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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者雇用率引き上げを 面談会

2013年01月18日 01時56分01秒 | 障害者の自立
企業に義務づけられる障害者の雇用率が、ことし4月に引き上げられるのを前に、精神障害者を対象にした企業との合同面談会が東京で開かれました。

この合同面談会は東京の人材派遣会社が開いたもので、就職を希望するうつ病や統合失調症などの精神障害者15人と4つの企業の担当者が参加しました。
障害者の雇用では、現在、全従業員の1.8%以上の障害者を雇用することが法律で義務づけられていますが、ことし4月からは2.0%以上に引き上げられます。
これを受けて身体障害者の雇用が進み、採用しにくくなっていることから、企業では精神障害者を雇用しようという動きが活発になっています。
17日は参加者が1人ずつ障害の程度や内容を説明したうえで、「前の職場で過労でうつ病になったので、時間にメリハリをつけて働きたい」とか、「病気になってから周囲の理解や支援がありがたいと思っていて、人を支援する仕事がしたい」と話していました。
人材派遣会社の川上祐佳里さんは、「採用はゴールではなくて働き続けていくことがゴールなので、働き続けられるような紹介ができるよう取り組んでいきたい」と話しています。

NHK-1月17日 22時30分

障害者に夢 才能発掘も 美術公募展

2013年01月18日 01時50分26秒 | 障害者の自立
 障害者に芸術作品の出品を呼びかける美術公募展が注目を浴びている。東京都内で開催中の「ポコラート全国公募展」。障害者に生きがいを与えるとともに、思わぬ“才能”の発掘にも期待がかかる。

 「障害者のアートは純粋で光るものがある」と、同展を企画した東京芸術大学准教授の中村政人さん(49)は説明する。障害者の応募は珍しくないが、同展はプロも出品する公募展。「一般のアーティストと競い、公正に評価されることで障害者も自信を持って活動できる」という。

 平成23年12月から始まり、2回目の開催。今回は全国約千の障害者施設や主要美術大学に呼びかけ、621人の応募があった。このうち障害者は497人で、146人が入選を果たした。

 展示された入選作計214点を見ると、障害者とプロの区別がつかないほど。審査員で東京国立近代美術館の保坂健次朗主任研究員(36)は「審査する側の目も問われる」と語る。4人の審査員は略歴などの予備知識を与えられずに審査するため、プロが落ちることも。絵画が入選した20代の知的障害者の女性は「励みになり、前に進めます」と喜んだ。障害者施設の職員からは「おとなしく引っ込み思案だった女性が、入選を機に前向きになった」という声も上がる。

 「ここからスター画家が誕生するかも」という画廊関係者も。障害者に夢を与える公募展として周囲の関心は高まっている。

 20日まで、東京・外神田の「アーツ千代田3331」で。火休。一般500円。問い合わせは、(電)03・6803・2441。


“プチプチ”と呼ばれる気泡緩衝材にカラーペンで描いた作品。これも障害者の入選作だ=東京・外神田の「アーツ千代田3331」

MSN産経ニュース-2013.1.17 08:17

障害者の商品、県が販路開拓

2013年01月18日 01時43分24秒 | 障害者の自立
 広島県が、障害者の作業所がつくる商品の販路を広げ、新たな仕事を開拓しようと、企業への売り込みに乗り出している。2012年9月から専従のスタッフが企業を回り、6社と契約が成立した。自立した生活を送るには足りない障害者の工賃を引き上げようと、作業所を後押しする。

 県は、県内の作業所が加盟し、障害者の就労支援に取り組む県就労振興センター(広島市南区)に業務を委託。センターが新たに職員として採用した小竹均さん(58)が県内の店舗や企業を訪問し、作業所の商品の販売や、作業所への仕事の発注を働き掛ける。

 12年10月にデパート(中区)のイベント会場で作業所のクッキーを販売。乾物店(佐伯区)の製品にシールを張り、警備会社(中区)のキャラクターのストラップを作る仕事も受けた。ビルの消火器の点検作業など、準備中の案件も含め6社との商談がまとまり、11作業所が新たな販路や仕事を確保した。

