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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

パラリンピック選手が結団式、壮行会に出席 野田首相、みのもんたさんも激励

2012年07月24日 02時21分15秒 | 障害者の自立
今大会が持つ2つの意義

 日本パラリンピック委員会は23日、東京都内のホテルで、8月29日から9月9日まで行われるロンドン2012パラリンピック競技大会の記者会見、結団式、壮行会を行った。

 今回、日本選手団は選手135人、役員121人の合計256人で、全20競技中17競技に出場する予定。前回の北京大会の162人から選手数は若干減ったものの、記者会見で中森邦男団長は「前回の金メダル5個、全部で27個のメダルを上回ること」と目標を明言した。さらに知的障害のクラスが3大会ぶりに復活したことを受け、「シドニー大会以来、12年ぶりとなる知的障害者の出場にも期待したい」と新たな選手の活躍も楽しみにしている様子だった。

 会見に続いて行われた結団式には、一部を除く選手、役員が出席。厳かな雰囲気の中で国歌斉唱が行われ、競技ごとの紹介では選手たちが本番への気合いを感じさせる元気のよい返事。さらに、主将の土田和歌子(陸上/サノフィ・アベンティス)介添えのもと、西村智奈美厚生労働副大臣から旗手の木村敬一(水泳/日大)に日本国旗が渡されると、会場は大きな拍手に包まれた。

 主催者である日本パラリンピック委員会の鳥原光憲委員長からは「ロンドンパラリンピックには2つの意義があります。一つはパラリンピック発祥の地であるロンドン開催であること、もう一つは2020年東京パラリンピックの招致成功につなげる大会であることです」と力強く選手を鼓舞した。

■土田主将が決意表明「全身全霊で」

 結団式の最後には土田主将が「私たち日本選手団は選手一人一人が自覚を持ち、克己復礼の精神のもと、誇るべき日本の強さを世界に証明するため、全身全霊で個々の可能性への挑戦を行います。また支えてくださる方々の思いを胸に、最高峰の舞台で最高のパフォーマンスを目指し、被災地のみなさまにも勇気と元気を、そして日本に笑顔を届けたいと思います」と決意表明を行い、本番に向けて、気を引き締めた。

 その後の壮行会では野田佳彦内閣総理大臣から、「みなさんの負けない、くじけない、折れない心と技と力、その雄姿を見ることで夢と勇気と感動をもらうことができると思います。メダルを取って、取って、取りまくってほしい」と熱い言葉が選手たちに送られた。さらに、選手たちの席を回って、直接エールを送る場面も。選手とともに笑顔で写真に収まっていた。

 途中、寄付などで障害者スポーツへの関心が深いフリーアナウンサーのみのもんたさんが壇上に上がり、選手たちを激励。「記録も大事だけど、ロンドンでみなさんが流すさわやかな汗を伝えます」と自身の番組で多く報道することを約束した。

 選手たちは、普段なかなか接することのない他競技の選手と交流を深めるなど、会場は終始和やかな雰囲気。約1カ月後のパラリンピック開幕に向けて、これから最後の調整に入る。

■土田和歌子(陸上/サノフィ・アベンティス)


(結団式は)身が引き締まる式典でした。選手団の主将として、チームを一つにまとめたいという気持ちがあります。開幕まで限られた時間ではありますが、今できる自分の精いっぱいをやっていけたらいいなと思います。(初出場の選手たちには)みんな緊張すると思うので、いい緊張感に変えられるような言葉をかけたいですね。

(決意表明で「克己復礼」という言葉を使ったが)私に限らず、ほかの選手にも伝えたいメッセージでした。緊張感から自分自身のコントロールができない場面があります。そういうときにふさわしい言葉だと思いますし、自分に喝を入れる意味でこの言葉を使いました。

(冬季と夏季を含めて)6度目のパラリンピックになりますが、まだマラソン種目で金メダルを取っていません。目指すはマラソンでの金メダルです。世界のレベルが高いので、あと1カ月、しっかりと調整をしたいと思います。また、ひとつの集大成として、この大会に向けて取り組んでいきたいと思います。心技体すべてのバランスを整えて大会に臨みたいですね。

