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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

発達障害者支援計画策定、小浜市 県内初、拠点設置や連携強化へ

2011年05月19日 00時40分54秒 | 障害者の自立
 小浜市はこのほど、福井県内自治体で初となる発達障害者の支援計画を策定した。現状では相談・支援態勢が不十分であると指摘し、発達障害を理解した専門職員がいる拠点の設置や年代に応じた支援、各機関の連携強化、市民への啓発などが必要としている。18日には、策定に携わった検討委のメンバーが市役所を訪れ、松崎晃治市長に支援策を提言。市は計画に基づき、本年度から支援充実に乗り出す。

 読み書きや計算など特定分野の学習が困難な学習障害(LD)、落ち着きがなく集中力に欠ける注意欠陥・多動性障害(ADHD)などがある発達障害は、全国小中学生の5~7%に当てはまるという。2009年の市の調査では、市内で約150人の児童に発達障害の可能性があるとされた。

 市は09年8月に学識経験者や医師、教育関係者ら12人による市発達障害者支援検討委員会を立ち上げた。今年3月まで計6回の委員会を開き、▽発達障害者のライフステージに合った一貫した支援▽本人と家族の受容の促進▽地域への啓発―を基本理念とする支援計画を策定した。

 この日は、県立大学術教養センター教授の清水聡委員長と小浜病院小児科医長の原慶和副委員長、オブザーバーの日本発達障害ネットワーク福井の永井弘明事務局長が訪れた。

 清水委員長らは、一貫した支援が困難な現状や市全体での取り組みの必要性を訴え、「発達障害者が就労していくには、子どものころからどう支援していくかを逆算して考えることが大切だ」などと話した。松崎市長は「計画をもとに、行政として何から取り組むか考たい」と応じた。

福井新聞

サンファーム:知的障害者の就労を支援 余呉の新特産品販売--長浜 /滋賀

2011年05月19日 00時38分56秒 | 障害者の自立
 知的障害者の就労を支援する店「農事組合法人・サンファーム」が長浜市余呉町中之郷(なかのごう)の同市余呉支所西隣にオープンした。知的障害のある人たちが近くの加工場でジャムやジュース、果物酢などを製造。同店で自ら販売する支援施設で、今月3日の開店から「余呉の新特産品」を買い求める人たちが訪れている。

 同店は社会福祉法人大樹会(彦根市野田山町)の嶋田鉄雄理事(72)ら6人が運営。余呉町池原の加工場では知的障害者も加わり、ブルーベリーや柿、梅などの酢、各種果物のジャムやジュースなどを製造。同会にかかわる障害者16人が交代で店番も。名物品は同店で製造・直売するジェラートアイスクリーム(1個300円)とアイスカップ(同280円)。同ファームの各新商品は三姉妹博覧会の2会場(湖北町、内保町)でも販売され、人気という。嶋田理事は「就労支援の場として定着させたい。ここで経験したことが実り、生き生きと働ける場がもっと増えれば」と話している。同店(0749・86・9111)は水曜定休。午前9時~午後5時半。

毎日新聞 2011年5月18日 地方版