関係5団体が18日に設立する「宮崎県の子どもの貧困に関する連携推進協議会」もそういう趣旨だ。

 乳幼児期から大学進学まで長い道のり。各団体が特長を生かし自立を支援する。すべての子どもに学習の機会を保証することは、地域社会の担い手育成として還元される。みんな少子高齢化時代に生きる伴走者。支え合って駆けていこう。

2016年12月16日   宮崎日日新聞

街に彩りを添え 秦野、公園でイルミネーション

2016年12月17日 02時22分00秒 | 障害者の自立

 秦野市栄町のさかえちょう公園がイルミネーションで飾り付けられ、街に彩りを添えている。

 障害者週間(3~9日)に合わせて、市が障害者への理解を深めてもらおうと、市内の障害者施設や商店街、自治会などと協力し、企画した。サンタクロースやクリスマスツリーをかたどった電球が輝き、光のトンネルと滝もある。

 点灯は25日まで毎日、午後5時から同8時まで。入場無料。

 問い合わせは、市障害福祉課電話0463(82)7616。

街に彩りを添え 秦野、公園でイルミネーション 

さまざまなイルミネーションで飾り付けられた秦野市栄町のさかえちょう公園

 2016年12月15日     カナロコ by 神奈川新聞


義足選手支援の練習施設 五輪に向け新豊洲に開場

2016年12月17日 02時16分53秒 | 障害者の自立

 障害のあるアスリートの練習に便利な屋根付きの60メートルトラック「新豊洲Brillia(ブリリア)ランニングスタジアム」が、東京都江東区の豊洲新市場近くにオープンした。一般のランナーにも開放し、障害の有無にかかわらずスポーツやアートを楽しめる施設になっている。

 かまぼこ形の外観で、全天候型のトラック6レーンを設置し、車いすのまま使えるシャワールームもある。競技用義足の研究開発スペースを併設し、アスリートが新しい義足を試したり、義足をスタッフに調整してもらったりできる。

 リオデジャネイロ・パラリンピック陸上男子400メートルリレーで銅メダルを獲得した佐藤圭太選手は「すぐに義足を調整できて便利。ここを練習拠点にすることも検討したい」と語る。

 障害者と健常者が一緒にダンスなどを行うパフォーマンスプロジェクトを主宰する団体「スローレーベル」も練習場として利用。パフォーマーや指導者を育成する。このほか、小学生向けの駆けっこスクールや、障害者スポーツ体験会も予定されている。

2016.12.15    サンケイスポーツ