■木村敬一(水泳/日大)
「ひとつでも多くのメダルを」


 旗手という大役をいただき、パラリンピックで勝ちたいという気持ちになりました。(結団式で旗を受け取った際は)日の丸の重みを強く感じましたし、これを背負って戦わないといけないという責任感と重みを感じました。(野田首相からは)あいさつ程度でしたが、「ひとつでも多くのメダルを取れるように頑張って」と言われました。

 前回大会は高校生で初出場という何もわからない状態で飛び込んで、あっという間に過ぎ去った大会でした。今回はメダルを取るという結果を求めて頑張ってきたので、何としてもメダルを取るという気持ちで頑張ってきたいと思います。

 5種目エントリーしていますが、どれも4、5位というぎりぎりのラインです。ひとつでも多く決勝に残って、ひとつでも多くのメダルを取って、全部の種目で自己ベストを更新できたらと思います。

■小宮正江(ゴールボール/アソウヒューマニーセンター)
「結果で恩返しをしたい」


(結団式を終えて)早くロンドンの舞台に立ちたいという気持ちになりました。(04年の)アテネから金メダルを目指してやってきましたが、今回3度目の夢を目指すチャンスをいただきました。その夢に向かって、今は私一人ではなくいろんな人に支えられてやっているので、結果を恩返しとして残してきたいなと思います。

 ゴールボールという競技自体が知られていないと思います。私たちがテレビに出れるような結果を残して、いろんな方々にゴールボールの魅力を伝えたいと思います。

 選手一人一人が自分たちの役割を果たし、一丸となって、選手・スタッフみんなで元気に笑顔で、きらきらと輝いてメダルを取りにいきます。

■三阪洋行(ウィルチェアラグビー/バークレイズ証券)
「メダルはミッション」


 チーム日本が日本中から注目されて戦いにいく、ということで身の引き締まる思いです。(過去2大会出て)パラリンピックには魔物が棲んでいるのでは、という苦い思いをしました。しかし、つらい思いを力に変えて、2010年の世界選手権で銅メダルに輝き、世界ランク3位にまで駆け上がりました。世界に通用する選手が出てきたことや、質の高いサポートがあることで、アスリートとしての自覚が生まれて、競技に打ちこむ時間を与えてもらえたからだと思います。

(海外でプレーして)パワーやがたいの違いを感じましたが、逆に日本の方がうまいと確信できることもありました。また、気持ちの面が大きいと感じました。

 ロンドンでは夢とか目標ではなくて、確実にメダルを取るというミッションを達成しにいこうと思います。

■秋山里奈(水泳/明大院)
「世界新で金メダルを」


(結団式、壮行会に出て)ロンドンで戦うんだな、という強い気持ちが生まれました。高校2年生で出場したアテネ大会では、得意の100メートル背泳ぎで銀メダルを取りましたが、北京大会では金メダルと思っていたんですが、(競技自体が)なくなってしまいました。2010年の世界選手権で銀メダルに終わった時、引退しようか迷っていたんですが、ロンドンで競技が復活すると聞いて、初めはどうしたらいいか分かりませんでしたが、出場を決めました。

 アテネ大会から8年間、ずっと世界チャンピオンになりたいと思って臨む大会なので、目標は世界新記録で金メダルをと思っています。今までの3大会で一番強い気持ちです。

 私の武器はスタートの反応や前半の入りがライバルより速いことです。なので、前半から全力で入って、(ほかの選手に)抜かれないようにするのが自分のレースだと思います。100パーセントの力でスタートから突っ込んでいきます」

スポーツナビ - 2012年7月23日(月)

夏祭りに3000人 復興支援

2012年07月24日 02時14分33秒 | 障害者の自立
 知的障害者支援施設を運営する千鳥福祉会(松江市、山本昌子理事長)は22日、「サマーフェスタ2012」を同市東持田町で開いた。利益は全額、東日本大震災の被災地に送る催し。地元ゆかりの歌手の演奏や小学生によるダンスが祭りを盛り上げた。

 市内外から約3千人が参加。ボランティア計約120人が用意した焼きそばや焼き鳥の露店20店を回って楽しんだほか、松江市出身で3月に島根県立大を卒業した歌手の山根万理奈さん(23)の歌声に聞き入っていた。

