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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者栽培 デコポン原料

2011年01月23日 01時31分20秒 | 障害者の自立
ジュース「ロゴ」学生発表

 国際デザイン・アート専門学校(松山市二番町)の学生たちが、知的障害者の支援施設で栽培されるデコポンを使ったジュースのラベルや商品ロゴのデザインを依頼され、21日、同施設関係者に対する発表会を行った。
 施設は東温市田窪の「しげのぶ清愛園」。昨年3月から利用者が栽培したデコポンを原料に、ジュースを生産、販売している。ラベルやロゴが職員の手作りであか抜けず、同夏頃、「デザインの知識と若い感性を持った学生に頼りたい」と依頼していた。
 同校グラフィックデザイン科の1年生8人が、ジュースを試飲したり、生産者の声を聞いたりしながら、商品名を「清愛園のまるごとデコしぼり」と新しく名付けた上、各自でデザイン案を練ってきた。この日は、大きなデコポンの写真に水滴を描き、真ん中に商品名を入れたものや、陽光の恵みをイメージして、太陽のイラストを描いたものなど10案が示された。
 同園職員の目戸孝志さん(36)も「デザインはどれも甲乙付けがたい」と若者ならではのアイデアに感心していた。今月中に同園で1案を選び、3月末から1リットル入り700円(税込み)で松山市内などのスーパーで販売する予定。
(2011年1月22日 読売新聞)

知的障害者施設  入所待機が急増

2011年01月23日 01時29分17秒 | 障害者の自立
グループホーム対処困難で

 家族高齢化など背景  知的障害者施設への入所を希望する県内の待機者が1日現在、878人に達し、調査開始から6年間で5倍以上に膨れ上がっていることが、入所調整などを担う県総合リハビリテーションセンター(上尾市)の調査で分かった。国はグループホーム整備を重視し、施設の定員削減を求めているが、県はこれまでの削減方針を凍結し、国に支援を要望。本人や家族の高齢化に加え、グループホームでは対処が難しい強度行動障害の増加も背景にあるといい、同センターは「現行の定員枠では限界」と訴えている。
 入所対象となるのは、原則18歳以上で、6段階に区分された障害の重さが「4」以上、50歳以上で「3」以上と認定された人。このうち希望しても入所できない人は、2004年度(04年5月1日現在)に165人いたが、6年連続で増加。今年度は825人となり、今年1月までにさらに53人増えたという。
 厚生労働省は06年から、グループホームなどの整備推進、地域での自立支援を打ち出し、各自治体に対し、入所定員を11年度末までに、05年度の7%以上削減するよう求める一方、原則、総定員を増やす新施設には補助金を出さない方針。
 しかし、グループホームなどでは受け入れが難しい自傷行為、パニックを起こす強度行動障害による入所要請が増加。市町村などを通して入所要望を取りまとめている同センターによると、「自宅のガラスを割り、家族にかみついた」「暴力を振るい、家族が体調不良になった。家庭崩壊の危機」といった声が目立つという。
 同センターの担当者は「軽度障害者の自立支援は進んでいるが、受け皿が少ない重度障害者を取り巻く環境は切迫している」と指摘。重度障害者の入所期間は30~40年に及び、施設によっては年1~2人の空きが出る程度という。
 子どもの将来を心配した高齢の親や、親類が病気になったため支援を求める人ら、高齢化や核家族化の進行も待機人数の増加の背景という。センターは来月から、緊急度の高い希望者を優先的に入所させる新たな方法を独自に導入するが、「現場の努力には限界がある」と訴えている。
 国の方針に対し、県内で知的障害者を受け入れている64施設の定員は計3999人で5年前と比べむしろ15人増えた。県障害者自立支援課は今年度、これまでの削減方針を凍結。昨年11月、同省に対し、施設新設に対する補助などを求める要望書を提出した。同省障害福祉課は「待機者数の全国的なデータはない。今後の協議で実態把握にも努めたい」としている。
 新潟医療福祉大副学長の丸田秋男教授(地域福祉政策)は「都市部などでは家族事情や生活様式の変化で、入所施設の必要性が改めて見えてきた。福祉サービスは一定的に進めるのではなく、ニーズを見極める時期にある」と話している。
(2011年1月22日 読売新聞)

