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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

ひまわり号:参加者募集 能代-十二湖間、来月12日運行 /秋田

2011年05月19日 01時09分00秒 | 障害者の自立
 障害のある人らと共に列車の旅を楽しもうと、市民グループが企画する「ひまわり号」が6月12日、JR五能線能代駅-十二湖駅間で運行される。白神山地ふもとの十二湖(青森県深浦町)周辺での散策もある。

 ひまわり号は、公共交通機関のバリアフリーが進んでいなかった82年、東京・上野-栃木・日光間で障害者専用列車を運行したのが始まり。運動は全国に広がり、障害福祉への理解と共生を広げ、共に暮らす社会を目指そうと、毎年各地で行われており、今年は20回目となる。

 能代-十二湖駅間は、能代市民有志でつくる実行委(庄司絋八委員長)が参加者を募集する。当日は午前7時能代駅集合。出発式後の7時48分の列車で十二湖に向かう。特別企画として、十二湖リフレッシュ村とアオーネ白神十二湖めぐり、大正琴愛好者の演奏、手話研究会メンバーによるお楽しみ会がある。帰りは能代駅着午後4時32分の予定。

 募集するのは、障害者(児)・70歳以上の高齢者・小学生以下の子供ら80人(参加費500円)と、一般ボランティアら150人(同1000円)。募集期間は31日まで。申し込みは市ボランティアセンター(0185・53・5180)、同市の楽器の店ハーモニー(0185・52・5588)。

毎日新聞 2011年5月18日 地方版

被災地の障害者救援 近畿労金がゆめ風基金と連携

2011年05月19日 01時01分51秒 | 障害者の自立
 近畿労働金庫(大阪市西区)は、東日本大震災で被災した障害者の救援活動などを行うNPO法人ゆめ風基金(同市東淀川区)と連携し、「募金プロジェクト」を始めた。来店者らに広く募金を呼び掛け、同法人の救援資金に充てる。

 近畿2府4県にある65の営業店窓口に同法人の募金箱を9月30日まで設置。取引のある約8千の労働組合にも協力を呼び掛ける。営業店窓口からの振り込みによる募金については来年3月30日まで、手数料無料で受け付けている。

 ゆめ風基金は、4月に仙台市、盛岡市、福島県郡山市の3カ所で障害者支援の活動拠点を立ち上げ、物資や支援金、人員を提供している。現在、一般の避難所では生活困難な障害者らの緊急避難所の設置を進めており、将来的には介護事業所への転換を目指している。

 牧口一二代表理事(73)は「障害者がどうなっているのかいまだに分かっていないところがいっぱいある。被災地の『助けて』という声に全力を尽くしたい」と話している。


プロジェクト内容を説明する牧口代表理事(左)や労金職員ら

大阪日日新聞

内部障害者の助けに 県がバッジなどデザイン募集 

2011年05月19日 00時57分38秒 | 障害者の自立
 兵庫県は、外見からは分かりにくい心臓や呼吸器などに障害のある「内部障害者」が優先座席などをスムーズに利用できるよう、障害者に配るバッジやキーホルダーの製作を決め、そのデザインを募集している。


 内部障害者らは外見で障害が分かりにくく、電車やバスに優先座席があっても譲ってもらえないケースがあった。このため、身に付けて周囲に認識してもらえる統一の「譲りあい感謝マーク」をつくることにした。

 直径約2・5センチのピンバッジや同約5センチのキーホルダーに使える3色以内のデザインで、「ひょうご」の文字を入れる。未発表の作品に限り、A4用紙または電子データで提出してもらう。学識者らでつくる選考委員会で審査して決める。

 6月20日締め切り。問い合わせや提出先は県身体障害者福祉協会TEL078・242・4620

神戸新聞

東日本大震災:神戸のNPO法人「よろず相談室」 被災高齢者らに寄り添い /宮城

2011年05月19日 00時55分27秒 | 障害者の自立
 東日本大震災の発生から2カ月が過ぎた。被災地では依然として国内外のボランティアが家屋清掃や避難所への物資支給などを続け、被災者の生活再建を後押ししている。被災地のニーズが緊急支援から復旧・復興に移りつつある中、神戸市のNPO法人「よろず相談室」も被災地入り。阪神大震災(95年1月)発生直後から被災高齢者、障害者らに寄り添い続けるグループだ。メンバーに同行し、必要な支援や行政施策について考えた。

 ◇「阪神」を教訓に提案も 仮設住宅に集会所、風呂屋…

 理事長の牧秀一さん(61)やメンバーの喜多香奈子さん(22)、梶田洋美さん(52)らは13日から3日間、津波で壊滅的な被害を受けた南三陸町と石巻市の避難所や仮設住宅などを訪問。4月半ばにも訪れた地区で、主にその時出会った人たちの消息を尋ねた。