 祭りは11回目で、昨年から大震災の復興支援として開催している。ことしは被災地から松江市に避難した約30世帯を招待した。山本理事長は「松江の地を好きになってもらえれば」と話していた。


【写真説明】子どもたちのダンスに見入る来場者

中国新聞 - '12/7/23

24時間在宅介護 男性の請求退ける 札幌地裁判決「11時間まで」支持

2012年07月24日 02時11分56秒 | 障害者の自立
 最難治性てんかんや手足のまひのため、障害者2自立支援法に基づく重度訪問介護サービスを受けている札幌市東区の鬼塚朗(あきら)さん(34)が24時間の在宅介護を求めた訴訟の判決が23日、札幌地裁であった。千葉和則裁判長は、1日当たりの介護サービスを11時間までとした市の決定を妥当と認め、鬼塚さんの訴えを退けた。

 鬼塚さんはアパートで1人暮らしだが、生活全般で他人の助けが不可欠なため24時間介護が必要として、2009年に提訴した。札幌市の規定によると、重度訪問介護サービスのうち24時間介護は進行性筋萎縮症で常に人工呼吸器を使用している人など病態別に二つのタイプに限られ、鬼塚さんは該当しない。

<北海道新聞7月23日夕刊掲載>

就学支援の在り方考えよう

2012年07月24日 02時06分58秒 | 障害者の自立
 障害のある子どもの就学支援の在り方を考える集いが22日、広島市東区の区地域福祉センターであった。広島県内の障害者団体などでつくる「共育・共生をすすめる県連絡会議」が、誰もが地域の学校に通える体制づくりを目指し企画した。

 教員や保護者たち約50人が参加。講演した大阪府箕面市教委人権教育課の野本淳子課長補佐は、人工呼吸器など医療的ケアを必要とする子どもが通う学校に、看護師を配置している取り組みを紹介。「地域の子どもは地域で育てる、との理念を実現したい」と強調した。

 箕面市の本年度の看護師配置校は市立6小学校に上る。会場からは「障害が重い子は特別支援学校へ、との風潮を変えるべきだ」「どの子も共に学べる環境を目指そう」などの声が上がった。同会議は11月、福山市でも集会を開く。


【写真説明】就学支援の在り方をテーマに話し合う参加者

中国新聞 - '12/7/23

施設のバリアフリーの状況が一目でわかる「バリアフリー表示証」

2012年07月24日 02時00分57秒 | 障害者の自立
80施設からスタート
福井県では「自動ドアがある」「障害者対応トイレがある」などのバリアフリーの状況を利用者にわかりやすく情報提供する「バリアフリー表示証制度」を開始した。


(福井県報道発表資料別紙1より)

表示証を施設の入口などに掲示してもらうことによって、利用者が施設を利用しやすくすることを目的としている。この制度の発足にあたり、第1回交付施設、80施設へ表示証を交付する。また、表示証の交付を日時は平成24年7月25日(水) 11時から、あわらグランドホテル(あわら市温泉4-2)にて行う。


バリアフリー表示証制度について
この表示証は障害者、高齢者をはじめすべての人が施設を利用しやすくなるよう、各施設のバリアフリーの状況を絵記号でわかりやすく表示するもの。

対象施設は「スーパーマーケット」「飲食店」「旅館」「病院」「娯楽施設」など不特定多数の人が利用する施設。

【表示内容】 
バリアフリーの状況を段階に応じて星の数(1~4つ)で表示。また、バリアフリー設備の内容を絵記号で表示する(福井県報道発表資料別紙1/表示証見本参照)。

・表示証は施設の入口など見やすい場所に掲示します。
・表示証交付施設の情報をホームページでお知らせします。
(福井県報道発表資料より引用)

交付施設情報のHPアドレスはhttp://www.pref.fukui.lg.jp/doc/shougai/barrierfree/hyoujisyo.html(交付施設情報は7月25日に公開される)。 
  
福井県報道発表資料
http://www2.pref.fukui.lg.jp/press

福井県報道発表資料別紙1/表示証見本
http://www2.pref.fukui.lg.jp/press/atfiles/pa0f1342651943M7.pdf

介護ニュース - 2012年7月23日 19:00