豊浦の八木さん、障害者書道全国コンテストで銀に輝く

2011年01月23日 01時24分05秒 | 障害者の自立
 豊浦町高岡の八木文子さん(85)が、「障害者による書道・写真全国コンテスト」(全国障害者総合福祉センター主催)で、書道の部・銀賞に輝いた。

 書道、写真の部に全国から954点が寄せられ、八木さんは松尾芭蕉の代表的な一句「五月雨を/あつめてはやし/最上川」を、しなやかな筆遣いの散らし書きでしたため、初出品で見事入賞した。

 30年ほど前から通信講座で書道をはじめ、無段位ながら「教授」の資格を取得。10年前に内臓を患ったが、今も自宅で課題にコツコツ取り組み、日々腕を磨いている。

 テキストの中から「書きやすく、好きな句だった」という見本を選び応募。「入賞するとは思っていなかったので、不思議で仕方ない」と戸惑いながら「銀賞が取れたら、次は金賞が欲しくなりますね」とほほ笑み、受賞を励みにしていた。

室蘭民報

共生社会目指して、障害への理解を深めるワークショップ/相模原

2011年01月23日 01時20分53秒 | 障害者の自立
 障害のあるなしにかかわらず、互いを尊重して共生する社会を目指し、障害への理解を深めるワークショップが22日、相模原市立宮上小学校(同市緑区橋本)で開かれた。地域の小学生や障害児・者約80人が参加。障害児教育を学ぶ明星大学の学生も協力した。

 子どもたちは、ジェスチャーや、ハート形の風船を使った遊びなどに挑戦。体全体を使って、動物の動きなどを表現したり、風船を宙に飛ばしたりして、笑顔を見せていた。

 学生たちは、多くの子に積極的に話しかけるなどして、さまざまな子が楽しめる雰囲気作りに一役買っていた。

 同小1年の男子児童と参加した母親は、わが子の様子を「最初は緊張したみたいだけど、すぐにほかの友達と打ち解けて楽しそうだった」と振り返り、「小さいころから、いろいろな友達と仲良くしてほしい」と期待していた。

 明星大4年の男子学生は「子どもたちの創造力を刺激するように心がけた。今日はみんな夢中になって遊んでくれてよかった」と話していた。

 ワークショップは、財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金の主催で、昨年9月から、全国8会場で開催している。

カナロコ(神奈川新聞)

視覚障害者ヘルパー:研修でスキルアップ 大学教授らが講師--岡山・北区 /岡山

2011年01月23日 00時58分55秒 | 障害者の自立
 ◇29日

 視覚障害者当事者が自立できるサービス提供を目指すNPO「岡山県視覚障害者自立支援センター」(奥村俊通理事長)が今月、視覚障害者の移動を手助けするガイドヘルパーのスキルアップを目的にした研修を始める。
 視覚障害者の移動を補助するガイドヘルパーは人によって接し方がバラバラで、当事者から「ヘルパーによって異なりすぎる。もっと統一性を持ってほしい」との声があった。井上孝江副理事長は「例えば階段。慣れたヘルパーさんは『右に手すりがあります。8段下りたら踊り場、そのあと5段下ります』と伝える。でも人によっては『今から階段です』だけ。これでは不安です」と話す。
 ガイドヘルパー講習を既に受講し現在もヘルパーとして活動している人を対象に、当事者目線から研修する。講師は視覚障害者のリハビリについて研究している川崎医療福祉大、菊入昭教授ら。
 研修は北区奉還町の「奉還町りぶら」で29日午前10時~午後5時。参加費は2000円。問い合わせは同センター岡山事務所(086・250・8278)。

毎日新聞 2011年1月22日 地方版