 県の試算によると、障害者が年金をもらいながら自立生活を送るには月3万3500円の工賃が必要という。一方、県内151作業所の平均工賃は2011年度、月1万4397円にとどまる。県は作業所の収入を増やすことで、14年度に1万8700円に引き上げたいとしている。


【写真説明】クッキーを作るきつつき共同作業所の利用者。18日から広島空港の売店で販売される

中国新聞-'13/1/18

知的障害者によるコーラス隊 2月に舞台へ

2013年01月18日 01時36分04秒 | 障害者の自立
 知的障害者によるコーラス隊「さがスマイルズ」が結成された。佐賀県手をつなぐ育成会の会員で、県内在住の10~50代の男女ら約20人で構成。NHKの音楽番組「歌うコンシェルジュ」で知られる音楽家秦万里子さんが指導しており、ことし2月8日に小城市三日月町で開くコンサートで初めてステージに立つ。手話をしながら歌う秦さんのオリジナル曲2曲を披露しようと、練習に励んでいる。

 秦さんは富山県で障害者コーラス隊の結成を支援したことから、同育成会が指導を依頼。秦さんの後押しで結成された合唱団で活動する鹿島市の平田佳代さん(47)と武雄市の梅崎登代子さん(43)のピアノ講師2人が練習をサポートしている。

 本番まで全員で練習できるのは計5回。楽譜や歌詞が読めない当事者にとって、大事なのが反復練習。リズムに合わせて手を動かしながら歌うことを何度も繰り返す。分かりやすい言葉で説明、萎縮させないよう叱らないのも特徴だ。集中力が途切れると、ピアノ伴奏に合わせて体を動かす音楽療法のようなアプローチも取り入れている。

 ダウン症の4女(23)と参加した鹿島市の中島来(きたる)さんは「体で目いっぱい音楽を楽しむ感じで、巧みな話術にも引き込まれた。プロと一緒のステージに立つ達成感を娘に味わってほしい」。白石町の白浜みゆきさんは「みんな自然に笑顔になったのが印象的。重複障害の長女のリハビリにもなりそう」と語った。


秦さんの軽妙なトークに聞き入りながら発声や手話の仕方を学ぶコーラス隊のメンバー=杵島郡白石町の有明ふれあい郷

佐賀新聞-2013年01月17日更新

「理解」共生への第一歩 障害者県民会議

2013年01月18日 01時27分23秒 | 障害者の自立
 【名護】「県障害のある人もない人も暮らしやすい地域づくり県民会議」(障害者県民会議)と県が共催するタウンミーティング(TM)が15日、名護市の県北部福祉保健所で開かれた。障がい者の権利擁護推進を目的とする条例制定に向け、同県民会議委員と住民が意見を交わした。障がいのある人、ない人が共生する社会づくりへ互いを理解することがスタートとの指摘があった。
 県民会議委員の比嘉豪さん(県聴覚障害者協会事務局長)は、聴覚障がい者は情報を得たり、相手に伝える手段が限られたりするとして「正しい理解なくして助け合いはない。思いやりだけでは本当の支援はできない。ボランティアの育成など課題は多く、条例をみんなの手で高めたい」と訴えた。
 同じく委員の田中寛さん(県手をつなぐ育成会会長)は、道案内しようと健常者が視覚障がい者のつえや腕をいきなりつかんだ例を挙げ「当事者が望んでいることを分かっていないことがある。私たちもまだ知らないことはある。条例は出来上がってからがスタートで、状況の変化に応じて内容を変える」と話した。
 知的障がい者バスケットボールの県代表に選ばれた新垣佳子さん(サービス事業所利用者)は「私たちは練習場所も少ない。早く条例ができ、誰もが同じように安心して暮らせるようになってほしい」と語った。
 フロアからは難病患者の支援をする山入端保さんや沖縄愛楽園自治会の金城雅春さんが発言し「健常者と障がい者のはざまにある難病患者には、依然差別が残る。共に声を上げたい」「差別、偏見は一朝一夕になくならないが、社会に投げ掛けることが重要」などの意見があった。


共生社会実現へ「互いの理解が重要」と訴えるパネリストの(左から)比嘉豪さん、田中寛さん、新垣佳子さん=15日、名護市の県北部福祉保健所

琉球新報-2013年1月17日