山田啓二知事は27日、介護が必要な高齢者や障害者を一時受け入れる「福祉避難所」の府内指定数が139カ所にとどまることを明らかにした。府議会の代表質問に答えた。厚生労働省のガイドラインでは小学校区ごとに1カ所としており、府では400余が基準となる。
福祉避難所は、専門スタッフがいる福祉施設やバリアフリー化した避難所の一部を市町村が指定する。府内では14市町で指定されてているが、京都市内はゼロ。府福祉・援護課によると、要配慮者の把握の遅れも、避難所指定が進まない要因の一つとみられる。山田知事は「東日本大震災を機に、1校区につき1カ所の設置を市町村に強く働きかけたい」と語った。
毎日新聞 2011年6月28日 地方版
福祉避難所は、専門スタッフがいる福祉施設やバリアフリー化した避難所の一部を市町村が指定する。府内では14市町で指定されてているが、京都市内はゼロ。府福祉・援護課によると、要配慮者の把握の遅れも、避難所指定が進まない要因の一つとみられる。山田知事は「東日本大震災を機に、1校区につき1カ所の設置を市町村に強く働きかけたい」と語った。
毎日新聞 2011年6月28日 地方版