 「ほんとに来てくれたんやね」。石巻市湊の牧山社務所で、佐藤寛子さん(78)は梶田さんと手を取り合った。米穀店兼自宅は津波で「く」の字に折れ曲がった。佐藤さんは避難所で夫健治さん(81)、長男晃徳さん(54)と暮らす。

 「高台に避難したけど雪が降って寒ぐて。車2、300台が波にのまれて。近所の人の中には夫や妻が流されて泣ぐに泣がれねえ」。梶田さんは佐藤さん夫妻の言葉にじっと耳を傾けた。「こごの人たちと、一緒に仮設住宅さ入れたらいいがなって思ってんだ」

 社務所は高台にある。100畳の部屋には震災直後、153人が避難。その後、親類宅や温泉施設に2次避難する人が続いた。今では23人が生活。女性たちが救援物資で作った料理が朝晩、振る舞われる。この日は、野菜がたっぷり入った豚汁。小中学校が避難所のため子供たちは朝6時半に起床し、山を越えた学校に向かうためバスに乗る。

 佐藤さん宅のある同市湊町3では2階部分が残った店舗や家々に港町の活気がしのばれる。震災直後、向かいの建築設計業、平塚祐記さん(58)は、家族4人と佐藤さん夫妻ら約200人と貯水池脇に避難。一瞬通じた携帯電話で北海道の息子にメールを送った。やがて車が仙台市から駆けつけ、お年寄りら23人を病院に搬送した。

 「『生きてたー。みんな元気』が最初のあいさつ。誰もが家族や友人、知人を亡ぐした」「浸水域に建築制限をかけるというが、早く再建したいという人も多い」。1週間前、1階の壁が損壊した自宅に戻った平塚さんの言葉に、牧さんの表情が曇った。「海辺の仮設住宅は地元優先枠も設けられたが、市街地では建設工事もこれから。みんなまとまって入ればいいんだけど」

 訪問活動後の話し合いで「被災体験や悩みを吐き出すことで整理されることもあるんだなと感じた」と喜多さん。牧さんは「4月よりしんどい。阪神大震災の時以上に展望が見えない」と述べた。

 「阪神」では避難所から仮設、復興公営住宅へと単線型復興が進められた。その結果、近所付き合いを分断されたお年寄りや、家族・住まい・仕事などを奪われた中高年男性がアルコール依存症に陥り、孤独死するケースが相次いだ。市街地には都市計画の網がかけられ、郊外の仮設住宅などから戻った人は半数に満たない。高層マンションが建ち並ぶ街では小売店舗や地場産業が立ち行かない。

 同じ過ちを繰り返さないよう牧さんは4点を提案した。(1)生きがいを無くした人に長く寄り添う人を(2)郊外の仮設住宅の人に古里の海と人に常に触れられる「古里バス」を(3)仮設住宅内に集会所やお風呂屋さんなどを(4)古里を離れた人に定期的に新聞を送り続ける。

 「阪神」では16年を経ても復興住宅で「死にたい」とつぶやくお年寄りや、建物などの下敷きになって後遺症に苦しむ震災障害者らがいる。彼らに寄り添い、「東日本」の被災者の行く末に思いを巡らせるメンバー。被災者との別れ際、牧さんは必ず付け加えた。「また来ます。1回来て終わりじゃないから」。出会った人たちと文通し「今、何が必要か」を考え続ける。

毎日新聞 2011年5月18日 地方版

障害者が働く「グリーンパーク」 開店3周年で新メニュー 北広島

2011年05月19日 00時42分51秒 | 障害者の自立
 【北広島】知的障害者らが働く市内中央2のレストラン「グリーンパーク」が開店3周年を機に、道産豚肉を使った「ショウガ焼き定食」などをメニューに追加した。会社員や女性グループなど幅広い客層が訪れており、地域に親しまれるレストランを目指している。(貝沢貴子)

 同店は市内の社会福祉法人「北ひろしま福祉会就労センタージョブ」が運営。2008年5月20日にオープンした。一般企業での就労を目標に障害者が常時2、3人働き、接客などを学んでいる。

 料理に使う米や野菜は道産を使用。ハンバーグやパスタが人気で、約40種類のメニューをそろえる。

 開店当初は集客に苦労したが、現在は固定客が20~30%を占め、町内会の会合なども開かれている。同センターの岩木慎吾所長は「地元の方々に育てていただいている。スタッフも声を掛けられ、張り合いを感じている」と語る。これまでに同店で働く障害者数人が、一般企業への就職を果たした。

 同店は16日から「ショウガ焼き定食」(700円)と「サバのみそ煮定食」(600円)をメニューに追加。ショウガ焼き定食は、バラ肉とロース肉のどちらかを選ぶ。記念フェアとして6月4日まで、食事をした人にソフトドリンク1杯をサービスする。

 営業時間は午前11時30分~午後3時30分。日曜定休。問い合わせは同店(電)090・2814・8401へ。

北海道新聞